バロール×モルフェウス+オルクス【ロイスボムアタッカー】

■コンセプト

ロイスボム、つまりタイタス昇華によるクリティカル値減少でクリティカル値を2にして莫大な達成値を狙う戦術である。

このロイスボムを極限まで強化していこう、というのが今回の作戦である。

これが想いの力だぁぁぁ!!!(達成値600)



■使用サプリ

・基本ルールブック1

・基本ルールブック2

・上級ルールブック

・エフェクトアーカイブ

・リンケージマインド

・ヒューマンリレーション



■シンドローム

バロール×モルフェウス+オルクス

それぞれ役割がある

・バロール:Dロイスの「時使い」

・モルフェウス:「天の業物」と「剣精の手」

・オルクス:「妖精の手」と「妖精の輪」

バロールは「時使い」を採用しないなら別のシンドロームでもよい。



■能力値・ワークス・技能

能力値:【肉体】1【感覚】4【精神】2【社会】2(経験点追加なし)

ワークス:【感覚】の上がるもの

技能:初期技能(経験点追加なし)



■エフェクト

《コンセントレイト:モルフェウス》Lv3(EA,p129)

クリティカル値減少、今回はLv4目的なのでLv3まで伸ばす。


《カスタマイズ》Lv2(EA,p82)

白兵か射撃のダイスを増やしてくれる。剣精の手の前提エフェクトなので仕方なくとる。


《剣精の手》Lv1(HR,p81)

リミット前提:《カスタマイズ》

カスタマイズ使用時の判定ダイス目を1つ10にする。1回の判定に1回しか使えないが使用可能数はシナリオ[Lv+1]回なのでミドルでの使用も視野に入る。


《水晶の剣》Lv2(EA,p83)

武器の攻撃力を増加させる。一度強化すればシナリオ継続なのが強力。侵蝕に余裕があれば味方の武器にも使いたい。天の業物の前提エフェクトなので仕方なくとる。


《天の業物》Lv1(HR,p81)

リミット前提:《水晶の剣》

水晶の剣で殴った時の判定C値を1下げる。下限を5にしてくれるため《コンセントレイト》のLvが4ならC値減少は4+1で5(下限5)となる。ロイス節約術。


《妖精の手》Lv2(EA,p100)

ダイス目を10にする。もちろんロイスボムに合わせて使う。

オート、単体、出目1つ10、侵蝕4、シナリオLv回


《妖精の輪》Lv1(EA,p102)

リミット前提:《妖精の手》

1回の判定にもう一回妖精の手が使えるようになる。ロイスボムに合わせて使う



■アイテム

【感覚】が高いので<射撃>の武器を取得する。

ロイスボムの前では武器の攻撃力など誤差なので《ナイフ》(1,p177)で十分。


ネームレスシティの環境を導入しているなら《パワーピストル》(NC,p101)なんかが優秀


武器以外は適当でいい。侵蝕上昇を抑えるならそもそも情報判定はさぼる



■Dロイス

2択である。


まずは火力特化ならば

「時使い」(LM,p76)

自身の判定の出目を±1、侵蝕+1d10、シナリオ3回

の取得。ロイスボムの判定期待値が+300ほど上昇する。

タイタス昇華は3個。Dロイス枠も考えるとバックトラックダイスは驚異の3個。100%未満からロイスボムする場合は2個になる。ジャーム化前提。


安定特化ならば

「賢者の石」(LM,p61)

C値減少-2、侵蝕+1d10、シナリオ1回

の取得。ロイスボムで使うロイスを1個減らせる。

タイタス昇華は1個で済む。バックトラックダイスも5個と現実的な範囲(100%未満だと4個になる)



■運用

そもそもの話クライマックス戦闘以外参加したくない。あまりにもロイスが不安定なため理想はクライマック戦闘終了時に侵蝕率が100%をきっていることである。ジャーム化前提ムーブなら気にする必要はないが。


ロイスボムは《カスタマイズ》《CS:モルフェウス》のコンボにC値減少を積みまくってC値2にして《剣精の手》《妖精の手》《妖精の輪》で1が出たとしてもロイスボムを無理やり続ける。

さらにDロイス次第では出目+1で出目を2にしてロイスボムを無理やり続ける。



PC1:なんか静かですね~。街の中にはジャームも居ないし、N市とはえらい違いだ

自PC:ああ、FHの戦力は軒並み向こうに回してんのかもな

PC1:まっそんなのもう関係ないですけどね!

自PC:上機嫌だな

PC1:そりゃそうですよ!みんな助かるし、PC5も頑張ってたし、俺も頑張らないと!

自PC:ああ(そうだ。俺たちが今まで積み上げてきたもんは全部無駄じゃなかった。これからも俺たちが立ち止まらないかぎり道は続く)


キイィィィィ……(ジャーム達の乗った車が来る音)

「!」

ばん!ばん、ばん!ばん、(ジャーム達がエフェクトを撃つ音)

PC3:ぐわっ!

自PC:ぐっ…!(タイタス昇華してロイスが残り2つになる)

PC1:自PC!?何やってんだよ!自PC!!

自PC:うおぉおおお!!!バン!バン!バン!(ジャームに向かってロイスボムを撃つ)

ジャーム:うおっ!あっ!(自PCの撃ったエフェクトに当たる)

ブウゥゥゥン……(ジャームが蘇生復活を使用する)


自PC:はぁはぁはぁ・・・。なんだよ、結構当たんじゃねぇか。ふっ・・・

PC1:じ・・・自PC・・・。あっ・・・あぁ・・・

自PC:なんて声出してやがる・・・PC1!

PC1:だって・・・だって・・・

自PC:俺はHO4、自PCだぞ。こんくれぇなんてこたぁねぇ

PC1:そんな・・・俺なんかのために・・・

自PC:PC1を守んのは俺の仕事だ

PC1:でも!

自PC:いいから行くぞ。皆が待ってんだ。それに・・・(シナリオロイス、やっと分かったんだ。俺たちにはたどりつく場所なんていらねぇ。ただ進み続けるだけでいい。止まんねぇかぎり、道は続く)


PC2:「謝ったら許さない」

自PC:「ああ、分かってる」

自PC:「俺(の判定ダイス)は止まんねぇからよ、お前らが止まんねぇかぎり、その先に俺はいるぞ!だからよ・・・止まるんじゃねぇぞ・・・」(バックトラック失敗、ジャーム化)




ミドル戦闘を行う場合は水晶の剣で強化した武器で《カスタマイズ》《CS:モルフェウス》をのせて殴るだけ。


あと意地悪なKPだとロイスボムを120%エフェクトや時の棺なんかでノーダメージ突破してくるかもしれない。その場合はリアルファイトに持ち込もう。



■カスタム

ロイスボムをしなくても《剣精の手》で安定して達成値期待値+10できるのは強力である。オルクス・モルフェウスのクロスで妖精の手や剣精の手による達成値補正を軸に殴るビルドなどに変更もできるだろう


またそもそもC値を1にしてしまう方法もある。

《キョウと陽光の仲間たち》(HR,p71)がC値-1で下限値が書かれていないのである。下限値が、書かれて、いないのである!

なおロイスがREC5人で埋まり、さらにGMが通常効果の使用を許可しないといけない。使用を許可されなかったらリアルファイトに持ち込もう。

C値1を採用する場合はC値減少の《天の業物》関係以外不要だったりする。《妖精の手》関係のエフェクトにまわす予定だった経験点をリレーションアイテムの《キョウと陽光の仲間たち》にまわそう。



■成長

オルクスの《要の陣形》(EA,p97)でロイスボムの範囲を拡大する方向にいく場合、<射撃>かつ射程を視界にできる《空間歪曲射撃》(EA,p98)を起点にするといいだろう。


また安定した帰還を意識するならメモリーの取得も視野に入る

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