第3話 不安と喜び
あれから1週間_____
僕はこの1週間色んな会社の面接を受けた。
元々コミ障なだけあって面接は精神的疲労がやばく、寝ても疲れが取れない。
今日は最初に面接を受けた、[ミライ]の採否通知が来る。
まぁ余り期待していない。
後から聞いた話だと、僕が入った部屋はB部屋で他に何個も部屋があり面接してたみたいだ。
それもあって倍率500倍で、凡庸な僕は受かるはずが無いとほぼ諦めてた。
「他の会社期待するしかないか~」
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午後2時を回る
〈ピロン♪〉
スマホが鳴った。
今日僕は面接に行かず休みにして疲れを取っていた。
ゴロゴロとアニメを見ていたので、1回止めてスマホを見ると通知に
〈株式会社ミライ 面接の合否について...〉
と来ていた。
表面上では期待していないが、心の何処かで期待している自分が居る事が開く時にわかった。
開くと...
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To : xxxxx@xxxx.com
FROM : xxxx@xxxx.com
件名 : 株式会社ミライ 面接の合否について
こんにちは株式会社ミライの村松と申します。
面接を行い経歴や人柄を見させて頂いた結果、龍堂優也さんには弊社で一緒に働きたいと考えています。
返信を頂けると幸いです。
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「やっぱり僕は無理だっかー
ってえ!僕が採用!?」
最初は現実をいけ止きりなかったけど、時間が経つにつれて喜びが込み上げてきた!!
「やったぞ!!こんな事があっていいのか!!明日死ぬかもしれないなwやば!マジで嬉しい!」
ベットの上でクッションに顔を埋めながら、足をバタバタしている。
「あっそうだ。返信しないと!」
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To : xxxxx@xxxx.com
FROM : xxxx@xxxx.com
件名 : 株式会社ミライ 面接の合否について
選んで頂きありがとうございます
私も一緒に働きたいと考えおります。
よろしくお願い致します
____________________
返信をした。
その後村松さんから返信が来て、2日後の昼過ぎに会社に来て欲しいと言われたので、寝坊はしないと思うが一応目覚ましを掛けておいた。
今日1日の事を振り返ると凄いことになったと思う。
僕は不安と喜びの感情がぐちゃぐちゃになっているが精一杯頑張ろと思った。
なんだか、疲れていたはずの体がいつの間にか体が元気になっていた。
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