『likeじゃなくてLove』
「ごめんね、こんなにするつもりはなかったんだけど…」
そう言いながらも、勃起は止まらず。まだ、霧嶋さんを犯したいとすら思っている。でも、霧嶋さんにこれ以上してしまったら、嫌われるかもしれないし、彼女自身も持たないと思おう。
「ごめん、ね。誘ったのに、満足されなくて…」霧嶋さんは不満げそうに俺を見た。
「ねぇ、霧嶋さんって好きなの、こいうの…」ずっと疑問に思ってた、霧嶋さんは会う異性に『ビッチ』や『セフレ』のような扱いを受けているように見えた。だから、周りの男が誘っているのではなく、霧嶋さんが今日みたいに誘っているんじゃないのかと。
「好きっていうか…辞められないの。セックス依存性だから。後、霧嶋さんじゃなくて、玲って呼んで欲しい。」可愛い…、最後のでやんわり包まれてるけど、セックス依存性、漫画とかアニメでしか聞かないし、そいうコンテツだと思ってた。実際にそうなってい人がいることに少し驚いた。でも、そうなれば霧嶋さんが男に言い寄られる理由も分かる。自分の近くにやりたくて堪らない異性がいたとして、その子がめちゃくちゃ可愛かったら襲いたくもなるし、言いよるのも分かる。
「ご、ごめん。れい…。でもさ、今日こうやって俺を誘ってくれたけど、それはしたくなったから?それとも…」好きかどうかを聞きたいけど、『好きじゃない、ただやりたかったから』そう言われるのが怖くて、その後言える勇気はない。
「好きだよ。likeじゃなくて、Loveの方で。ずっとそう言ってるのに。尋也さんがそれに答えてくれないだけです。」霧嶋さんの口をつぼめて言ってる、少し怒ってるのかな…可愛い。
「こ、答えるって?」
「それ、女の子に言わせるんですか?」
告白なのか?霧嶋さんからしたら数年越しの僕かもしれないけど、僕からしたら初めましての霧嶋さんだぞ。あぁ、でも、霧嶋さんと付き合いたい。霧嶋さんの全部が知りたい。こんな美少女が僕を好きと言うのなら答える以外ないだろ。
「つ、付き合ってください…」生まれてから22年初めての告白が霧嶋さんです。恥ずかしすぎる。消えてしまいたい。でも、これで良い。霧嶋さんと付き合えるのなら。
「はい!」霧嶋さんの笑顔が眩しすぎる。僕は、晴れて童貞卒業、彼女無し卒業か…御赤飯でも、作ろうかな。
それからは、むず痒い空気が流れ初々しいカップルはこんな感じなのだと思い時は流れていた。そのうち、霧嶋さんはこくこく、うたた寝をし始めた。無理もない、深夜から朝までずっとやっていたし、正直俺も眠い。
「玲、もう寝よ。疲れたでしょ、おやすみ」
霧嶋さんは少し目を開けたが頷いただけで、すぐに横になった…
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます