応援コメント

第31話  桜」への応援コメント

  •  私は今までの人生のほとんどを松戸市で過ごして来ましたが、産まれ処は浅草ですし、私を可愛がってくれたのは新潟の父母の実家の人たちだったんで、松戸をふるさととか地元とかなどとは全く思いません。

     東京江戸川区小岩の燃料店主、臼倉キヨシさんのところへ、母の妹であるナカが嫁入りし、二人で堅実に商売を続けていましたが、子供は出来なかったので、ナカもキヨシさんも私のことをとても可愛がってくれました。

     キヨシさんは生まれも育ちも東京の人だったので、ナカとフミの里である新潟山古志村の田舎風景を珍しがって、夏にはよく夫婦で帰省していました。

     私が面白いジョークやギャグを言うと、キヨシさんはとても喜んで、

    「お前は大したもんだ、やっぱり東京生まれだけのことはある!」

     と独特な褒め方をしてくれました。

     私には桜🌸の思い出は特にありませんが、竹之高地の不動様の境内にあった大きな杉の木を覚えています。

     お盆には境内で集落の人々や帰省して来た家族らが集まり、賑やかに盆踊りをするんですが、その時に山の上からムササビが飛んで来て、この杉の木に止まるんですよ。

     それを見るのが子供の私には面白かった。…野生のムササビなんて、他に見る機会も無いですからね。

     令和の現在は不動様は新しい道路建設のため場所を移され、新しい社になり、元の境内も杉の木も無くなってしまいました。

     …ムササビも、寂しいだろうなぁ。

    作者からの返信

    私の長兄夫婦には子供がいなかったので、子供達はすごく可愛がってもらいました。義妹も未婚ですので、自分の子供のように可愛がってくれました。
    こうして子供達は皆に大切にしてもらい、経済的にもゆとりある状況の時に子供時代が過ごせたので、本当にありがたかったな、と感謝しています。
    幼い子に愛情不足やお金の苦労をさせたくはないですからね。
    今でもずっと窮乏生活は続いていますけど、可愛がって貰ってた時代があったから、みな現状に不満なくいられるのかも知れません。

    源さんも王子さま時代がありましたから、とても良かったですね。
    私には桜の木が、源さんには杉の木が思い出の木になったのですね。

  • 我が家にも桜の大木がありました。米国から帰国した祖祖父が植えたものでした。祖母と同い年の桜の木は、私の物心がついた時には大木になっていました。全部で6本ありました。幼い頃には、登って、蝉を捕まえたり、秘密基地を作ったりしていました。しかし、私が米国へ帰ってくる前に、我が家のあった場所はダムの底に浸かってしまい(家は解体)、桜の木も切り倒されました。よそに花見に行くよりも我が家の前の桜の木で十分な桜見られました。

    作者からの返信

    自分ちの桜・・なんという贅沢なことでしょう。
    しかも6本もあるなんて、と羨ましいですね。
    登って遊び放題。秘密基地まであるんですから、そりゃぁもう子供達の憧れの的ですね。
    わんぱくさんの博士の子供時代を想像してちょっとクスリ、です。

    そんな思い出の地がダム建設の為に水没と聞くと、何だか申し訳ない気がします。
    私の家は高齢の義姉がまだ住んでいて、もうボロボロで気の毒な程ですが、こんなボロ家でも道路建設の為にと取り壊されたら切ないです。
    しかし、この先誰も住まないと分かっていますから、空き家で朽ち果てるよりはいいか、と思えますけど。

  • 桜、毎年綺麗ですよね。
    そういえば今年はちゃんと見なかったな。

  • 人生の節目節目に桜がある。良い事ばかりでは無かったでしょうが、それでも思い出や良い事に寄り添ってくれた桜。感慨深いです。
    日本人は桜が大好きですね。花見もしたくなりますから。夜桜も美しい。それに散り行く桜も華やかでいて、それでいて切なく感じてしまいます。
    過去を振り返ったローバさんの桜のエッセイ。ジンワリきました。

    作者からの返信

    75年の人生を振り返ってみると、その半分くらいは桜と特別な付き合いというか縁のようなものは感じないで過ごしていました。
    でも夫が家を建てた時、お向かいのお屋敷の桜に出会ってから、初めて桜を意識するようになったと思います。
    その桜が私に意識させてしまう程の見事さだったからなのでしょうか。
    それともこれからの人生が、この桜のように華やかなものになれるだろうという、勝手な想像から意識してしまったのでしょうか。

    上り調子の時には、満開の桜を見れば気持ちはとても晴れやかでした。
    でも不思議なことに、どん底に落ちて行くようになってしまった時でも、満開の桜を見ると元気を与えて貰えるような気がしました。

    桜の好きな人の多くが、幾つか思い出をたどると桜が出てくるなぁと言う位に、人生の思い出の日や記念の時に桜があるように思えます。

    新学期を迎えたり、新転地へ向かう日だったり。
    落ち込んでいた時に見た満開の桜に力づけてもらったりと、私だけではなく沢山の人に、桜に因んだエッセーがあることでしょう。

  •  良質な文学作品でした。


     物を語る語り手は人。
     物語を構成する文章は、人格に左右される様です。
     この作品を拝読させていただき、AIさんが、文豪を目指す道は、険しいと感じました。
     

     僕は、この作品が、とても素晴らしいと感じました。
     

    作者からの返信

    有りがたいコメントに胸がいっぱいで、暫く涙ぐんでしまいました。
    グッとくるものをおさえながら、隣の部屋にPCを持って行き、夫に見てもらいました。
    以前、全てを失い借り工場で再起をはかって頑張る夫にエールを送るつもりで、猫を主人公に童話を書いたことがあるのですが、今回は再起の叶わなかった夫の今日までの努力の思い出として、桜を題材にしてこれを書きました。

    そんな訳なので、ramiaさんに誉めて頂けたことが夫への拍手のように思えて、嬉し涙となってしまったようです。

    立派な文を書くAIには、遠く遠~く遠く(しつこいですね)及びませんが、心から湧いて来る感情を下手は下手なりに、一生懸命に書いてみたいと思います。
    のんびりとダラダラと書いていましたが、このコメントに元気を頂けて、もっと張り切って書いていきたいと思えました。

    いつも心に響く温かいコメントに胸をふるわせています。
    上手に感謝の気持ちが伝えられないのが残念でたまりません。
    本当にありがとうございました。

  •  日本の春は桜ですよねぇ。

     中国奥地や台湾など、日本と近いところでも桜だけ植えている所はありませんでした。お休みの日に探し歩いた事があるんですけど、日本とは違うんだなと強く感じました。

     大好きな人たちと集まって、一杯やりましょう!

    作者からの返信

    日本だけでなく、アメリカやカナダ、スエーデン、ドイツなど世界中に桜の名所があるそうですが、お花見で酒盛りして盛り上がるなんて聞きませんよね。
    中国や台湾の桜ってどんななのでしょう。
    桜は同じでも建物や周りの景色で特徴がでるんでしょうね。
    ヒラヒラ舞う花びらや花吹雪に、風情を感じるその感じ方まで、世界中の人がみな同じなんだろうか、とよく思いますが果たしてどうなんでしょうか。
    どんな感想かあるだろうかと、そこに凄く興味があります。
    Teturoさんが中国にいらした時にはどんな風に感じられましたか。


  • 編集済

    素敵な桜との縁を語るお話ありがとうございましたm(_ _)mローバさんのお話をきっかけに私も身近な桜の思い出が思い出されました。
    毎日何気なく過ぎてゆく日々ですが、こうして桜とともに思い出す時があることは良いですね。きっかけをありがとうございました(*^^*)

    作者からの返信

    カエデネコさんにも桜の思い出がおありだそうで。
    桜は何故か人々の心に何かしらの思い出となって残るのですね。
    今年ボクちゃんと桜見物はなさいましたか。
    自称お婆ちゃんは、花吹雪の中を一緒に歩いてみたいなぁ。
    ボクちゃんちが近所だったら、この公園で一緒に遊べるのにな。
    楽しく遊べるので、遠くからもお弁当持ってくる人たちで賑わっているんです。
    あ~近かったらな・・

  • 新潟市内では信濃川堤防に八重桜が植えてある並木もあり、今が見頃です

    作者からの返信

    八重桜が見ごろなのですか。
    信濃川沿いなら川との風景でステキでしょうね。
    私の地域の川沿いに桜並木があるのですが、川面に届かんばかりに枝を伸ばして、散ると花筏になってそれもステキです。
    先日テレビで何故桜が川に枝をグ~ンと延ばすのかと解説していました。
    初めて理由を知りなるほど~と思いました。
    晁衛さんは凄く物知りですから、私からの説明は不要ですね。
    信濃川、懐かしいです。

    編集済
  • ローバさんの人生と共に桜があったのですね。
    花は何も言わないけれど、慰めになったり、癒やしになったり、喜びになったり、
    寄り添ってくれるような気がします。
    私も、毎年忘れずに咲いてくれる庭の花を眺めるのを楽しみにしています。

    作者からの返信

    本当に花々は慰めになったり元気を与えてくれたりと、ありがたいものですね。
    寄り添ってくれる・・全くその通りだと思います。
    麻子さんはお父様の看病やら介護やらでとても大変だったでしょう時に、お庭の沢山の花々はきっと栄養剤以上の効果をもたらしてくれたことでしょう。

    うちには花を眺める楽しみを、全く知らない娘がおります。私が病気で苦しんだり亡くなったりした時になって、初めて花のすごさを思い知るかも知れません。
    (花ではなくお酒だよ、って言われかねませんが・・)
    ガーデニングを楽しめる季節になりましたね。
    麻子さんのお庭にはどんな花が咲くのでしょう。

  • ローバちゃん、おはようございます😊

    ローバちゃんの人生の悲喜こもごもにいつも桜の木があり、ローバちゃんの人生を応援してくれているように感じました。
    ローバちゃんが語られる文面からその時その時の場面が浮かび上がり、まるでスライドショーを観ているように流れて、ある素敵な家族の物語の映画を観ているようでした。
    人生は大なり小なり苦難があるものですが、そんな苦難もどんな環境にもローバちゃんの持ち前の明るさと懸命に生きる姿が感じられ、勇気をもらった気がします。
    今は、すぐ近くに壮大な素敵な公園があり毎年桜の満開の素敵な姿を見せてくれる最高の環境の中で過ごしていらっしゃるんですね。
    これからも桜は裏切ることなくローバちゃんの心を毎年、癒し続けてくれることでしょう。

    ローバちゃん、桜にちなんだ素敵なお話し、ありがとうございます✨✨

    作者からの返信

    のこちゃんご家族のお花見の様子に触発されて、私も折角2分ほどで行けるお花見に出かけましょうと思いました。ですが、思うばかりでまた今年も行かずじまいだったなぁ・・と。
    そう考えているうちに、そういえば私はず~っと桜と共に歩んできたような気がするなと思ったのです。

    のこちゃんの、スライドショーをみているようだという表現は、自分で読んでいても本当にぴったりだと思いました。
    こうやって人生を振り返ってみることが多くなったのは、やはり年のせいかも知れません。

    私のエッセーは自分で言うのも可笑しいですが、結構運が良くて幸せだったと自慢たらしいものから、急に今度は落ちぶれていって貧乏ったらしいものになった・・というものが殆どで、もういい加減にしなきゃぁいけないなって思っているところです。

    たまには洒落絡みの楽しい話題に、とも思うのですが、スライドショーにはなかなか出て来ません。
    自分では余り気が付かなかったけれど、それだけ山あり谷ありの人生になっていたのでしょう。

    私はいつものこちゃんのエッセーで、それこそのこちゃんの歩んでこられた人生のスライドショーを見せて頂いて、感心したり感激したり共感したりさせていただいているなぁと思っています。
    (スライドショーの沢山のシーンがあってこそののこちゃんに、皆は魅了されているのですね)

    こうしてのこちゃんへのコメントを書いているうちに、ごく近所の桜を友として、余生を楽しく暮らしていきたいという思いが強くなってきました。
    来年は絶対にのこちゃんにお花見の報告が出来るようにしたいと思います。

    今日も読んで下さって、嬉しいコメントも頂けて、本当にありがとうございました。

  • @88chama様

    ローバ様の半生を垣間見たようなエピソードでした。
    桜に縁のある人生……日本的で奥ゆかしい感じもいたします。
    毎年、花が咲いて初めて「ああ、この木は桜の木だったんだんだなぁ」と認識するくらいで、シーズンオフは何の木だったかさえ忘れています。
    しかし、お花見の時期だけは、圧倒的に長い忘却の月日を補って余りあるほどの注目を集めるのが桜の木なんですよね。
    そして、あっという間に散ってゆく。その散り際の潔さがまた風情がありますよね。葉桜も綺麗です。
    ローバ様は今年、咲き始めから満開、そして桜吹雪を満喫されたでしょうか。私事で恐縮ですが、自分が住む集合住宅の名称には頭に「桜」が付いています。その名にたがわず敷地の入り口からエントランスまでが桜並木になっていて、部屋に着く頃には髪や肩に花弁が落ちていることがあります。皿に水を張り、その花弁を浮かべて暫し眺め、泡沫の美を堪能するのが恒例となっております。
    ローバ様の桜観が、畏れ多くも自分の桜観とリンクしているようで嬉しい気がいたしました。
    35年、ですか。ローバ様には、その歳月は長かったでしょうか? それとも短かったでしょうか? 文面からは、淡々と、否むしろ嬉々として(?)全てをあるがまま受け入れ、しかし流されることなく、プラス思考で常に愉しみを見つけながら生きてこられた様子がうかがえます。
    住まいが変わり、環境が変わり、ご家族の顔ぶれが変わり、ご自身やご主人様のご体調が変わっても、巡り来た季節の桜を想う、その変わらない精神性に深く深く感銘を受けたブロ子でありました。
    来年も再来年も、ずっとずっと永く、
    ローバ様の元気な御姿が桜と共にありますように 🌸

    作者からの返信

    ブロ子さん、ご丁寧な、そしてとても温かいコメントを有難うございました。
    先日、調子に乗って「ありのままの?ローバ」の様子を紹介してしまって、後悔し続けておりました。
    折角ブロ子さんにローバがステキな人と想像していただいていましたのに。
    ファッションなどという言葉からはほど遠い「弊衣蓬髪のローバ」ですから、つい自分の姿を正直に報告してしまいました。
    その上、何よりも虫が嫌いだというブロ子さんに、ローバが大いなるゴキブリハンターだとも言ってしまいましたので、これはもう絶対に嫌われちゃったな、と心が沈んでしまっておりました。
    なのに、なのに、虫は嫌いでもローバのことは嫌いにならないでいて下さったのですね。
    AKB前田敦子じゃないよ!と怒られそうですが、とても嬉しくてたまりません。 感謝しております。

    ブロ子さん、私は貴女から頂いたコメントで、自分なりに勝手に貴女のことを想像しておりました。
    近所に住む可愛い女子学生さんが、優しくお婆ちゃんお婆ちゃんと言って親しく接してくれている・・そんな風景を思い描いておりました。
    コメントのやり取りで、可愛いくてたまらないブロ子さんとお喋りしてるような錯覚さえ起こしそうでありました。

    でも、何度かコメントを頂いているうちに、私の想像は修正しなければならないと思うようになりました。
    ブロ子さんは頭のいい、物事を深く考える人。他人の心にしっかり寄り添えて、確かなもの言いで相手の欲する言葉を上手に伝えられる人。
    あ~、何と表現したらよいものかと、じれったくてたまりませんが・・・
    早い話が(ちっとも早くねえぞ、とご隠居が・・)相手の心に響くコメントが出来る人で、これは単なる心優しき女子学生ではない、良識ある大人のブロ子さん、と修正せねば、となりました。

    今日頂いたコメントは、正しく修正されたブロ子さんからのものでした。
    朝早くに読ませて頂いてからずっと、心に沁みたその文面は心をうち、ローバを元気づけ、心の底から温か~い気持ちに満ち溢れさせてくれ・・
    上手く言えませんが、何だか良質な作品を読んだ後のような感覚になりました。

    仕事から帰ったばかりの娘に、カクヨムで知り合えた方の話をして攻めまくって(娘にはこの表現が当てはまると言われます)いるのですが、「はいはい、又のこちゃんですか~?」との台詞に、今度はブロ子さんの名前が入ります。
    ブロ子さんがローバにいつまでも元気でと言って下さったのですから、本当に元気でエッセーを書き続け、ブロ子さんや多くの皆さんと交流させて頂きたいと強く思いました。

    億劫がっていないで、折角2~3分で行ける公園に、黄桜を見に行くことにしましょう。
    ブロ子さんの桜の敷き詰めた花道を歩くことや、水に浮かべた花弁を楽しむ風流さも真似てみることにいたしましょう。
    活力をいっぱいありがとうございました。
    温か~いコメントを本当にありがとうございました。

    編集済