第3話

「レストランハピネス。これは!」

 レストランハピネス。それは都市伝説でまことしやかに噂になっている完全招待制のレストラン。選ばれた者に最高の料理を提供すると言われているお店だ。

 黒田商事社長黒田は、受け取った封筒を見て、もしやと思い、ペーパーナイフを使い、封筒を開けたて中の便箋(びんせん)を見た。

「黒田様、あなたをレストランハピネスに招待させていただきます。詳細は電話にて、お話します。お手数ですが、こちらの電話番号に、黒田様からおかけ下さい。○✕○-○○○○-✕✕✕✕」

 黒田は便箋を読むなりすぐに、電話に手を伸ばした。

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