文体について雑感

今のところ、理想的な文体は簡潔で強力でムダのない文章だな。さらに付け加えれば鮮明に形象を浮き出している文章はよく書けてる。

俺は散文的な偏向を好むようになった。構成は分散して雑然としているけれどもしっかりと世界観をキャッチできた文章が上出来だろう。


内容の精密さについては度外視することとした。たとえば論証や説明や論理性など。いろいろと引用や、テクスト解釈など細かく深くやっている方がnoteなどにおられるが、俺はやってられないと思いました。そこまでの余裕のある知力はないのだろう。


ではなにをもって目標とすべきか。俺にとっては印象とか感覚、感情よりも文章でもっと本質的だと思うのは思想・観点・世界観の鋭さ、力強さ、鮮やかさ、そして躍動である。つまり懐疑精神が私の好みである。


私は議論文や意見文や評論が好きである。もともと思想好きだからだ。


したがって、少ない言葉で多くの思想を語り上げた文章、これが私の目標である。


精進していく次第である。

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