第144話
ドラマ、学校生活、ダンスレッスンと最近はより充実した一日を過ごしている今日この頃。
ようやく、あの炎上の件が収まりつつあるので久しぶりに配信をすることにしようと思う。
tritterでみんなが僕の配信を求める声がかなり多くて、供給不足で死んじゃうって声が寄せられてたからね。
最近、疲れすぎてすぐに寝ちゃうから炎上の件は関係なく配信ができていないことが多いような気がする。
「久しぶりーみんな。元気にしてたかな?僕は毎日充実してるよー」
『久しぶりー、青様』
『私は元気だよー。青様が元気にしていてよかった』
『めっちゃ心配してたんだよー』
『あの炎上したくそゴミのせいで青様が配信しなくなっちゃったと思って怖かった』
やはり、僕があの件で傷ついて配信をしていなかったと考える人も一定数いるみたいだ。
もし僕が今ここで「そうなんだよね、あの件で少し病んでて配信やめようかって思ってて」なんて言ったら多分だけれどその男たちの命はなくなるだろう。
そいつの周りの人たちも甚大な被害を受けることに成りそうだから決して言わないし正直、そんな奴らの言うことどうとも思ってないから何を言ってくれても構わないんだけれどね。
「あーまぁ別にあの件に関してはどうとも思ってないからみんなそんな奴らに構わないで僕だけを見てほしいな。確かに僕も大切なみんなのことを悪く言われると怒っちゃうだろうけれどそんなことを言う奴らに時間を奪われるのは嫌だから」
『青君、今私のこと大切って言ってくれた!!結婚する?式場はどこにしよっか』
『そうだよね、あんなごみに時間使うくらいなら青様に使う!!』
『青様だけをこれからも見続けます!!』
『青様最高!!』
『やっぱり青様なんだよなぁ』
『青様しか勝たんのよなぁ』
みんなも納得してくれたみたいだから、より鎮火が早まったかなと思う。
「最近配信出来てなかったのは、単純に忙しくて疲れて寝ちゃうんだよねぇー。もうすぐみんなにそのことを発表できるだろうから楽しみにしててね。きっとすっごく驚くと思うよ」
もうすぐ、夏に生ライブをすることの発表をして観客席の抽選を始めないといけない頃だから本当にあとすぐでみんなと会える。
『まじ!?』
『青様の楽しみにしててはマジで期待できるから楽しみ』
『次はどんなことしてくれるんだろう』
『本当に青様って、最高だよね。結婚しよう』
さっきから結婚をしようとしてくる人が一定数いるけれど、無視しつつ今日もダンスレッスンとかで疲れたから、あんまりゲームをする気は起きないので質問箱から適当に質問を裁いていくことにする。
最近は炎上関連のことばかり質問箱に来ていたからそれを避けつつ、リスナーのみんなとおしゃべりしつつ、配信をしているとあっという間に日をまたぎそうな時間になっていた。
「中学生とか小学生の子もいるから今日の配信はここまでにしようかな。アーカイブは一旦メン限にしてからだすことにするー。じゃあまたみんなねー」
『はーい。青君またね。絶対また見に来るね』
『頑張ってね。無理しないでねー』
『今日も楽しかった。ありがと』
『ばいばい、青君』
生であったときに、配信で見るときより少し格好良くないとか言われないように夏までにもっと格好良くならないと!!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます