第5話
「なぁ、
「そういえば、いないね。多分、部屋じゃないかな?ちょっとやり過ぎたって、思ったのかもね。落ち着こうと思ってるんじゃないかな?
「そうか…。」
僕らが集まったのは、どこか偶然じゃないように僕は思う。
これは僕らが生まれた瞬間から決まっていた運命で、それを捻じ曲げることは
またくだらないこと考えてるんだろうなぁ~。
強がりが得意で、相談が苦手。誰かと痛みを分け合うことをしない子。
そこに何かを感じ取ったのか、
そして
「
こっちからは見えないけど、多分結構真面目な顔をしていると思う。
こういう時の
逆に僕はこういう時、何も出来ないのだから歯がゆい気持ちだ。
何かしてあげたいのにしてあげられない。
居心地が悪いなぁ…。
「
あっ、レアだ。
というか……う~ん、引っかかるなぁ。
も…?…う~ん。
「はっ!!!
そんな思考は、
レアなのは分かるけど、そこまで叫ばなくてもいいような…。
でも、まあ…。
「今笑ってたね。
そう。確かに笑っていた。
「まじか…。こいつに笑顔引き出されるとは思わなかったな。」
「だろうね。でも、
僕今、笑ってるだろうなぁ。
「そうかぁ?」
「そうだよ。」
「まぁ、あながち、間違いじゃないかぁ…。」
そんな中に、テンションがとても高いまま帰ってきた。
「まぁ、そうだよねぇ~♪私、感謝されたもんねぇ~♪私、おねぇちゃんだもんねぇ~♪」
と、とてつもなく笑顔だ。随分とご機嫌になったなぁ~。
「まだテンションハイ
「へ?なんで?」
すっかり忘れてるみたいだなぁ…。
「さっき喧嘩しただろうが。」
「はっ!そうだった!!忘れてた…。」
大事なこと忘れてる…。後で自己嫌悪でまた沈まないか心配だけど…。
「ちょっと行ってくる!!!!」
転びそうだ。
「走ると危ないよ~。」
呆れている
……ホントに転びそうだなぁ~。
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