第4話

 家に帰り着くと、俺はシャワーを浴びて汗をながした。

 シャワーを浴び終えると、バスタオルで全身を拭き、首にバスタオルを引っかけ、裸のまま、冷蔵庫に入っているオレンジジュースを取り出し、冷蔵庫の扉を締め、一気にあおった。

「ふはぁ、うまい!」

 オレンジジュースのビンをテーブルに置き、裸のままソファーに座る。


 正義執行のために、自分自身で、強化服を創りだした。

 ぶっちゃけ言えば、金と時間と頭があるからできたことだ。

 多額の親の遺産が入り、その遺産額は軽く100億はあった。

 そのおかげで俺は、努めていた製薬会社を辞め、有り余る金と時間を手に入れることが出来た。

 自慢ではないが、頭の回転良さは元々あったため、お金で色々な道具を揃え、時間で考え道具を作った。

 そうして俺は5年かけて、己が良いと思う正義執行を開始した。

 

 最初はテレビの報道などで情報を得ていたが、今は、警察無線をたまに傍受することができるようなった。

 噂をすればだ。警察の無線が吼えた。

 俺はすぐさま、ライダースーツを着込み、ヘルメットを掴み、ガレージに向かった。


終わり

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フィストオブジャスティス 浅貴るお @ruo

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