第10話 【出会ったら死ぬ】カベッサ・サターニカ(A Cabeça Satânica)
カベッサ・サターニカとは「悪魔の頭」という意味を持つ妖怪である。頭だけの妖怪で、長い髪を振り乱して、笑い転げながら現れるという。夜には女性の姿になることもできる。そして誰かが近づくと、服が裂け、頭が取れて地面に落ち、ゲラゲラと笑い始める。この頭に触れた者は気分が悪くなって死ぬ。
カベッサ・サターニカが家の前に現れたら、司祭を呼んで
この妖怪は、ブラジルの北東部、特にペルナンブーコ州、アラゴアス (Alagoas) 州とパライバ州に現れるという。ブラジルの田舎のほうでは、この悪魔をいまだに信じている人がいて、大変恐れているそうだ。そんな人たちは、この怪物について語ることすら
カベッサ・サターニカは、別名でカベッサ・エハンチ (Cabeça Errante) 又はベスタ・フェラ (Besta Fera) ともいわれる。ブラジルの
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます