第19話終わってから考えたこと
まさかで始まった彼とのプラトニックな関係は、まさか私がとっさについた一つの嘘で終わるとは思ってもみなかった。「まさか」はワンセットなのか??笑。
既婚者同士の婚外恋愛。いつ終わってもいいように心構えはしていたので、泣きじゃくってどうしよもなくなるような気持ちの乱れはないけど、儚く尊い貴重なものである以上、その素敵だった思い出とか関係作りをしていたことの余韻には浸りたかった。一年ももたなかったけど、自分の中で大事にして、新しい気持ちに切り替えるまでにはもう少し時間を費やそうと思っていた。
ミラクル事件のあった日がもう一度訪れるときまでは、静かに大事に胸に抱えていて、再度訪れたあの日を機に、また何か新しいことを始めて心身ともにリフレッシュしよー!なんて、結構前向きに考えられている自分にびっくりしていた。
それもこれも、一人の人に執着しないように的を広げたりなんだかんだ、ダメージを最小限にするための用意周到な準備のおかげだったのかなぁと、少し自分をほめながらも、そんな自分がちょっと怖いなとも思っていた。
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