第110話 2023冬クールアニメの感想(6)

・ヴィンランド・サガ2


 戦乱の地を行くクヌート王子。

 イングランドは分裂状態にあり、兵士は略奪に明け暮れる。

 血生臭い計略の末、クヌートはイングランド王位を手にする。


 ヘタレ王子だったクヌートが闇落ち覚醒。

 どうして、こうなった。

 アシュラッドが、王子の側近を暗殺したせいだよな。

 Aパート最後のクヌートの不敵な表情が良かったぞ。


 まあ、イギリスで『アーサー王伝説』が生き残り続けたのが分かる。

 民衆は、強く正しき理想の王を求めたのでしょう。

 ただし、その一端を担ったのがフランス。

 ランスロットを登場させて、王妃との不倫物語を作り上げ、それがアーサーの悲劇的な最期を高めた訳で。


 イギリスとフランスが分かり合うのが難しいのは、歴史が証明している。

 

 

・蒼穹のファフナー EXODUS (再)

 

 六話『祝福の時』を視聴。

 竜宮島のミールの人型コアが覚醒。

 ほぼ全裸幼女で、要所要所を機械パーツで隠しているマニアックさ。

 まあ、嫌いではない。

 

 一方で、島と敵対する人類軍トップのバア様が『交戦規程α』を発令。

 驚く側近。

 ヤバイ命令であることは確実だ。


 コア幼女の指示で、島を発つことにした一騎と総司。

「お前が行くなら、俺も行く」

 熱い友情ここにあり。

 かくして、封印されていたファフナーのニヒト機とザイン機に搭乗する二人。

 一騎を想うカノンの制止を振り切る。

 女にとっては、残酷な優しさだぞ。


 インドに着いた島の派遣部隊も、ホテルで敵に襲撃される。

 鬱展開の始まりだよ!


 私のお気に入りのウォルター・ハーゲスト中尉が再登場。

 演者が置鮎氏なので、初登場時からモブでないことは確定していたけど。



・ツルネ ―つながりの一射―


 六話の『姫反り成る』を視聴。

「ギャフンと言わせてやる」の主人公の台詞がまた登場。

 そんなに、この言い回しに拘りがあるのか。

 主人公に見返された顧問が本当に「ギャフン」と言ってくれるんだろうな?


 今回は、女子部員にスポットが当たった回。

 女子三人ともタイプが違って可愛いな。

 長身ショートカットの妹尾さんが好み。


 彼女たちの試合を見て、ようやく自分に取っての『弓道』を思い出す主人公。

 王道展開も、丁寧・爽やかに描かれています。



・ストーンオーシャン

 

 カタツムリ回。

 やはり、ヘビーウェザーのカタツムリにするスタンド能力が分からん。


 でも、原作ほどグロく感じなかったのは何故だろう?

 色が付いて、ポップな雰囲気だったからか?

 徐倫の胸が原作通りに貝殻ブラ状態になってたけど、エロくないのは御愛嬌。


「記憶を思い出した」と云う台詞が気になったけど、原作通りだっけ?



・TRIGUN STAMPEDE


 六話を視聴。

 前回同様にムナクソ風味。

 主人公の相棒のニコラスの凄絶な過去が描かれる。

 救いようの無い話で鬱。

 過去シーンの絵本風絵柄と、無声映画風台詞テロップ演出は好みだけど。


 CG駆使で格闘もグリグリ動く。

 前にベレー帽少女の頬ラインが硬いと書いたけど、ニコラスの顔ラインも硬いな。

 オールCGの『シドニアの騎士』では余り気にならなかったのは、絵柄のせいか?

 小林艦長のポニテのリボンラインがカクってたのは気になったけど。


 最終回は、敵ボスを倒してスッキリさせてくれるんだろうな?



・水星の魔女


 BS11で六話を視聴。


 ……ガンダムでは珍しくない替え玉オチだが、鬱鬱鬱。

 前回、映画「バイオハザードⅡ」のサイコロビームについて書いたが。似たような通路っぽい場所で替え玉が始末されると云う……

 本物?の性格が悪いだけに、怒りも募る。

 てめえらの血は何色だー!!


 期待を裏切らない?鬼畜作品だな!胸糞



 と云う訳で、今回はここまで。

 次回に続きます。

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