体は正直

「こっち側?」


なに厨二病?

…あぁでも実際、不思議な力は有るわけだから

違うのかな?


「お前…いつからそんなこと出来るようになった?」



そんなこと?

あぁ、吹っ飛ばすやつか


「今日。」


「わお、タイムリー」


表情変えずに真顔で両手あげて

棒読みで言うな。

何か腹立つ


「じゃあ、仕方ないな事故だ事故。」


彼は背伸びをするとこちらを見て


「なぁ俺らと組まないか?」


「……ナンパ?」


「どちらかと言えば硬派かな?」


いや、聞いとらんわ

行くわけないでしょうよ。

私はそんな尻軽じゃ有りません

鉄の処女です。


「飯も出るぞ?たぶん。」


しかし体は正直なので

私は彼に着いていくことにした。

……ん?俺ら?

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る