転校生という名前のハーレム増員
今日学校に潜ませている先生から転校生が入るという情報が回って来た。
入ってくる転校生は、まあ予想通りの正教会関係者の聖職者であった。しかも。ガッツリの女。それも爆乳美少女らしい。
敢えてもう一度とても大切なことなので言おう。
爆乳美少女らしい。
なるほどなるほどね。まだ俺は実物は見てないが、眷属から報告を聞いたところ最低でもH、いやIらしい。そんでもってとあるやけに女性について詳しい眷属の報告によると布越しではあるが見た所の概算はおそらくJらしい。
この眷属はこと、女性に関しては正直引くほど正確なので。まあほぼ確実にJなのだろう。
いやはやJって。何というかもう、うん。完璧に女の武器で勇気を取りに行こうとしてんじゃん。また勇気のハーレムが加速するよ。加速しまくるよ。加速し過ぎて一周回るよ。ほんで猫子が泣くよ。
いやはや同じ男としては中々に羨ましい限りですけどね。美少女3人に囲まれるハーレムってのはな。まあ俺にはイトがいるからいいけど。それにやろうと思えば眷属適当に呼べば出来なくもないし。いや虚しくなりそうだからやらないけど。
さて、話を戻すが勇気ハーレムは今の所三人か。何人まで増えるのやらやら。なんというか楽しみやわ。
もしかしたら俺の好きなあの漫画の如く100人とか行くかもねってそれは流石にないか。まあ俺の眷族をフルに使えば100人なんて余裕でいけるけど。運命的な出会いをさせて勇気のハーレム増やすか。ガンガン増やすか。
いや。流石にやめておくか。それはそれで面白そうだけど管理が大変そうだ。でも猫子だけじゃ足りない気がしたし。もう一人増やしても良い気がするんだよな。
・・・・・・
増やすならどんなキャラがいいかな。ここは俺のとってお気に入りの三天魔とかいいかもな。そうなると三天魔の一人であり元超級陰陽師の合法ロり娘のアイツを師匠キャラとして送り込んで。そっから勇気に手取り足取り様々な事を教えて、そして師匠と弟子の禁断の恋的な。良いね。凄く良いね。面白そうだ。
あ~~~。でも流石にやめておくか。やってもいいかもしれないけど。俺の眷族のトップクラスの力を持つ者に与えた三天魔は貴重な戦力だし。使い勝手も非常に良いからな。勇気一人の為に三天魔を拘束するのは勿体ない。勿体なさすぎる。
いやでも、勇気の才能を考えれば、・・・。これは一旦保留にしておくか、時期を見て勇気の才能が想像以上かつ陰陽連と正教会が完璧に勇気を自分の陣営に引き込んで都合の良い駒にしようとしてる場合とか、わざと駒にする為に知識を教えないとかしたら、三天魔引っ張って師匠やらせてもいいかもな。
まあもしもこれで勇気が実はロリコンペド野郎で二重の意味で気持ちがいいくらいに合法ロリ師匠キャラに引っかかってくれたら最高に笑えるな。
といっても流石にないか。完璧超人天才で聖人みたいに優しいあの勇気がロリコンペド野郎だなんて。ないよな。
ないよな。・・・・・・・。
その時、唐突に俺が最近読んだライトノベルの主人公の名言?迷言を思い出した。
「世の中には完璧超人天才なんて絵に描いたような人間は存在しない、そしてそういう凄い人程、人にはいえない何かを抱えてるものだ」
確かこの言葉を最近よそよそしかった親友にいきなり主人公が投げかけて、実はその親友は主人公の事が好きでってなって唐突にボーイズラブ始まって、次の挿絵がまさかの絡みっていう。
今、思い出しても作者はどういう気持ちであのシーンを書いてたんだろう。
多分めちゃくちゃノリノリで書いてたんだろうな。目に浮かぶわ。
ヤベ、なんかめちゃくちゃ話が脱線してたな。話が脱線し過ぎな上に勇気に対して風評被害以外何物でもないな。なんかごめん勇気よ。許してくれ。
さてとというわけで話を戻して転校生だ。まあぶっちゃけ詳しく情報を得ようとすれば出来るけどせっかくだし学校行って生の反応をしていきたいな。その方が楽しそうだしね。やっぱりネタバレはよくないよ。いやまあ爆乳美少女が来るというネタバレはくらってるんだけどね。それは許容範囲さ。
さてとじゃあ学校に行ってきますか。
「行ってくるね。イト」
「いってらっしゃい陰晴」
そうしてイトに見送られながら俺は学校に向かって歩き出した。
―――――――――――――――――――
少しでも面白いと思っていただけましたら星やハートを頂けると嬉しい限りです。
作者のモチベーションが上がります。それはもう上がります。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます