ENDLESS DREAM!!(11月~)

Silent letter

◆天高くウマ肥ゆる秋


 色々ありましてご無沙汰しておりました、戸松です。


 色々というか、ほとんどウマ娘なんですけど。


 前回の記事が4か月前で、チャンピオンズミーティング(対人イベント)がどうこうという話をしてましたが、あの翌月にグレードリーグのグループAを優勝したりだとか、実馬タイキシャトルの訃報に打ちのめされたりとか、新しい育成シナリオが実装されたのでその立ち回りを研究したりだとか、アストンマーチャンが実装されたりとか、アストンマーチャンで重賞全冠を達成したりとか、アストンマーチャンのファン数を5000万人にまで増やしたりとか、まあ色々ありました。


 半分くらいマーチャンな気がしますが、実際半分くらいマーチャンでした。アストンマーチャンばっかり育成してます。実装されて1か月で100回以上育ててます。いまはファン1億人獲得を目標にひたすら周回しているところです。


 マーチャンシナリオの担当トレーナーはネジが飛んだやべー奴ともっぱらの評判ですが、現実にも彼女に狂わされたトレーナーが多数おり、わたしもその1人というわけです。ああ、困った。メジロブライトもそうでしたが、ほわっとしつつ達観したところのある娘に弱いみたいです。


 まあ、マーチャンの話はまたの機会にでもします。しますが、彼女の育成シナリオが戸松特攻な内容だったということだけは報告しておきます。


 なんかちょっと放タルとも響き合う内容だったんですよね。不穏で曖昧さを含むところとか、「海」の扱い方だったりとか。


 そんなこんなで、実装されてすぐにガチャで引いて、育成して、それからしばらくは彼女のことしか考えられなくなるくらい脳をやられてしまったわけです。実際、脳内物質のバランスが狂ったらしく、眠れない夜が続きました。


 ここまで心を動かされた経験はあまり記憶にありません。特に過去10年ほどは感性が摩耗したのかほぼ無感情でフィクションに向き合うことが多かったのです。ここまで揺れ動く心が自分の中に残っていようとは、と自分でも驚いているところです。


 とにもかくにも、そんな近況でした。



◆芸術の秋


 それはさておき、カクコン8の概要が公開されましたね。いまさらな話題なので詳細は省きますが、キャラクター文芸部門の実質的な分割、プロ部門の新設などがトピックとなるでしょうか。


 考えてみると去年の今頃はすでに放タルを書きはじめていて、なんなら半分くらい書き上げていたわけです。つまり10万字ほど積んでいたわけですね。ここからさらにえいやっと10万字を積み上げて開催までに初稿を完成させたわけです。


 つまりですね、いまからでも10万字なら書けるわけです。つまりまだ間に合う! 第2長編の執筆はこれからだ!


 と言いたいところですが、現実的な話をすると、今年はもう無理です。


 放タルのときは詳細なプロットを用意したうえでの執筆だったわけですし――その点、第2長編はまだふわっとしていて、プロットを詰めるだけでも数か月はかかってしまいそうな気がします。そういう気がするので春くらいから準備をするつもりだったのですが本当にまだ何もやってません。困ったものです。


 もともと「カクコン10くらいに間に合えばいっか」くらいに考えていたのですけど、さすがに半年かけて進捗0はまずい気もします。そもそも今年は小説をほとんど書いてません。今年はKACも初っ端から落としたので年始に3000字ほど書いてそれっきりです。あとは放タルの改稿で数千字ほど手を加えたくらいでしょうか。その改稿も秋には終わるはずがいまだ再開の目途が立たずマーチャンマーチャンです。おのれマーチャン、罪深い女。


 第2長編は第2長編でマーチャンシナリオと響き合う内容だったりするのですけどね。またも「海」が重要な意味合いを持つ話ですし、そもそも「忘却」がテーマだったりします。これはマーチャンシナリオでも最重要のテーマですね。


 なのでどうにかこうにか、マーチャン育成に向ける情熱のいくらかをそっちに向けられないかと考えているところです。そしてその前にいい加減、放タルの改稿を終わらせたいところ。これは年内に終わればいいかなあ、と。そのためにも早いとこファン1億人を達成して時間を作りたいものです。



◆北京の秋


 しかしこの連載もどうしたものでしょうか。今回のカクコンは基本諦めモードで参加しないとも決めてませんが現実的に無理だろうなというところなので体験記も何もあったものじゃないのですけど。


 いちおう、何かしら長文を書く習慣を取り戻さねばという焦りもあるので、こうして戻ってきたわけです。定期的に更新したいところですが、やはり小説の進捗というよりはウマの話が中心になる気がします。


 まあ、そもそもこの連載も最初からずっとウマの話ばかりしてるのでいまさらですね。


 そんなわけで焦らずのんびりと更新していければなと思います。

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