第120話 2023冬クールアニメの感想(10)


【ヴィンランド・サガ2】


 十話を視聴。

 ひとつの森を開墾したトルフィンとエイナル君。

 トルフィンのポニテが伸びた?

 前話から三年が経過しているらしい。

 

 エイナル君は、旦那様の奴隷のアルネイズさんに惚れている。

 自由を金で買っても、彼女とは結ばれない。

 しかし旦那様からは、自由身分を約束される。


 が、ここで旧約聖書の一節が表示される。

 音楽も風雲急を告げて波乱の雰囲気。


 Bバート開始後の市場の様子。

 右端にチラッと映ったワンコに癒される私。


 クヌートの回想シーン。

 アシュラッドの陰謀で殺害されたお守り役のラグナル再登場。

 クヌートへの忠誠と愛に満ちた彼にも癒される。


 クヌートと兄のデンマーク王ハラルドは病に倒れる。

 見舞いに訪れたクヌートに、父の亡霊が語る。

 兄に毒を盛ったのはお前だ、と。


 闇落ちして修羅の道を進むクヌートが心を割って話せるのは、自分が殺した父王の亡霊のみ。

 生き延びるためには、闇落ちするしか無かったのだろうが……。

 

 窓の外を見るクヌート。

 かつてその庭に居たラグナルは、もう居ない。

 彼と遊んでいた自分も。

 これが、『戦乱の世の王』になると云うことだ。


 ラグナル殺害を知った時、幼年期のクヌートも死んだのだ。

 


【蒼穹のファフナー EXODUS (再)】


 十話を視聴。

 インドへの派遣部隊は、敵の襲撃から生き残った二万人の市民を連れて避難することに。

 ファフナーの残存器の数から、無理ゲーと知りつつも実行せざるを得ない。

 

 一方、テントで手当てを受けるアイちゃん。

 毛布の下は全裸か?

 平静でいられる仲間の男どもはストイックすぎる。

 

 絵が少し不安定っぽい。

 繋ぎの回なので、こんなものか?

 ラストのナレ「何もかも犠牲にする旅が始まった」。

 鬱鬱鬱。

 

 

【ツルネ ―つながりの一射―】


 十話を視聴。

 合宿恒例の風呂シーン。

 主人公と二階堂君だけなので、静かな雰囲気で健全。

 『視聴者に媚びる感』が無い。

 去年放送された某サッカーアニメのプールシーンとは真逆だ。


 二階堂君の叔父さんが倒れ、病院に急行する。

 向かう途中の車内で、叔父さんの過去を告白。

 そして二階堂君のわだかまりも、何となく解消。

 ドロドロが長引かないのは良い。


 合宿最終日、風舞高校の妹尾さんに告った辻峰高校の太田黒くん。

 あえなく散る。合掌。



 ついでに視聴した女子柔道アニメ『もういっぽん!』について。

 調べたら、原作ありだった。

 吹奏部女子が柔道女子になった感じ。

 正統派とアイドル路線の両立ですね。


 主人公の高校のメガネちゃんが、まどマギのほむらに似てる。

 等身が低いキャラのせいか、最初は中学生かと思ったが高校生だった。


 ここで気付いたが、『ツルネ』キャラは等身が高い。

 その方が、弓の射形をより美しく見せられると思う。

 内容に則したキャラデザは大切だ。


 

【ストーンオーシャン】

 

 神父のCムーンのスタンド能力で、体の表裏が反転する徐倫たち。

 ストーンフリーの糸で縫えば良い、って……縫っても痛いよ、絶対。

 

 エンポリオが徐倫の髪の毛一本一本が裏返るのを見て絶叫。

 視力が良すぎるだろ、お前!

 物を拡大して見られるスタンド能力の持ち主か?


 最後の承太郎のメールが、全てを持って行った。

 やっぱカッコイイ。

 


【TRIGUN STAMPEDE】


 未来都市の看板文字は漢字。

 これを定義づけた『ブレードランナー』は罪深い。

 

 話はつまり……砂漠に適応できるよう、人間を魔改造していた。 

 悪の組織は、円柱水槽の中で特殊能力を持つ子供を造ってる。

 内容、これで合ってます?


 ベレー帽女子の上司か何かの男性が死亡。

 やっぱり血の色が赤だった。

 当たり前のことなのに、茶色い血に慣らされていた自分にビックリする。

 そもそも、血の色を黒っぽくして誤魔化した切っ掛けは何だろうか?

 


【水星の魔女】


 録画した八、九話を飛ばして、配信で十話を視聴。

 十話を録画し忘れたのです。

 

 ミオリネの温室の手入れを頼まれるスレッタ。

 トマトが美味しそう、スレッタ可愛い。

 絵が高安定しているので、安心して観られます。

 

 ガンド技術を医療に応用しようと頑張る学生たちが良い。

 この子たちも高校生なのか。


 ミオリネと父親の関係も良い。

 距離を保ちつつも、父親の不器用な愛情が伺える。

 親と子の関係は、この作品の肝のような気がする。


 エラン何人目だっけ?

 グエルが大変な状況に。

 次回は、録画を忘れないぞ!

  


【マルコ・ポーロの冒険】


 朝にBSを点けたら、ハイビジョン特集で始まったので慌てて録画。

 観たのは初めてだったけど、存在は知ってた。

 フィルムの殆どが失われていたけど、発掘されたらしい。

 『プリンプリン物語』と云い、公共放送はこういうのが多いな。

 

 発掘したエピソードを、数回に分けて放送する模様。

 けれど初回は、HDD残量が足りず、途中で切れる。

 深夜の再放送で録画し直し、と思ったが『さらばネフドの星よ』と云うタイトル回の内容を検索して録画を止めた。

 動物が悲しい目に合う話は苦手なのです。

 とりあえず、視聴した第一話の感想。


 マルコ・ポーロの『東方見聞録』原作の実写とアニメのコラボ。

 マルコの父と叔父がベネツィアに帰還したシーンは、実写のヴェネツィアの祭りの様子が挿入される。

 帰還した父親たちを迎えるようなアングルの群衆は、上手い演出だ。

 アニメシーンとの違和感が無い。

 

 母親が亡くなり、自分を放置していた父親に反発するマルコ少年十五歳。

 十五歳と云えば、シェイクスピアのロミオと同い年か?

 宴席でフビライの通行手形をブン投げ、豪快に父親に投げられるマルコ。

 日本的スパルタ親父と半グレ息子の図は、今観ると笑える。

 

 このアニメは、旅を通した少年の成長物語なんでしょう。

 旅は、少年の美しい通過儀礼だ。


 フビライの娘のコカチン姫のエピソードも放送するのか?

 画像検索したら、姫がエキゾチックな美女だった。

 観たいぞ!



 おまけ。

 ドクターストーンは、四月から二クール分割放送らしい。

 楽しみだ~!


 今回はこの辺で。

 次回に続きます。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る