雑録春秋

文学者の懊悩についての所感

　文学者の剥離感と孤独ですか、可哀想です、人民も彼らを憐れんで涙してます、いつまでも自分と向き合って闘ってらっしゃるようで尊敬いたします、敵いません。

　家父長制は解体されるんじゃないか。感激だ。

　彼らはマジメに錯乱しているのだろう。深刻だ。

　彼らのいわゆる"懊悩"は私たち一般人民の生活にも関わる。重大だ。これは現実である。

　彼らは、自己意識に恥じないのであろう。あなたも一度は経験したことがあるだろう？

　彼らの問題意識は非常にシリアスである。つねにそれが大衆へと向かっているのではないか。私たちは彼ら文学者に愛されている現実を自覚しなければならない。

　文学者は社会的に私たちの生活実態について深く解っているようである。

　彼らは"弱点"をもっている。実際容易に壊れてしまうかもしれない。

　彼らは分裂していると自称しているが、そこは我々一般人民とちがうところである。我々はつねに統一体として生活している実態がある。

　彼らも自分が失敗していると明らかにしているが、なるほど我々は文学者よりはよほど成功者と言えるのかもしれない。