第6話

精神科を退院したわたしは統合失調症という病名をつけられた絶望の中で、焦り、アルバイトをすぐにはじめた。病名を隠したクローズでのバイトで、最初は順調にいくように見えていた。

でも、心の中の過去の傷は癒えず、悩みを打ち明けようと主治医と向き合ったが、それはフリースクールで不純異性交遊があったという複雑な内容で、先生は何も答えずに、わたしの手紙を返した。


主治医は、そして薬の量を増やした。薬が増える恐怖に震え、主治医を信じれなくなったわたしは、薬を断薬した。

そして再発し、アルバイト中に独り言のような文句がとまらなくなり、人間関係が悪化。

そして辞めた。

色々アルバイトを転々とし

最後には単発派遣をさまよったが、ショックのせいか病気の症状は出てしまいおかしなことを口走りそして、もうどこにも働く場所が無くなってしまった。

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天地天命、人として生く 夏の陽炎 @midukikaede

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