第59話美怜さんに添い寝してもらうのですが?
「まさ、上手」
「ありがとう」
「そのまま下の方も触って?」
「う、うん」
一見エッ〇な会話に聞こえるけど、ただ美怜さんの髪を乾かしているだけ。
「これから乾かして貰おうかな?」
「え」
美怜さんのお風呂上がりは色気がありすぎて
耐えれません。
「私の執事だからこれくらいはしてもらわないと」
「わ、分かりました」
主の言うことには基本受け応えるのが決まりだと拓也社長は言っていた。
「けど目を瞑っていてもいいですか?」
「急に敬語?どうしたの?もしかしてドキドキしちゃってる?」
「ち、違います。一応執事として敬語を使ってるだけで…」
「ふふ、かわいい」
ドライヤーをかけ終わった美怜さんによしよしされる。
「じゃあ髪も乾かしたからほら、こっちきて」
手を繋がれて向かった先はベッド。
「うわぁ!」
寝る気満々だった僕は油断して何かの拍子につまづいてしまい…
「ご、ごめんなさい!美怜さん怪我していない?」
「だ、大丈夫だよ///」
抱きついているような状態からすぐに起き上がる。
「もう寝よっか。今日は海も行って疲れたとと思うし」
「う、うん」
「また抱きしめてあげよっか?」
「お、お願いします///」
「素直でかわいいね。いい子いい子」
学校ではクールな美怜さんに今では甘やかされて僕はもうダメ人間になってしまったかもしれない。
~~~~~~~~~~
もう寝ちゃったかな?
私は頬を指で押して確かめる。
「結構早い。今日はそのくらい疲れたってことかな」
最近、かなり私に懐いてくれるようになったと感じる。
もうまさにはダメ人間になってもらうから。
私なしじゃ生活が成り立たなくなるくらい。
だからまさを咲には渡せない。
そのためにもきちんと咲とは話しておいた方がいいのかもしれない。
「かわいい」
この寝顔見れるだけで私は何でもできる気がする。
かっこいいところももちろんたくさんあるけどそれ以上にかわいさが勝っている。
「けど、男の子にはかっこいいって言った方がいいのかな?」
かわいいって言った時も嬉しそうだからいいのかな。
こんな調子でまさのことを考えながら私は眠りにつく。
「おやすみのチューしてもいいのかな?」
私は唇と唇を合わせて軽いキスをした。
「やっぱりもうちょっと」
5分くらい熱いキスをした後私は眠りにつく。
その一方で沖縄某所では…
「本当にやるんですか?」
「ああ、何のために情報を掴んで沖縄まで来たと思っているんだ。」
「俺らの人生を壊されたんだ。あいつにも同じくらい酷い目にあっても天罰は当たりはしない。」
「よし。明日、中の内通者に頼んでそいつだけ外に出てもらうようにする。そこを狙うぞ」
「「分かった」」
「待ってろ…佐藤雅也」
これは俺達の「復讐」だ。
《ちなみにこの人達は過去の話でもう出てきています。予想してみてください(*^^*)
明日も書いてそれと新作の短編も投稿しようと思います。もう一度ランキング入りしたいので皆さん読んで欲しいです!》
星☆やコメントをくださるとやる気に繋がるのでよろしくお願いします。
読んでいただきありがとうございます( . .)"
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