第2話

 警備員は、すぐ近くの消火栓を開けて、中にあるBOXの鍵を開けた。

 中から、斧を取り出す。

「おもいっきり、壊せ!」

 警備隊長が命じる。

「はい!」

 斧を持った警備員は、斧を両手で振り上げた。

 ガツッ!

 斧がドアに突き刺さる。

 一撃でドアは壊れない。

 もう一撃。

 ドアノブに当たり、ドアノブが弾け跳んだ。

 さらに二撃。三撃。

 そこでようやくある程度ドアが破砕され、ドアんを抉じ開けることに成功した。

 斧をその場に投げ捨てた。

「よし、行くぞ!」

「はい!」

 二人は破壊したドアを蹴り飛ばし、部屋の中へと入った。

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