第34話 戦況
戦場はこの世のモノとは思えない光景であった。数え切れない程の教会の適合者が異形化し、
突如としてこの混沌とした戦場には場違いなゴスロリ衣装の少女が現れた。
「さぁ、来なさい。
少女はそう言葉を発すると何処からともなく無数の黒い塊を出現させ
黒い塊の体は特殊で銃火器などの現代兵器での損傷が少なく、数が多くない魔術師や適合者をコレに対し費やす事になった。また少女はコレを際限なく召喚できるのか、黒い塊は減るどころか増えていった。
単純な物量での圧倒。教会のマスターの1人である
また後衛では白衣の男がどこか禍々しい血清を適合者達に打ち始めた。
「さぁ、殺ってこい哀れな下僕共」
血清を打たれたモノ達は爬虫類の様な鱗が体に出現し、体がより巨大化し、力を急激に増していった。
教会のマスターの1人である
この2人によって戦況は一気に一方的な展開に変化した。どちらか片方だけでも大きな脅威である教会のマスターが2人同時に送りこまれる異例の事態。
加えて
この絶望的な状況を打開するには一刻も早くこの状況を作り出した2人を叩く必要があるのだが、それができる人物は誰もいない。最早、万事休すかと思われたが…
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