異世界転生 なんか想像してたのと違った件

@yuuriki

第1話夢にまで見た異世界 

 1人の少年がいた。その少年は、小説、漫画、とにかく本が大好きだった。特に異世界ファンタジーなどが。少年の名は、陸と言った。陸は、人に好かれやすく、人気者で、頭も良かった。いわゆる優等生というものに近いだろう。けれど家に帰ればただのオタクになってしまうのであった。その少年には夢があった。それは、異世界にいくことだった。けれど陸はそんな事夢のまた夢だったので、今はただの高校生活をおくる事にしたのだった。

「はぁ」

陸がため息をついた。

「どしたん?」

親友の陽斗がいった。陸はこう言った。

「それがさ、図書室にある新しい異世界小説がだれかに借りられてたんだよ。

 

「あーそれはどんまい。」

陽斗が言うと、陸は膨れた。1時間目が始まった。その時!教室の床から眩い光が差し込んだ。その場にいた全員がめをつむった。全員が動揺する中、陸だけがガッツポーズをして、心の中でこう思っていた。

(よっしゃー!キター!)


 陸は、真っ白な空間に来た。陸は、異世界ではないと察したのか、一瞬固まって、

「えええぇぇぇーーーーー!!!」

と叫んだ。そして前に1人の爺さんがいた。その爺さんも陸に気づくと、

「どえええぇぇぇぇーーーーー!!!」

と、叫んだ。その後爺さんは言った。

「全員転生させたはずじゃろ!何でお主がまだここにあるんじゃ?!おかしいじゃろ!」

と、爺さんが言うと、陸は、

「おじさん誰だよ!つーか、ここどこだよ!俺せっかく転生して異世界これたと思ったのに。」

陸が言うと、爺さんはわれにかえって、

「わしは神様じゃ。訳あっておぬしらを異世界に転生させたんじゃが、おぬしだけルートを外れてしもうたらしい。そしてここは神の領域じゃ。分かったか?」

陸は頷いた。神様はそこから話を進めていった。そして、陸は、初めに転生された仲間の元に行くことになった。けれど陸はまだ知らなかった。仲間のが誰なのかを。そして、その全員が問題児だったと言うことを。

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