第42話 【森の怪人】パイ・ド・マトゥ(O Pai-do-Mato)
パイ・ド・マトゥは直訳すると「森の父」という意味になる。その名から連想されるとおり、森を守護しており、ペルナンブーコ州やロンドニア (Rondônia) 州、ゴイアス州、リオ・デ・ジャネイロ州の森の奥に
背の高い妖怪で、その身長は森の大木と同じか、木々の上から顔を出すくらいであるという。顔は猿のようであり、なぜか鼻が青い。髪は長く腰まであるが、あごひげは短いそうだ。手も猿に似ているが、普通の猿よりも爪が長く、その爪は10メートルほどあるといわれる。足はヤギのようになっていて
パイ・ド・マトゥは人に姿を見られることを嫌い、見ようとする者に襲い掛かるという。そのため、この妖怪の生態は謎に包まれているのだが、夜行性で、大声で笑い、時にはベッカリー科の豚にまたがっているということが伝わっている。彼は鼻だけでなく尿も青いのだという。
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