春はあけぼの、夏は夜

第84話 ベスト８の壁は厚かった

　深夜、W杯の日本代表戦を観ましたが……PK負け。

　無念ですが、選手たちの健闘は讃えたいです。

　でも、ワイドショーは冷たいな…。

　前日までは選手の特集とかテンコ盛りだったのに、もう忘れ去られた感じ。

　いつも通り、事件や事故のニュースがトップに来ています。

　いや、これが普通なんですが……やはり寂しい。

　と観ていたら、『ダイの大冒険』の二番目の主題歌と共に特集が！

　この曲を選んだスタッフは、『ダイの大冒険』の漫画を見た世代かな？

　次までの四年は長いですが、期待しましょう。

　さて、『今年の流行語大賞』。

　母が暇つぶしに観てハマった野球に付き合ってなきゃ、私も『村神様』が何か分からんかった。

　誰が聞いて知っている『キーウ』で良いと思ったんですけどね。

　聞けば、「この年に戦争が起きたんだ」と思い出せるし。

　去年の流行語大賞も忘れたし、もう意味が無い賞なので止めてもオッケーかと。

　続いているのは、何かしら得をする方々がいるからなのでしょう。

　ベストフ●ーザー賞とか、ジー●ストとか、あれもタレントの宣伝だし。

　映画の宣伝部長とやらに、お笑いタレントが出て来るのも同じ。

　この手の賞で続いて欲しいのはハリウッドの『ゴールデン・ラズベリー賞』ぐらいかも。

　やはり、あちらはユーモアのセンスが違う！

　授賞式に訪れる役者さんたちもスゴイです。

　ただ、日本映画のア●デミー賞は恥ずかしいので、即刻やめて頂きたい。

　昔、外国作品賞にノミネートされた外国の監督が数名座っているのを観て、いたたまれない気持ちになりました。

　あれを貰って嬉しい海外の監督がいるのか？

　経歴に拍が付くのか？

　はなはだ疑問です。

　サッカーに始まって、映画の話で終わる。

　いつも通り、途中で話題がズレるエッセイでした。