梅に殉ずるがごとき――で、鶴の物語を思い出しました。
ただ一つのものに命を捧げるが如く尽くす。ある意味ではとても幸せな人生だと思います。たとえ叶わぬ望みだとしても、忍想いも愛おしいです。
かなり雪梅嬪好きな性格です。そして、今まさに雪梅嬪と似たような状況の中国ドラマを見ている私は、ドラマと物語の映像が激しくごっちゃになっています。
作者からの返信
橘紫綺さま
御読みいただき、ありがとうございます。
ふふ、さすがですね。実をいうとこれまでたどってきた軌跡のようなものを、ちょっとずつ散りばめていたので、気がついていただけて非常に嬉しいです。雪梅嬪にとっては、例え自身の命を奪うものであっても、何処か梅にたいする愛しさがあったのだとおもいます。梅は、彼女と彼を繋ぐものですから。
わあ、どんなドラマでしょう、気になっちゃいます(n*´ω`*n)
昔はドラマをどっぷりと視聴する時間があったのですが、この頃は空いた時間には執筆、読書を詰めこむので、なかなか……陳情令も観たいです💦
雪梅嬪の子は皇帝の子だったのですね。
なるほど、それなら懐妊を隠そうとするのもわかるかも……。きっと宮中には敵が大勢いるでしょうし、子供の命が狙われるかもしれない。
……と納得しかけた時、驚くべき事実が∑(°口°๑)
宦官と心中するつもりだったの……!?
雪梅嬪が本当に愛していたのは宦官だった……?
懐妊が梅の頃、宦官が命を絶ったのは梅の根方……。約束をたがえたのは彼の方?? 謎めいていてどんな事実があったのかとても気になります……!
作者からの返信
松宮さま
お読みいただき、毎度感想を賜りまして御礼申しあげます。
雪梅嬪としては、妊娠安定期に入るまでは公表せずにおきたい、という考えがあったみたいですね。後宮は敵だらけですから。実をいうと、この度の小説の題材のひとつに「秘すれば華なり」というのがありまして、これからも秘密にまつわるエピソードが登場するとおもいます(*^^*)
雪梅嬪の愛とは。なぜそれが毒に転じてしまったのか。引き続き、楽しんでいただければ幸いです。
幽婚、もしくは冥婚……ですか。
この言葉を知ったのはとあるホラーゲームがきっかけでしたが、言葉の響きからしてやはり渡来語なのかなぁと思ってました(古代中国にもそういった概念があったのかまでは、調べきれてないですが)
梅の花の香漂わす后と宦官に、どんな事情があったのか続きが気になりますね。
作者からの返信
大宮さま
お読みいただき、ありがとうございます。冥婚も中国系統の因習でしたね。この話は結ばれなかったふたりの心中なので、死者と結婚させる冥婚とはまた違った話なのですが、冥婚にもこころ動かされるものもあるので……いつか書きたいと考えています。
哀しくも美しい幕締めを書きあげましたので、引き続き楽しんでいただければ幸いです。