第18話凡人主婦失恋か?

私の言動が信用できないからもう無理。終わらせて下さい。だって。

さすがミラクルで始まったこの恋愛まがいな出来事。終わりも意外??といえばそうだし、フツーかぁと思えばそうだし。あっけなかったなぁ。せっかくなので、こうして読んで頂いている方の腰を抜かすよーな終わりにしたかったんですけど、エッセイである以上、とりあえず事実を書きます。笑

完結に話すと、私が嘘ついて別の男性と出掛けたことが発覚して、彼は一瞬で私が信用ならぬ女だと判断して終わらせて下さいって言ってきたというのが最後。プラスアルファで、その出掛けた日は彼の方も私を誘っていたらしく(私の記憶にはない。笑)、自分の誘いを断ってまでそっちを優先したことが許せなかったようだ。そんでもって、出掛けた相手の男性が少し前に書いた、私を軽い女に見ているのかもしれない男性だったので、私にボディタッチしてきたりしていたことも知っていたので、余計腹がたったようだ。

一方で私の言い分としては、出掛けた相手と約束したのは彼が誘ってくるより先だったので、順番通り先に来た方を入れただけで、なんの好意的な意味もなかったし、この人には日頃からお世話になっているので、食事くらいは応えておいてもお礼返しになるだろう程度の気持ちだっただけというもの。さらには、私のマヌケな発言によって、食事に行かざるをえない条件を突き付けてしまったので、とにかく早くそれを処理したかったという背景があった。

彼が一度その人と出掛けたかと聞いてきたので、私はとっさに嘘をついただけだった。行ってない、断ったよって。けど、もともと嘘つける性分じゃないので、後々の会話でボロが出て発覚。すみません、一回だけ行きましたと薄情したのが最後、関係終了の起爆剤となった。

それにしても、私は結構冷静にこの状況をとらえていて、彼女っぽい女が別のセクハラまがい男性と出掛けたというだけで、ものすごい感情的になって関係を終わらせたという彼の行為は正直かなり幼稚だと思って残念だった。そりゃー少しは嫉妬してくれたら嬉しいには嬉しいけど、たったそれだけのことで、大切にしてきた関係をラインで、ほんの数十分とかで、簡単に終わらせてしまった彼にはがっかりした。終わらせることは自由だし、いつだっていいけど、せめて相手(私)も納得できるような終わらせ方にしてほしかった。そんなに慌てて一方的に切られるとは思ってもみなかった。

最後に私は尊敬する大好きな男性の欠点を唯一みたような気がした。

彼は感情的になってしまうと、相手の話も聞くことができず、落ち着いた判断ができず、後々後悔する状況に陥ることがしばしばあるようだ。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る