第5話 おっさん、現状を把握する
目の前のリストは、しばらくすると自動的で消えた。
「アイテムボックスの中身もリストで確認できたらいいけど…」
ダメもとで頭の中で念じてみたら、頭の中にリストが現れた。
「大金貨10枚、金貨10枚、小金貨10枚、銀貨100枚、銅貨100枚、家屋(中)、魔導書、ミスリル剣が入っているのか。さっきのプレゼントボックスの中身はここに移動したってことか。ってことは、スキルも何かしら変わっているってことか…」
ヒロ
15歳
HP 1000
MP 1000
ユニークスキル
ポイズンブレス(常時)
毒耐性(常時)
アイテムボックス
スキル
マップ
サーチ
鑑定
偽装
経験値10倍
MP\HP自動回復
装備
初期装備(固定)、ミスリル剣、マジックバック(極大)、運営(神)からの手紙
ステータスを確認すると、先程はなかったスキルが追加されている。
よくわからないが、とりあえず身を守るための武器も手に入れたし、近くの町を探すことにする。
アイテムボックスの中に家屋があるから森で夜明かしするのも問題はないが、この世界についての生の情報が欲しい。
「とりあえず、スキルのことを確認しながら進むか…」
目についたものから順に確認してみようということで、マップを発動させてみることに。
すると目の前にホログラム的なマップが現れた。
「…なるほどね。これは自分で現地に行ってマッピングするタイプね。でも一応大雑把にでも情報があるだけよしとするか…」
とりあえずわかったことは、このまままっすぐ進んで森を抜ければ街っぽいところにつきそうだということ。
次にサーチを使ってみると、ちょうど進行方向に何やら魔物がいることがわかった。この森はかなりの数の魔物が存在しているっぽい。今まで出会っていなかったのが奇跡的だ。
とりあえずミスリル剣を腰に下げて、前に進むことに。
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