第74話 バラエティ番組の効果音とワイプ

 バラエティ番組には、様々な効果音が付いています。

 その中でイラッとする効果音一覧。


 ・犬や猫の足音「パコパコ」。最近は減ったかも知れない。

 ・食べる時の「ぱくっ」。

 ・驚きを演出する若い女性たちの「えーー!?」

 ・納得の「あぁ~」。これも若い女性声。

 ・言うまでもない賛同の笑い声。


 特に下三つは、若い女性の声ばかり。

 賛同の笑い声なんてのは、面白くない話に限って付けて来る。

 タレントに気を使ってるんだろうけど、何だかなー。


 

 ついでに番組で、タレントの顔を小窓で映す『ワイプ』と言うやつ。

 アレが大嫌いです。

 目を見開き、口を楕円形にあけたタレントの驚き顔を見るたびにウンザリ。


「そういう顔をして下さい」と指示されてるのか、「こういう顔が求められてる」と思ってやっているのか知らないけれど、邪魔。


 

 ワイプは歌番組にまで入ることがあり、本当にイヤだ。

 司会やゲストの悦に入った顔なんて見たくない!

 アーティストのパフォーマンスが観たいんだ!

 視聴率の関係だろうけど、フルで聴きたい。

 

 ある作詞家が、自分の作詞曲を歌うアーティストを観て「しまった!」と思った話を聞いたことがあります。

 歌はワンハーフ。

 つまりワンコーラスにサビをくっ付けた長さ。

 歌詞の世界観を伝えるにはワンハーフでは足りなかったのでしょう。


 私も、曲はフルで聴きたい派。

 作詞家の方も、詩が短縮されることを前提で書かなきゃならないのは大変かと思います。


 文章書きの端くれとしても、重い話だと思いました

 文章が意に反する形で校正されたら、悲しいですから。

 こうして『カクヨム』で自由に書いているのは、幸せなことなのかも。

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