第50話フラッシュバックしてしまうのですが?

小鳥がちゅんちゅんと鳴き、沖縄の照りつけるような日差しがカーテンの隙間から差し込む。そして隣には

大好きなかわいいかわいいまさが裸で抱きついている。


「あ」


私…昨日…!!!!!!!

やばいやばい!どうしよう。もうしちゃったよー!!!

何もかも初めてなまさに…!

体温が一気に上がった気がする。


「と、とりあえず落ち着かないと」

シャワーを浴びることにした。が、

おかしい。1番低い温度なのにいつもと変わらない。それにしても

してしまった…。まだやめておこうと抑えてたのに。ちょっとした期待で避妊具を持っていったら本当に使うことになるなんて…。


あの時初めて██を出して恥ずかしがるまさ良かったな〜。

いけない。もう忘れよう。じゃないとまた…


「本当にこれもまさのせい」

後1ヶ月近くもあるのに耐えられるのかな。

まさの前でもクールでいないと。

服を着てまさの前に立つ。


もうそろそろ朝食がくる。これを見られたらまずい。怒られはしないと思うけど気まずい。

「寝顔かわいい」

と頬を触る。ぷにぷにしててずっと触っていたい。それに口を少し開けてまるであれを待ってるみたい。ちょっとだけ、起きてないうちにしても…いいよね?

私はその唇に触れるようにキスした瞬間、

徐々に目を開けるまさと目が合ってしまった。


「う…ん、美怜さん?」

やばい耐えられないかも。クールを装え私!


~~~~~~~~~~~~

目が覚めるとおにぎり一個分くらいの距離で

美怜さんの顔がある。

ってちょっと肌寒いような…

「え!?あ、え!?」

今僕は生まれた時の赤ちゃんと変わらない格好をしている。


「どうしたのかな?」

美怜さんが至って落ち着いた表情で聞いてくる。

「み、見ないでください!」

僕は布団にくるまる。

は、恥ずかしいよ〜!昨日のこともあって美怜さん見ると心臓が…しかもあんな距離で…


「ごめんね。でももう朝食がくるから服着て欲しいんだ。」

「わ、分かった」

僕は背を向ける美怜さんのために急いで着替える。


「お待たせしました」

「ありがとうございます」

「女将から朝食後来て欲しいと話したいことがあるそうです」

「分かりました」

「では失礼致します」


「それじゃあ食べよう」

いただきますといつものように礼儀正しく美怜さんは食べ始める。

今日の朝食は和食が中心みたいだ。


いつもなら会話が続くんだけど…

「夏江お婆さんからお話ってなんだろう?」

「多分お手伝いのことじゃないかな?」

と1文で終わってしまう。


えっと…僕何かやらかしたかな?思い当たることは…昨日の…!

心臓の鼓動がまた早くなる。だ、だって!あんなことされたら…

それよりチラッと美怜さんを見るけどただ黙々と食べ続けている。なんて言うかちょっと気まずい。


もしかしたら昨日僕があまりにも無知だったから美怜さんに負担をかけちゃったとか…先に疲れて寝ちゃったとか…原因はたくさんある。


「美怜さん」

「うん?どうしたの?」

「大丈夫ですか?」

「普通に大丈夫だよ」

「その…僕美怜さんに負担をかけちゃったり…」

「負担?」

「昨日の██で」

「げほ!」

と美怜さんが何か喉につっかえた。僕は慌てて美怜さんの背中をさする。

さすがにダイレクト言い過ぎたかな?

「大丈夫?」

「大丈夫大丈夫。ちょっとつっかえてしまっただけだから。それよりも何でそんなこと思ったの?」

「その…僕あまりにも知らなさすぎてそれで…」

「元はと言えば私が言い始めたことなんだし別に負担だなんて1ミリも思ってないよ」

と頭を撫でられる。

それがまた昨日のことをフラッシュバックさせる。昨日も同じことしてきたから。


「早く食べよう?夏江お婆さんが待ってるから」

「うん!」

早く切り替えよう!



《ぴーと打ったら██が出てきたので使えそうだなと思い使いました笑

いいことも恥ずかしいこともたまにフラッシュバックする時ってたまにありますよね(*^^*)》

お星様☆くれるとやる気につながります(* 'ᵕ' )

読んでいただきありがとうございます^^










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