第73話 土曜日アニメの感想(5)

・ストー●オーシャン

 

 今回も絵は割と良し。

 やられたジジイの脚がスプリングになるのは微グロ。

 私は、こういう肉体の変形が苦手らしい。

 しかし、やはり戦闘中に腕が吹っ飛んだ理由が分からん。

 ひょっとして、アナスイの能力なのか?

 私の理解力が足りないのか?


 そして! ジジイの脚の変形で思い出した!

 高校の図書室に『みっともない人体』なる本があったことを。

 その中の、中国の風習だった『纏足てんそく』の写真に目を奪われた。

 グロなのだが、なぜか目が離せない。

 恐いもの見たさ、禁断の味に惹き付けられると言うやつだろう。

 見るなと言われて見てしまうのは、「鶴の恩返し」でもお馴染みだけど。

 



・後宮●烏

 

 お付きの宮女が憑依され、怒った主人公ヒロイン覚醒。

 髪が解けて逆立つ。

 風が吹き荒れ、全く同じポーズで風を避けようとする帝と側近の宦官。

 帝と側近の一心同体ぶりに白目。

 ついに白髪幽霊青年が出現。彼が異変の元凶らしい。

 解けた髪を結おうとする主人公ヒロイン

 

 髪を結い上げ、かんざしも差して、幽霊青年・帝・宦官を引き連れて歩きます。

 え? 自分で結ったの? あの結髪を?

 日本人でも、江戸時代の結髪を自分でやるのは無理でしょうに。

 

 そけにしても主人公ヒロインに連なって歩く帝。

 威厳も何も無いぞ。

 

 帝の寝所のある離宮?の見張りの兵士は二人だけ。

 やっぱ王宮には三十人程度しか居ないのか。

 と思ったら、王宮の広間?に五十人ぐらい座ってた。

 それでも、我が街の市役所職員より少なさそうだ。

 

 帝は律令の見直しで忙しいそうだが、やはり主人公ヒロインの離宮にやって来る。

 帝「そなたの友になりたい」――おっと、殺し文句じゃのう。

 でも、盛り上がりに欠けたまま幽霊騒ぎは終わった。

 こじんまりした物語だな……。

 

 中華ファンタジードラマでは『画皮』が面白かった。

 妖怪退治の剣を持つ青年と、術師の女の子の凸凹コンビが微笑ましかった。

 そっか、剣(武器)を使う奴が居ないから地味なのか。

 武器を振り回す奴が居るだけで、絵的に映える。

 主人公ヒロインの傍に立ってるだけの帝や宦官より、剣士を置くべきだったかも。




・ベル●ルク


 ドレスを纏ったキャスカの可愛さに尽きる!

 かわいい・カワイイ・可愛い!

 ワンカットだけ、ファルネーゼお嬢さまとセルピコが出てたのか。

 良いファンサービスだ。

 でも、この時のファルネーゼお嬢さまって何歳なんだろう?

 騎士衣装だから、すでに聖鉄鎖騎士団に入っているようだ。

 団長就任前後の挨拶周りだろうか?

 彼女も、原作のドレス姿が可愛かった。

 母親との関係も、何か良い。

 父親も、肝の座った部分は良い。

 ガッツも一目置いてたし。


 しかし、この映画再編集版。

 ジュドーの声が何か違う。

 今回のガッツとの食堂?での会話シーンとか、もっと飄々としたイメージだった。


 『蝕』のシーンのためのイケメン声キャスティングなのでしょうか?

 担当声優は言うまでもない方ですが、近年じゃ『平家物語』の義経役がベスト!

 物静かな美青年義経、出番は少なくても印象深い。

 あの義経なら、最期は泣けると思う。

 見たいけど、無理か……。


 

 最後は別のアニメの話になったけど、今回はこれにて終了です。

 が、おまけをひとつ。

 ドラマ『クロ●ギ』コラボの『あずき蒸しパン』を食べた。

 甘い! 甘すぎる!

 フワッとしたあずき風味かと思ったら、超甘い。

 紙底に練乳?っぽいものが敷いてあったけど、それを取り除いても甘い!

 

 小学生の頃に、あんこの塊が少し入ったあずき蒸しパンを食べた記憶がある。

 そちらは美味しかっただけに残念でした。

 


 

 

 

 

 

 

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