応援コメント

番外話 ふたりだけのやくそく 後」への応援コメント


  • 編集済

    「これは溺愛ですか?」から先に読んでいたので、あのときはまさかエルチェがこんなにも、こんなにも!重要な位置に立つキャラとは思っていなくて。ごめんね、エルチェ笑
    蓋を開けてみれば、彼はレフィの魂の伴侶だったわけですが!いや、もうちょっと男くさい類義語があればそれがぴったりなんですけど…なんでしょう、バディ…運命共同体…腐れ縁…?(男くさくはない)
    いやもう、これからもずっと肩並べてバカバカ言い合っててほしいです。
    って脳天気に思っていたのですが、ラストの番外編エピで情緒がぐちゃになりました…。
    エーリクとダニエルが叶えられなかった姿が二人に重なり、思わず涙が出てしまいました。
    この対比の、なんと切ないことでしょう…。
    最後にこんな爆弾仕込んでるなんて、聞いてないよ!ダニエルの登場シーンまで戻って読み返してしまいましたよ!大好きです!

    大河ドラマ観終えたような重厚感で、たいへん良かったです…ありがとうございました‪(*ノωノ)‬

    作者からの返信

    わー!コメントありがとうございます!

    溺愛は文字数も気にしながらだったので、エルチェのことほとんど書いてませんでしたからね!結婚後にリラが嫉妬しそうなくらいにはレフィに信頼置かれてますね(笑) 張り切りすぎて長くなってしまってすいません……(*ノωノ)

    そして、エーリクとダニエルとの対比に言及してくださってありがとうございますー!そうなんです。彼らが、というかダニエルが夢見た未来を二人が歩んでいるんですね。ダニエルは羨ましくて妬ましくて、でもちょっとホッとしてもいて……
    レフィが頑なに「バカがいい」という理由も、「忠誠はいらない」という理由も、ダニエルが真面目過ぎたから(だろう)というのもあるので、エルチェは理想の相手そのものなのでした。

    脇にドラマを持たせるの好きすぎて悪い癖です(*ノωノ) 番外まで丁寧にお付き合いくださり、ありがとうございました!

  • ダニエル……まだ若かった彼に、エーリクの全てが委ねられてしまったのが、あまりにも残酷な運命だったのかな、と思いました。他にもエーリクを見つめ労わる人がいれば、もっと別の選択肢も未来もあったかもしれないけれど、いずれにしても「今」が辛かった二人にはそれしか選べなかったのでしょうね。

    エルチェは銀縁眼鏡本編では大変気になる髭でしたが、背後にはこれだけの物語があったんだなあとなんだかすごく長編映画を見た心持ちです。レフィも全然違うんだもん!

    なんだかんだ結構不器用な彼らが、それでも互いをかけがえのない相手だと思っていて、さらにはレフィは運命の相手も見つけて。
    レフィにとってはたいへん「有益」で、頼れる相手で、本音を洩らせる相手で。

    でもエルチェはなぜそこまでレフィに自分を捧げたのかなあ、とずっと考えながら読んでいました。レフィが彼の運命を切り開いたことは間違いないけれど、エルチェにとってはけっこう他にも選択肢はあった気もするので。

    ちょっと間が空いてしまったので、またこの結末を踏まえて最初からじっくり読ませていただこうと思います。

    若者たちの青春と権謀渦巻く物語、そしてやっぱりリラちゃん可愛かったです。
    素敵な物語をありがとうございました!

    作者からの返信

    一気読みありがとうございました!!

    ダニエルは若さもですが寝不足や疲労から判断が正常でなかったのもあるんですよね……二人きりで完結してしまったので、レフィなり、他の使用人なりが気づければよかったのでしょうが……嫌なタイミングでしたね……

    レフィは本編ではかなり本性隠してましたからね(というか、私の書ける溺愛モードはあれが限界)。
    エルチェとの関係だと、どちらかというと執着してるのはレフィの方で、エルチェ自身は一度決めた主人を変えるのは気持ちが悪い、くらいの気持ちなんですよね。あまり深く考えてなくて、主人の命を守るのが仕事と思ってるので、真面目に仕事をこなしてます。
    誰かさんみたいに心酔しているわけでもないので、理不尽なことなら反発するし、やりたくないことはしないでしょう。(とはいえ、おとなしそうな顔して割と過激なレフィのことはやっぱり気に入ってるので、身分がなければ幼馴染の悪友というポジションに収まるのだと思います。一緒に何かするのが楽しい。捧げているというよりは、隣を歩きたいのかなぁ、と。でも、根が真面目だから身分の差が気になっちゃう)

    結局10万も軽々超えてしまったので、長編映画といわれるのも仕方ない(*ノωノ)
    長くなってしまいましたが、最後までお付き合いありがとうございました!

  •  一度読んだあとに、これはもう一度ダニエルとレフィとのくだりを読まないとダメなやつだなと思ったんですよ。で、冒頭と炭鉱での出来事を読み返して2周目いったんですけど、こう手に力が入っちゃって、鼻の奥がツンとしてきて、久しぶりに吐き気を催しました(本当)
     吐き気は私の褒め言葉なんですよ!言葉が出なくなるような感激覚えるとこうなりますよね?私だけなのか?
     エーリク様との約束のためにレフィを助け続けようとすることも、だけどレフィとエルチェの中に自分が得られなかった絆を見つけて嫉妬するのも、だけどそんな二人を見てちょっと安心しちゃったりもして、エーリク様を大事に大事に思い続けてるダニエルが愛おしすぎるんですけど!!この感情をどこに持っていけばいいのかわかりません。困ったねこれどうしましょうまじで。
     エーリク様、可愛い顔して罪な男ですよ。この家系、家臣たらしすぎませんか。ベルナールとかもイアサント様にたらし込まれてるんでしょうね。恐ろしい……。

    作者からの返信

    コメントも、お星様も、わざわざ二周もありがとうございます!(。ノωノ)

    ダニエルはもう少し上手い生き方もあったと思うんですよね。エーリクがもう少し大きかったら、同じ事をしてもその後はまた違ったんじゃないかと。幼いエーリクだったからこそ、頑なに約束を守ろうとしたし、囚われてしまったのでした。
    おとなしそうな顔して、苛烈な一面をもつ一族ですから、惹かれちゃう人が一定数いるのでしょうね(笑)
    ベルナールはどちらかというとエルチェに近いかな。なんかもう、仕方ないって感じで仕えてますwブノワの方が忠義としては厚いかも。使い方を誤ると大変ですね(笑)

    さっくり終わるはずが長くなってしまいましたが、番外まで楽しんでいただけたなら幸いです!
    たくさん、ありがとうございました!!

  • はわあああ、ダニエル〜〜っっ。゚(゚´ω`゚)゚。なんと忠義に厚い騎士なのでしょう…。どんなに苦しんでいでまだ生きている命の灯を伸ばしてやるのが人道なのか、それともいっそ優しく吹き消してやるのが安息なのか…難しいですけれど、死ぬより辛い状況はいくらでもあるんじゃないかなあと考えてる1人です。残される忠犬のことを考えれば、複雑な問題なのですけれどね…。

    なるほど、どちらなのかなと思っていた謎が解けてすっきりしました。今度は健康な身体で、平和な世の中になってから再会できるといいですね。

    作者からの返信

    番外編まできっちりありがとうございます(*ノωノ)

    エーリクは、どっちみち回復しないんじゃないかと感じて、ダニエルに無理を言ったのでした。病気に負けるのが嫌だったというか……そのためにダニエルが苦しむかもとか、罪に問われるかも、というところまでは少々甘い考えでしたが。
    ダニエルが正しい、正しくないは問えないですよね。彼も疲れていて正常な思考回路ではなかったかもしれないし、不幸なタイミングが重なったともいえる。
    ひとつだけ、エーリクは満足だっただろうなというのが、事実としてあるだけです。

    次はいっそ男女で産まれて、らぶらぶすればいいと思います!
    締めが重い話で申し訳ない!
    優しいお言葉、ありがとうございましたー!!