応援コメント

36 ふたりを結ぶは天毒の縁」への応援コメント

  • 恨みの苛烈さに引き込まれた章でした。彼女らに自分を重ねる慧玲にも負けない強い思いがあって物語がどう展開するのか気になりますね。
    恋愛なのかシリアスなのかハッキリしない鴆とのやりとりも味わい深いです。

    作者からの返信

    引き続き、お読みいただき、御礼申しあげます。
    怨みとは毒。よって「怨嗟」がこの小説の裏の題材でもございます。いかなる薬をもっても解毒できぬ人の心の毒にたいして、薬たる慧玲はどう争うのか。見届けていただければ幸いでございます。
    鴆との関係にも触れていただき、重ねて感謝致します。あのふたりの関係は絶えず緊迫したものになりますが、互いの理解者が互いであることは間違いないので……まさに毒となるか、薬と転ずるか。お楽しみに(*^^*)

  • 慧玲ちゃんは凬様達の最期に、有り得るかもしれない自分の末路を重ねていたんですね。
    「まだ」死ぬわけにいかないという決意が切なくもあり。目的を遂げた後はどうなってもいいと思っていそうな……この刹那的思考からの解放は夢見里さんの描かれるヒロインに共通の命題ですね。復讐を、あるいは責任を果たした先、それでも彼女が生きていたいと思える理由に、果たして鴆がなってくれるのかどうか……。
    彼女達の行く末に思いを馳せつつ、第三章を楽しみにお待ちしています。

    作者からの返信

    板野さま
    毎度丁寧なご感想を賜りまして、御礼申しあげます。
    モリアにとってのシヤンよりも、慧玲にとっての鴆のほうが後々に生きていくための理由になってくれるとおもっています。……その前に鴆が慧玲を、慧玲が鴆を殺すようなことにならなければ……ですが(殺し愛的に)
    第三部。いま頭を捻りながら書き進めております。楽しんでいただけるものになるはず!なので、もうしばらく御待ちくださいね(n*´ω`*n)

  • 「魂を壊す毒」をもられた先帝。これで先帝の豹変の理由がはっきりしましたね……。
    誰がどんな理由で盛ったのかがとても気になります。でも慧玲ちゃんは今はもう捜すつもりはないみたいですね。それよりも天毒地毒を断ちたいと。薬であることに誇りを持つ慧玲ちゃんは信念があって強いですね。
    でも私はやっぱり犯人が気になってしまいます笑 謎めいた言動のあった皇后さまなども関わってくるのかなあ……?

    美しい夏の風景の中で、鴆とふたりで語り合うのは風情があって素敵ですね(*^-^*)
    ふたりの特徴を瞳の色で対比させるのが印象に残りました。たしかに鴆は紫がよく似合いますね。

    第二部もお疲れさまでした! これだけ重厚で構成も考え抜かれたお話を連載なさるのは、どれだけ大変なことだろうと思います……!
    第三部の開始をゆっくりとお待ちいたしておりますね(∩ˊᵕˋ∩)・*

    作者からの返信

    松宮さま
    第二部、お読みいただきまして御礼申しあげます。先帝は誰に毒を盛られたのか。フェイリンが望むか望まないかにかかわらず物語はその真相に彼女を誘っていくので、どうか楽しみになさっていてくださいね。
    ひとまず、連載は伏線とその回収がめっちゃ難しいというのがわかりました(苦笑)
    追いかけてよかったと想っていただける物語づくりを心掛けますので、引き続き宜しくお願い致します。

    あ!瞳の対比!
    気づいていただき、ありがとうございます。西洋と東洋で毒の色の認識が違うのがとても気になっていていつか物語に盛り込みたいとおもっていました!