第4話無人島生活は行き当たりばったり




ガリッガリッ…ガガガガッ…シュッシュッ…


ガリッガリッ…ガガガガッ…シュッシュッ…


 いやー、手頃な木があってよかったよ。

ホクホク顔で木を加工していく。そこそこに手先は器用な方なのでサクサク進める。ナイフも壊れないから割と乱暴な感じで使っても問題ない。


 ある程度形が出来たらチョマミサンガもどきを鼻緒っぽくすればなんちゃって下駄の完成だ!!履き心地などはきにしない!!


 なんちゃって下駄の履き心地などを確かめながら小屋を眺める。


 うむ。壁に変な穴が空いたがもともと片面には壁が無かったんだから今更壁に穴が空いても気にならないな。


 いやー、小屋の壁をぶち壊すのには手間取ったけど後悔はしていない。これで一応下駄ができたから岩場で貝とか取りに行っても足を怪我する事ないだろう。


 ちなみになんちゃって下駄の履き心地は最低である。


 かなりの行き当たりばったり感が否めないがよしとしておこう。


 いろんな事やってたからかなり日が傾いてきている。無駄な行動が多かった気もするが…


 さぁ、貝を取りに行って夕食にしようではないか!!


 早速、砂浜に向かい岩場をさがす。少し離れた先に岩場を発見!


 岩場に足を踏み入れるが、かなり歩きにくい…慎重に歩きながら辺りを見渡す。貝ってどの辺りにあるんだろう?岩にひっついてたりしないかな?


 暗くなったら見つけられなくなるから早く見つかってほしい!?


 おっ!?なんか岩にフジツボ?みたいなのがくっついてる!?早速鑑定!!



▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼


[カメ手貝(食用)]

亀の手に似た貝。


▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲



 これってカメノテじゃね?あれ?カメノテって貝じゃなかったような……まぁいい食べれるんなら取ろう!とにかく持てるだけ取って小屋に帰ろう!


 小屋に戻ってレッツクッキングターイム!!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る