第2話
「そういえば、そろそろ定例会議かな…。」
でもまぁ、あんまり早く行っても始まるのどうせ一時間後とかだろうし…。
う~ん。とりあえず、ホールに行こうかな。
起こしたら多分殴られるんだよなぁ…。
まあ、始まりそうだったら起こして連れてくればいいか。
もうすぐ始まるであろう定例会議に参加するため、僕はホールに向かった。
「おはよ~!元気ですか~⁉」
ホールに向かうと、
「うるせぇ…。」
「あれ?あんまり元気そうじゃないねー。どしたどした?お姉ちゃんに話してごらん?ねえねえ!」
でも、流石に今は放っておいてあげた方がいい気がするなぁ…。
「
「ナイスだ。
褒められていい事なのかな…?
「ええ~?私はちゃんとお姉ちゃんしてるもんねー。ね、
どうだろうな~。
「いや、お前はどっちかと言えば末っ子だ。そしてうるせぇ。」
やっぱり。
「わあああああああああ!ヒドイ!!それヒドイ!!!私の方が年上なのに!!何でそんなひどいこと言うの⁉私傷つくっ!!傷ついちゃう!!」
わぁ~、うるさい。何でこんなにデカい声が出るのか、不思議でならないよ。
それを見て、
「あああああああああああ!!!またそうやって拒否るんだもん!!!やだぁぁぁ!!!!
う~ん、うるさい。
というか、嫌われてるのは分かってるんだ…。
それはそれで嫌だと思うんだけど。
ああ~帰りたい。部屋に帰りたい。
でもなぁ~多分
早く来ないかな~。
そう思っていたら、廊下の向こうから青色の子が歩いてきた。
やっと来た…。
そして、あれはかなーり怒ってるな。
色々と。
その子はホールの入り口に来ると、息をしっかり吸い込んで、こう叫んだ。
「
「ひゃっ!!」
これでやっと帰れる…。
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