第139話 2023春クールアニメの感想(7)

●【ヴィンランド・サガ2】


 19話を視聴。


 クヌートVSケティル農場の戦いの火蓋が切って落とされます。

 この時代は、数百人単位での戦いであることを思い出しました。


 ケティル農場の用心棒の『蛇』は覚悟を決めます。

 彼の眼差しは強くも、どこか虚無を感じさせます。

 

 農場側に集まった素人の即席兵は、ただの壁。

 壁が崩れ落ちる隙に、クヌートに一撃を与える作戦です。


 キリスト教の慈愛を信じていたクヌートの変わりようが酷い……。

 情もクソもありません。


 戦闘の最中、トルフィンたちは、瀕死のアルネイズさんを馬車で避難させます。

 アルネイズさんは、夢の中で夫と二人の子どもたちと馬車に乗っています。

 夫は元の優しさを取り戻し、親子の穏やかな時間が流れ――


 悲しいです……。


 

●【蒼穹のファフナー EXODUS (再)】


 20話を見忘れた……。

 母のお気に入りの中国ドラマを編集していて、気付いたら終わっていました苦っ。


 母よ、頼むから編集を覚えてくれ……。

 

 

●【天国大魔境】


 7話を録画してザッと見。

 ここで、ようやくイマイチな理由に気付きました。


 この作品、メインキャラは二人。

 女性の体に脳移植された少年と、人喰いヒルコを倒せる能力持ちの少年です。


 漫画では気付かなかったのですが、アニメになるとキャラが足りない。

 三人目の『驚き役』と云うか、解説役、突っ込み役です。

 視聴者視点のキャラが不在なのです。

 主人公たちの行動に突っ込めるキャラが居るだけで、だいぶ違うと思うのですが。


「二人とも何やってんだ?」

「何だってえ!?」

「そういうことかよ!」


 ……こういう風に反応できるキャラが欲しかったと思います。

 この『驚き役』も主人公二人が兼任してるので、観ていて疎外感があるんです。

 

『Dr.STONE』なんて、ほぼ全員が交代で『驚き役』『突っ込み役』をやってくれています。


『北斗の拳』におけるバットとリンの有り難さが、今になって身に染みました。

 子供向けに配置したキャラだと思いますが、二人が居なきゃケンシロウたちが黙々と戦って旅してるだけになっちゃいますから。


 ケンシロウとレイが二人で焚火を挟んで向かい合ってる、なんてシュールすぎる。



●【水星の魔女】


 まだ間に合う!『総集編』を視聴。

 

 期待してなかったけど、面白かったです!

 テンポが良いし、勢力図や各人の思惑などが非常に分かりやすかった。


 スレッタママは、さすがの貫禄でした(*‘∀‘)ちょい萌え。

 次回も楽しみです。



 そして……『モーニング』連載のフィギュアスケート漫画『メダリスト』アニメ化が来ました!

 一度しか読んでないけど、主人公の女の子が可愛かった。

 期待したいところですが、テンポが心配です。

 滑ってる最中のモノローグ多めなので、間延びしなければ良いのですが。


 で、『宝石の国 第二期』と『ヒストリエ』は?

 

 淡く期待しつつ、次回に続きます!

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