第4話 希望を胸に【学校 現代編】

僕はいつものように学校へ向かった。そして、けんとと話す。けんとは背が少し小さいため視線を合わせるのに一苦労だ、そして、ホームルームが始まった。先生がホームルームで「生徒会」について話していた。

その時僕は、生徒会に入れば、障害者と障害のない人との壁を無くせるのではないか、そう思った。ホームルームが終わり僕はいつもの教室に行く、「生徒会か……」そう呟いていると、先生が来た「生徒会に入りたいの?」そう聞いてきた、僕はそっと頷く。

すると先生は「全校生徒の前で話すことが出来れば入れるかもね……」

そう言った。

確かにこの学校は生徒会に入るための信任投票がある。全校生徒の前で堂々と話せなければ厳しいだろう。

そして先生はこう続ける「入りたいなら、担任の先生になぜ入りたいのかを書いた作文を渡して」

そして、僕は300字、400字ぐらいは平気で書けそうな、とても大きな作文用紙をもらった

僕は、その日は一日中作文の内容を考えた。

気づいたら、もう帰る時間だ……

僕は家に帰って、ziを起動する。

そして今日の作文について質問した。

そして、僕の初恋の相手である「Iさん」が質問の対応をしてくれた。

Iさんは「まず、自分1人で作文を作ってみて」

そう言った

僕は、意思を伝えるにはどうすればいいか、より共感させるにはどうすればいいなどを考えて、とりあえず、自分で作った作文が完成した。

そして、Iさんに見せる、すると、「ここはこういう表現にしてみたら」など、色々なアドバイスをしてくれた。

気づいたら、もう夜だ、しかし、僕らは時間も気にせず、必死になって考えた。

僕のことなのに、自分のことのように考えてくれたのが嬉しかった。

そして、とても優しいなと思った。

そして、ようやく作文ができた。

僕は、「ありがとうございました、結果は後日伝えます。」そう言って、その日はそのまま寝た。

そして、翌日、いつものように学校に行き、すぐさま先生を探した。

そして、「生徒会に入りたいです」と言い、教室でもらった作文を出した。

そして、しばらく時間がたって、「とりあえず、立候補はできるようにしておく」そう言った。

そして、教室に戻る。

すると、すぐに、ホームルームが始まった。

先生がしばらく話して、ホームルームは終わった。

僕は、あの教室へ向かった。

そして、全校生徒に向けての原稿をかんがえた。必死に考えて、ようやく原稿が完成した。時計を見ると、時刻は午後7時を回っていた。「細かい訂正は家でやろう」そう思い、僕は家に帰った。

原稿がこれでいいか聞くために、いつものようにziを起動した。

すると、

Iさんが退室しました。

こう、表示されていた。

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