第24話夏休みの計画を立てるのですが?

「行きもそうだったけど…」

「帰りもそうなのね…」

「そろそろ恥ずかしいよ///」

「車の中でも離さないって決めてるから」

私は今、目の前で自分の娘ともう家族のような人がイチャついているのを目の当たりにしている。


私が出張に行く前はちょっと仲良くなったくらいにしか思っていなかったが妻が一旦会いに行った話を聞くと…

「あれは私達が初々しかった頃よりもイチャついてるわ」

と言っていた。

その時は考えにくかったがさっき話していた時や今の状況を見て思い知らされた。

喫茶店で「どこまで進んだの?」も鎌をかけたらいつもの美怜ならすんなりかわすと思ったがコーヒーでむせていたのでそこまで行ってるらしい。


「美怜はやっぱりお父さんに似ているわね。」

「そうなの?」

「今は抑えているけど付き合った当初は独占欲が出てね、私がナンパされた時も…」

「それは…!今はやめておこう」

妻の急な暴露で慌てる。


それにしても

「帰ったら夏休みのことでお父様達と一緒に計画を立てようね?」

「計画?」

「美怜は昔から夏休みに予定を詰め込んでるからちゃんと計画を立てないと予定がありすぎて倒れることもあるから」

「そうなんだ。じゃあちゃんと立てようね!」

「うん」

と美怜はまさの頭を撫でている。


美怜があんなに優しいところを見せるなんて今までにないから少し驚いている。

それもまさにも優しいところがあるからだと思うが…美怜にも独占欲というのはあるみたいだ。

~~~~~~~~~~~~~~~~


「さて、夏休みの計画を立てよっか。まず今の時点で仕事関係は?」

「今私が持ってる3社に出勤する。そして社員の勤務態度の把握。」

「それはいつまで?」

「だいたい夏休みの1週間は使うんじゃないかな?もちろん、まさにもしてもらいたいことがあるから」

「僕も?」

「家でひとりぼっちは寂しいだろうから」

ちなみに夏休みの部活は休暇申請と言うのを出せば簡単に休める。いいシステム。


「じゃあ久美婆さんのところに3週間くらいはいれるかな?」

「そうなるね」

「久美婆さんって?」

「私の親戚でね、美怜が小さい時にわざわざ東京まで来てお世話してくれていたんだ。」

「広瀬さん達のメイドもいたけど遊び相手とか話し相手とかになってくれたんだ」

「今は沖縄の島に住んでる」

「そうなんですか…」

会ってみたいなー。会ったら美怜さんの小さい頃を聞きたい。


「まさも一緒に行こうね?」

「いいんですか?」

「当然だよ。友達にも紹介したいから」

「去年久しぶりに行ったらできたみたいね」

「今でもRINEでやり取りしてるよ」

会ってみたいな。


「意外と予定は詰まってないね。」

「でも充実した夏休みをおくれるからまさとね!」

「うわぁ!」

急に抱きつかれたのでびっくりした。


「大好きな人とね」

拓也社長達に聞こえないくらいの小声を耳元で囁いてくる。

反則です///



読んでいただきありがとうございます( _ _)

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