心の扉

私は手を引かれて交番とは

反対側に連れていかれた



「どこ行くのよ?」


「もうちょいだよ。」


そう言うと彼は町から少し外れた

ホテル街に……


「殺すわよ?」


「なんで!?」


信じた私がバカだった。

ナンパイケメン傷治り糞やろうだった。


「離せ変態!大きい声出すわよ!」


「もうすでに出てるぞ!?」


「うるさい!とにかく離して!」


「なぜに!?」


しらばっくれる気か!


「あぁ!違う違う!あそこに用があるんだよ!」


「私のか!」


「どうゆうこと!?」


私のアソコに用があるんじゃないの!?

ホテル街ギャグじゃないの!?


…どうかしてた。

一度、冷静になろう

ホテル街なんて初めて来たから焦った

心の扉の前に股開く所だった

あれ?私、こんなキャラだっけ?


「ほら、あそこだよ。」


ナンパマンは地球が割れそうな位の溜め息を付き

ある店舗を指差した


BAR【タマノコシ】


………………え?

やっぱりそうゆうことなの?

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