春がくれた出会い(後編)

 岡村三佳沙おかむら みかさ、21歳。大学生。

 性指向・性的指向、共に女性のみ。恋人、現在は無し。

 そして、VB。


 ファミレスに着席して、真っ先に見せていただいた”恋愛希望調査”の彼女のプロフィールには、そう記載されていた。


「うまく化けてるもんでしょ?」


 嘘偽りのない個人情報を明かし、岡村さんはバツが悪そうにへへへ、と空気が抜けていきそうな声で笑う。

 化けてる、とは言っても。化粧や整形で綺麗になれない人のほうが多いことを考えれば、岡村さんはじゅうぶん人目を引く外見だ。


「VBって知って、がっかりしました?」

「いえ、べつに。特にこだわりはございませんので」

「その割には返事が固いなー」

「私は岡村さんの告白に踏み切られる度胸に、興味を惹かれたまでです。遺伝子を気にしているのでしたら、あの場でまず聞いていたと思うのですが」

「それもそっすねえ。いやあ、本田さんはいい人だ」


 うんうんと満足したように頷くと、岡村さんはベージュ色と化したアイスコーヒーを啜った。

 グラスの下には開封済みのガムシロップが3つ、ミルクが2つ転がっている。意外と甘党なのだろうか。マッ○スコーヒーとか一気飲みできそうだ。


「岡村さん、すごく話し慣れてますよね。話題の引き出しも多いですし」

「まー、こういう飛び込み告白は化粧と話術を磨くことが必須なんで」


 だから尚更わからない。なぜ、アプリに頼らないのか。

 失敗率のほうが高いナンパを続ける理由はなにかと聞くと。


「恋愛希望調査で成立するカップルなんざ、DB同士くらいですよ」


 岡村さんは吐き捨てるように語ってくれた。

 VBはVBというだけで敬遠されてしまうのだから、アプリなどまるで役に立たない。デートを取り付ける以前に、プロフィールで断られてしまうらしい。


 遺伝子操作の改良によりVBを差別しなくなったDBであろうと、伴侶を決めるのであれば別だ。

 今やVBは、容姿どころかあらゆる要素がDBの下位互換になろうとしている。

 人工的にすぐれた子供を生み出そうとすればするほど、VBは隅に追いやられていくのだと。


「中卒ってだけで書類選考すら通らないようなもんです。学歴は通信で補填できますが、遺伝子はどーしよーもございませんから。だからあたしゃ、ガワだけでもDBっぽくしてるんすよ」

「そう……なのですね」


 世知辛い事情だ。どこぞの国では整形が前提となったように、DBに寄せなきゃ相手にすらされないとは。


「つっても、本田さんみたいに遺伝子差別をしない人だっていますし。案外、見た目さえ頑張ってりゃ大学ではだいたいの人が優しくしてくれますし。恋愛事情以外はうまくやってますよ」


 重くなってしまった空気を切り替えるように、岡村さんは声のトーンを切り替えた。

 同情なんていらない、そんなニュアンスを感じる。


 恋愛事情以外、か。未だに実らぬ恋を続けている点では、私と一致するものがある。

 なんて言ったら、恵まれてるDBと一緒にするなって思われてしまうか。


「でも本田さん、それだけお綺麗なのですし。告白されたの、アタシが初めてじゃないっすよね」

「……ええ、まあ」

「よりどりみどりだと思うのに、恋人いないんだ?」


 私は今だ手つかずだったウーロン茶を一口流し込んで、『わがままなだけです』とだけつぶやいた。


 そう、私はわがままだ。

 私が好きになるタイプと、好かれるタイプはなかなか一致しない。

 もう20代も後半なのだから、選んでる立場ではない。日に日に、私の市場価値は下がってきている。

 どこかで妥協しなければ婚期を逃してしまうのに。自分の好きな人が自分を好きになってくれる理想を追っているものだから、未だに私は恋人がいた経験すらない。


「じゃ、アタシのことは気まぐれで相手してくれてるだけなんですね」


 合点が行ったように、岡村さんは乾いた声で結論付けた。

 会話の流れではそう行き着くのも無理はないだろう。適齢期に焦って手頃なナンパ女にすり寄っている、と解釈されたっておかしくないのだから。


「いいっすよ、なんでも。気まぐれでも、気に入った相手に構ってもらえてるだけでアタシは嬉しいんですから。盲目状態なんで」


 会ったばかりでもわずかな会話で見抜けてしまうのは、彼女がそれだけ人目を気にしているということなのかもしれない。

 声を掛けられるだけあって人間観察に長けているのも当然か。


「ああでも、好きでもない相手に構うのってきついですし。本田さんの好みには合わせたいとは思うんですよね」

「いえいえ、そこまで気遣っていただくわけには……」

「んー、アタシは本気なんで。できる限り本田さんが好きになれる自分を作りたいんすよ」


 本気。

 さらりと強い意志を乗せて、岡村さんはまっすぐ私を見つめた。それまでの軽快さが取り払われた、強い眼差しに捉えられる。

 好みに合わせる。そんなこと、考えてもみなかった。押し殺して演じていてもいずれは本来の自分がにじんでくるのだから、合わなかったらそれまでと割り切っていた。


「例えば、ですよ? 自分とまったく性質が合わないキャラクターになれと言われてもできるのですか? 大人しいのにいつも笑って笑わせてくれって無茶振りしているようなものですよ。つらくはならないのですか?」

「ぜんぜん」


 捻じ曲げることをあっさり首肯して、岡村さんは話を続ける。


「演劇とアタシは考えてるんで、違う自分になりきるって案外楽しいもんだなって思うんです。だって人と付き合うって、ありのままの自分を出せって意味ではないですよね? みんなどこかしら、相手に合わせて接しますよね? それと同じなんじゃないかなーって」


 まだ恋を諦めていない女と、諦めかけている女。今の私たちをあらわすのであれば、こんなところだろう。

 少なくとも岡村さんは真剣だ。DB風メイクを本気で取得して化けるくらいには、恋が叶うならなんでもしてみせる気なのだ。


「なんかリクエストありますか? 服装でも肉体改造でもできる限りやってみますんで」

「そこまでは望みませんが……」


 本当に、彼女はぐいぐい来る人だ。相手がさして興味がないことを分かっておきながら、好きにさせてみせると前向きに踏み込んでくる。

 ……もしかすると私は、そこまでの積極性と柔軟性がなかったから恋を逃してきたのかもしれない。想いだけで突っ走り、相手の好みを考えようともしなかった。


 それは正しく、当たって砕けてばかりいたのだ。


「では……その、敬語からタメ口をお願いしたいのですが」

「おっけー。んじゃ今からそうするねー」


 そしてあっさり、岡村さんからは敬語が失せて親しい人に接する口調に切り替わる。正直あまりにも自然すぎてびっくりした。こんなに素早く、距離感まで縮められるものなのかって。


 ……本当、世界は見る目がないなと思う。なんでここまでできる人がモテないのだろうか。

 仮に彼女がDBであったら、私など眼中に入るはずもなく負けなしの恋を謳歌していたかもしれない。


「さあ。それはわからんよ。たぶんDBになっても、そんなに上手くは行ってないんじゃないかなー」

「その確信はどこから来るのですか?」

「だってDBのアタシは、相手にされないVBのアタシとは違うし。相手にされないから、めっちゃ勉強して化粧とかモテテクとか覚えたんだし。失敗から学んだ経験者と、失敗を知らないラッキーガールとじゃ、さすがに差があると思うんですわ」


 その台詞は、小さな棘となって私の胸に刺さった。彼女からすれば遥かに恵まれた立場にいながら、私は選り好みばかりしてこの歳で独り身に甘んじている。


 写し鏡のようだと思った。あげく、失敗からなにも学んでいないときた。

 負け続けているのはちゃんと理由があるのだと、今さら己の甘さに気づいて顔から火が吹き出しそうになってくる。


「……ごめんなさい」

「なんで謝るのさ」

「いかに自分が相手にばかり求めていたか恥ずかしくなって」

「いやあ、アタシも偉そうなこと言えた立場じゃないし。それに知ることは恥ずかしいことじゃないんで。何歳になってもひとは教えられるんだって、うちのばっちゃも言ってたんでー」


 教えられる、か。強いていうなら、それがDBの欠点なのだろう。

 ある程度与えられた立場だから、失敗して学ぶ経験が少ない。それは共感能力に欠けるということであり、人との付き合いもどこか事務的になりがちだ。


 サブカルチャーの売上にも影響しており、たとえば漫画なんかは『ストーリーに破綻はなく、デッサンも狂ってはいない。キャラクターも良識人や信念をもった者ばかりで、そつがない。だがそれだけだ』と近年の作品は評されている。


 どんなに荒唐無稽でも。負の感情を抱き、もがき、最良の選択を掴もうと何回転んでも立ち上がる。そうした人の心を揺さぶる作品は、VBのクリエイターが主流だった時代のほうがすぐれていた、と。

 ゆえに、そのあたりの業界はVBを採用する声が目立ち始めているらしい。


「おまたせしましたー」


 頼んだ料理が運ばれてきて、しばし無言で食事の時間へと移る。

 岡村さんは砕けた口調の割に動作のひとつひとつは上品で、グルメ番組に慣れている芸能人を目にしているかのよう。

 食事のスピードもこちらに合わせてくれているのか、ほとんど同じタイミングで食べ終わった。


「ごちそうさまでした」


 人との食事は緊張するものだし、相手の判断基準の時間にもなる。

 ちょっとした食事マナーのミスが、己の減点になる。


 これまでのデートであればそうして構えてしまってぎこちない時間になりがちだったのだけど、岡村さんとの食事は少なくとも苦痛の時間とは無縁だった。

 相当場馴れしているのだろうと感心するくらいには。


「で、どすか。お眼鏡に叶ったかな?」

 会計を済ませて、店の外へと出る。

 岡村さんは単刀直入に、付き合う意思はあるかと聞いてきた。


 答えは決まっている。このわずかな時間で決意を固められるくらい、今の私に彼女は眩しすぎた。失いかけていた感情を呼び覚まされるほどには。


 相手とのデートは即決じゃなく3回目まで引っ張れとかどこかで聞いたけど、そんな駆け引きは面倒なだけだ。

 岡村さんは『今しかない』と勇気を出して私に接触を試みた。恐れず、チャンスを逃さず、行動した。


 だから私も、考えるより先に心が追い越し声となる。


「ええ。正直、私なんかで本当にいいのかしらって思いますが」

「いやそれアタシの台詞ー」


 軽く肘で小突かれる。なははと岡村さんはコント番組でもツボったように笑いながら、さりげなく私の手を取ってきた。

 するりと入り込んでくる、その温度が心地良い。


「でも、そうするとなると。私も何か、岡村さんに合わせたほうがいいですね」


 これは義務感からではない。岡村さんが私を気に入ったのは容姿であるなら、その好きの範囲をもっと広げたいと思ったのだ。


 ひょっとすると、第一印象以外でこれだけ人に興味を惹かれたのは初めてだろうから。

 どうか永久に冷めることのないように、私も好かれる努力を努めていきたい。


「なんでもいいの?」

「叶えられる範囲でしたら」

「んじゃ、ミカって呼んでよ」

「……いきなり距離詰めてきましたね」


 下の名前で人を呼ぶのなんて、何年ぶりだろう。高校まではすんなり呼び合っていたのに、大学からは苗字呼びが定着していた。


 おかげでその頃に出来た友人や同僚は、下の名前すら知らない人が多い。アプリ経由のデートですら、苗字呼びで止まっていたから。


「ほらほら、がんばれー」

 嫌だったら言わなくてもいい、と岡村さんは言ってこない。叶えられる範囲ならと言ったのは私だしな。それに会ってこれだけぐいぐい来るくらい好きな人なら、早々に名前で呼ばれたいと段階を飛ばしたくなるのも当然か。


 口のなかでその響きを転がして、たどたどしく口にする。


「はい……よろしくお願いしますね。み……ミカ」


 慣れない響きを口にすると、ふわっと頬に熱が吹き出してくる。照れているのだろうか、私。

 会って数時間で流れで付き合って、そして下の名前呼び。スピード婚もびっくりだ。


「本田さんはどうする? もう少し苗字呼びがいい?」

「……ええ、そう、ですね。もう少し」

「照れてる照れてる、かっわいー」


 手を取って、ミカ……ああ心で呼ぶのも慣れなくてむず痒い。そう、ミカは。ぶんぶんと私の手を振った。

 いきなり何もかも詰めては、お楽しみが減ってしまう。ちょっとずつ、段階を踏んで。いずれ芽吹く新たな感情を時の流れに任せていきたい。


「ちゃんとミカって呼んでね。呼ぶときにあの、とか。ねえ、とか。名前も出さない会話なんてやーなので」

「耳が痛いです……」


 私の名前、あのじゃないんだけど。って新卒時代に上司に注意された思い出が蘇ってきた。

 だけどそうした小さな不満は、早く口にしてしまったほうがいい。言わなくても分かってくれる人なんていないのだから。


「ミカはすごいですね。こうしてきちんとしてほしいことを言えるのですから」

「あ、惚れた? 惚れ直した?」

「そんなすぐには……ってわけでもないのですが。でも、興味はますます湧きました」

「攻略は順調だ、いぇーい」


 調子に乗ったミカが、今度は手ではなく肩を抱き寄せてくる。

 まさか手も早かったりしないだろうか。だけど、こうしてぐいぐい求められている状況は嫌いじゃない。

 いつも追いかける立場だったから、好意を持たれているという”選ばれた側”の特権は贅沢だなと思う。


 人に好かれるって、こんなに心地が良いものなんだって。


 きっとこの先、私はミカから学ばされることがもっともっとあるのだろう。

 教員でありながら、教えられる。無知を恥ずかしいと思わず、知識が増える喜びを噛み締められる人でありたいと思った。


 願わくば、ずっと隣を歩けますように。

 祈りと決意を胸に、私は手を差し伸べてくれた彼女の指を握り返した。


 これからどんどん暖かくなっていく季節と並んで、私の世界は色づいていくのだろう。それが待ち遠しく、心は沸き立っていた。


「ミカ」


 隠しきれない笑みを浮かべて、私はミカに向き直った。

『不意打ちっすよそれ』とかもごもごしながら桜色に染まっていくミカの頬がおかしくてかわいくて、今度は声に出して笑った。



 あれから時が流れ、DBは完全な存在ではなかったと世間に認知されてきた頃。

 私は未だ、教師を続けていた。

 20代から30代の変化なんて、老けたり健康面を気にするようになったりと成長ではなく退化にあらがう努力を覚えたことくらい。


 その中で大きい変化をいくつか挙げるなら、ミカと無事籍を入れたこと。

 かつての想い人から、結婚式の招待状が来たこと。

 胸を張って、新たな門出を受け入れ祝福できるようになったこと。

 それと、新しい家族を迎え入れたこと。


「それじゃあ、元気でね」

「せんせまたねー」


 今日から委託されることになる、小さな女の子が職員さんに向かって手を振る。

 まさか、その方がかつての教え子だとは思わなかったけど。

 加えて、日野さんの相手だとは夢にも思わなかったけど。


「何かございましたら包み隠さずご報告いたしますので、よろしくお願いいたします」

「こちらこそ、お力添えできるように努めますのでなんでもご相談くださいませ」


 光岡さんは深々と私に頭を下げた。

 体育の授業で輪から離れて、いつも遠くを見ていた寂しげな瞳は今の彼女にはかけらも見当たらない。

 すでに里子を迎え、育てているということもあり。今は私たちの先生であり先輩だ。


 本当に、立派になったものだと思う。

 日野さんが惹かれるのも納得のお方だ。来月が実に楽しみである。


 今日から私たちの里子となる女の子は、名残惜しく何度も何度も後ろを振り返っていた。

 そのたびに、どんどん遠ざかっていく光岡さんは小さく手を振っている。

 離れていても見守っているよって、確かな愛情が身振り手振りから伝わってくる。


 ああいった親になれるよう、私も頑張らなきゃね。


「今日からよろしくなっ」


 車の前まで来て、ミカが女の子の前へとしゃがみこんだ。目線を合わせて、朗らかな笑顔と声で歓迎の意思を伝える。

 ちなみに女の子は交流時から私よりミカに懐いており、今は彼女の足を小さな両手で拘束している。


「おーしおーし、いい子だ」


 む。さりげなくいいだろーって、ミカは私にドヤ顔を飛ばしている。腹立つし羨ましい。

 けど、新米ママとして相方に先を越されたからってくじけるにはまだ早いのだ。

 なにせ母親には正解がないし、子供と一緒に成長していくものなのだから。


「そんな露骨に睨まないでくれよ。優美ゆみさんだって笑ったら素敵なとこ、ちゃんと教えるからさー」


 ほら笑顔笑顔ー、とミカは自身の頬を摘んで上げる動作をする。

 女の子もつられてホンダさん笑顔ー、とやってくるものだから釣られて笑みがこぼれてしまった。


「ほら、笑った。かわいいだろ」

「ほんとだー」


 かわいいよホンダさん、なんて女の子に頭まで撫でられてしまった。どっちが母親なのかわからないわね。


 立場では年上なのに、付き合ってからずっと私はミカに頭が上がらない。タイプじゃなかったはずなのに好きにさせられてしまった、というやつなんだろう。


 新しい家族を乗せた私たちの車は、春の陽気に包まれた街中を走っていく。

 道路にはずいぶん桜の花びらが降り積もっていて、街路樹の桜木には若葉が芽吹き出している。


 そろそろ、春と言える気候も終わりか。近年は4月ですら暑い日があるから、春も秋も本当に短くなったものだ。

 より儚さが強まった季節だからこそ、その時期に起きた出来事はかけがえのないきらめきとなって心に強く刻まれるのだろうか。


 そういえば、ミカと出会ったのも春の日だったっけ。彼女と出会ってからどれだけの未知が既知になっただろう。

 この歳になっても尚、私の毎日は発見と新鮮味にあふれている。

 幸せな人生だなって、心から思えるようになったのもミカのおかげだ。


「あ、優美さん。帰る前に駅前寄ってってよ。ケーキ買うから」

「ええ、いいですよ」

「ケーキ食べていいの?」

「どんどん食べなはれ。こんなにかわいい家族が来てくれたんだから」


 後部座席から聞こえるミカと女の子の賑やかな声に、また自然と口角が釣り上がってくる。

 ああ、いいな。楽しいなあって。今、人生の中で間違いなく私は絶頂期にいるのだなと実感した。


 どこまでも温かく優しい日差しが、私たちの新たな生活を祝福しているように感じた。

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