第49話旅館の一室で大人の第1歩を踏むのですが?

(後半ちょっとエッチぃがあるのでとばしていただいても構いません)


僕らは自分達の部屋に戻ったがお互い沈黙が続いている。

「えっと…まずは今まで黙っていてごめんなさい」

と頭を下げられた

「いや全然大丈夫だよ!だから頭を上げて」

「本当に?」

「誰でも話したくないことはあると思うから1つや2つあったところでなんとも思わないよ」

「まさ…」

抱きしめられる。身長は相変わらず負けているので包まれている感じになる。


「私ちゃんと話すよ」

そう言って美怜さんは抱きしめるのをやめた。


~~~~~~~~~~~

私は小さい頃からお父様とお母様が仕事で家にいることが少なくて、おじい様とおばあ様の家に預けられてた。


そこで色んなことを学んだ。より完璧にするために。おじい様はお父様ではなく、私に会社を渡そうとしてたみたいで学校でも成績は優秀にし、様々な分野でも「完璧」でないと怒られることもあった。親戚も私に期待する部分があったみたいで…


けど調子が悪くてあまり思ったような点数が取れていない時とかは厳しく叱られた。

「どうしてこんなことも出来ない」って。


それにお父様とお母様が帰ってきても会わせてくれない日があった。お父様とお母様は拒んだけど無理だった。


周りの子だって私を完璧な人間と囃し立てて中学で瞳に出会うまでは友達になってくれる人なんていなかった。


中学生になると時々パーティーや偉い人のもとに連れてかれることがあった。

今でもたまにあるけどその人たちとは違っておじさんが多かったからたまにセクハラまがいなことをされることもあった。

それでもおじい様は

「そういうこともある」だけで庇ってはくれなかった。

これをおかしいとも思わなかった。ある意味洗脳されてたのかもしれないね。


~~~~~~~~~~~

僕は話が終わる頃には涙が頬を伝っていた。

そして美怜さんは僕の涙を指で取り

「私のために泣いてくれてるの?」

「当たり前じゃないですか!こんなの美怜さんが…」

「ありがとう」

とまた抱きしめられる。


「大好き」

「私も」

「これからは僕がもっと楽しくしますから!」

「うん。でも、甘やかすのは私だからね?」

「それは美怜さんにとって…」

「すごい楽しいこと」

「分かりました…甘やかされます」

嬉しそうにする美怜さんはとんでもないことを言い始めた。


「キスしよっか」

「え、え!?」

「いいよね」

「ま、待って!心の準備が…」

※(エッチぃのが苦手な方はそのまま下までスクロールしちゃってください)



「またそう言って焦らして…」

「焦らしてなんか…んぅ!」

抱っこされるようにされ、そのままキスしてくる。前と違って激しく、口の中をぐちゃぐちゃにされるような。


「もういいよね」

「はぁはぁ…何が?ってうわぁ!」

美怜さんはそのまま僕を押し倒して

「本当は君から来て欲しかったんだけどなー」

美怜さんの様子がおかしい。なんか目がとろんってしてるし、

「前にエッ〇なこと教えたことあったよね?本当は高校生のうちはやめておこうと思ったけど…もうしちゃおっか」

「え!?ダメだよ。まだ僕たち大人になってないし」

「2人で大人になればいいじゃん。それにまさ…」

と目線が下に行く

「こ、これは美怜さんが…こうしてくるから」

この発言で何か美怜さんに火をつけたらしく、カバンから何か出して、たくさん責められ…僕は学校のみんなより1歩大人になる道を踏んでしまった。



《ついに大人になる1歩を踏み出してしまった雅也ですね( ˊᵕˋ ;)

ちなみに高校生での経験率は高三までに51.2%らしいです。ガチですか?

この話によりキーワードに「微エロ」を追加させてもらいました。

これから美怜のデレ度が増す…かもしれないですね(*^^*)》

お星様☆くれるとやる気につながります! 読んでくださりありがとうございます^^


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