マ?

お風呂から上がりリビングに行くと

ナナシさんがコーヒーを飲んでいた。



「…お風呂いただきました。」


「えぇ。」


「いいお湯でした」


「そ…」


…会話が続かない!


「あ、深花ちゃんと洗いっこしました。」


「…マ?」


マ?って久しぶりに聞いた


「マジですよ?なにか問題でも?」


おやおや?もしかして羨ましいんですか?

ナナシさんもお好きですね~

とは、直接言えない。



「よく、生きてたわね。素直に良かったわ」


「…どうゆうことですか?」


え?なに怖い…嫉妬とかじゃなく真顔で

マジだからな?って顔してる…



「あの子はね…」


ナナシさんが何かを言い掛けていると

お風呂から上がり着替えた深花ちゃんが

フリフリのかわいい服を着てリビングに来た。


かわよ。


「何のお話?」


「深花ちゃんかわよって話。」


「いや、してないわよ」


「かわいい何て照れちゃうよ」


「「かわよ。」…あ。」


やっぱり同じ気持ちじゃないですか



「…忠告しておくわ、気を付けなきゃなマジで死ぬからねあなた。」



「可愛さで?」


「…無くはないけどもっとグロい死に方で」


「マ?」


「マ。」


………マ?

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