応援コメント

15 秘する華を解く」への応援コメント

  • 幽婚、もしくは冥婚……ですか。
    この言葉を知ったのはとあるホラーゲームがきっかけでしたが、言葉の響きからしてやはり渡来語なのかなぁと思ってました(古代中国にもそういった概念があったのかまでは、調べきれてないですが)
    梅の花の香漂わす后と宦官に、どんな事情があったのか続きが気になりますね。

    作者からの返信

    大宮さま
    お読みいただき、ありがとうございます。冥婚も中国系統の因習でしたね。この話は結ばれなかったふたりの心中なので、死者と結婚させる冥婚とはまた違った話なのですが、冥婚にもこころ動かされるものもあるので……いつか書きたいと考えています。
    哀しくも美しい幕締めを書きあげましたので、引き続き楽しんでいただければ幸いです。

  • 梅に殉ずるがごとき――で、鶴の物語を思い出しました。
    ただ一つのものに命を捧げるが如く尽くす。ある意味ではとても幸せな人生だと思います。たとえ叶わぬ望みだとしても、忍想いも愛おしいです。

    かなり雪梅嬪好きな性格です。そして、今まさに雪梅嬪と似たような状況の中国ドラマを見ている私は、ドラマと物語の映像が激しくごっちゃになっています。

    作者からの返信

    橘紫綺さま
    御読みいただき、ありがとうございます。
    ふふ、さすがですね。実をいうとこれまでたどってきた軌跡のようなものを、ちょっとずつ散りばめていたので、気がついていただけて非常に嬉しいです。雪梅嬪にとっては、例え自身の命を奪うものであっても、何処か梅にたいする愛しさがあったのだとおもいます。梅は、彼女と彼を繋ぐものですから。

    わあ、どんなドラマでしょう、気になっちゃいます(n*´ω`*n)
    昔はドラマをどっぷりと視聴する時間があったのですが、この頃は空いた時間には執筆、読書を詰めこむので、なかなか……陳情令も観たいです💦

  • 道ならぬ恋に落ちてしまった悲哀と、それでも後宮の女として生きていく決意と……色々な想いが絡み合っていそうですね。宦官とのいきさつも気になる一方、何よりお腹の子供が無事に生まれてくることを願うばかりです……。

    作者からの返信

    板野さま

    細やかなご感想、ほんとうになんと御礼を申しあげていいのやら。
    これまで書いてきた華の物語を紐解けば、みな華の哀しみを抱えながらも華として誇りたかく咲き誇らんとする女たちばかりで……やはり好みというものは、小説に強く反映されるのだなあとおもいます。
    雪梅嬪もまた、強く咲き誇る一枝の梅。最後まで楽しんでいただければ幸いです。

  • 雪梅嬪の子は皇帝の子だったのですね。
    なるほど、それなら懐妊を隠そうとするのもわかるかも……。きっと宮中には敵が大勢いるでしょうし、子供の命が狙われるかもしれない。

    ……と納得しかけた時、驚くべき事実が∑(°口°๑)
    宦官と心中するつもりだったの……!?
    雪梅嬪が本当に愛していたのは宦官だった……?
    懐妊が梅の頃、宦官が命を絶ったのは梅の根方……。約束をたがえたのは彼の方?? 謎めいていてどんな事実があったのかとても気になります……!

    作者からの返信

    松宮さま
    お読みいただき、毎度感想を賜りまして御礼申しあげます。

    雪梅嬪としては、妊娠安定期に入るまでは公表せずにおきたい、という考えがあったみたいですね。後宮は敵だらけですから。実をいうと、この度の小説の題材のひとつに「秘すれば華なり」というのがありまして、これからも秘密にまつわるエピソードが登場するとおもいます(*^^*)

    雪梅嬪の愛とは。なぜそれが毒に転じてしまったのか。引き続き、楽しんでいただければ幸いです。