第3話同じことを3人にやってみた件〜あしながおじさんの場合〜

カラオケしたりなかったなー。じゃぁもっかい行こ!そんなノリで今度は6つくらい歳上の穏やかなあしながおじさんみたいな男性と行ってみた。

こちらの男性はいわゆる一線を越えた関係が第一希望だ。それでも私の考え方にも寛容的でいてくれるので無理に誘ってはこない。遊びに出掛けたときにお支払いをお願いできるのも、私にその分を投資するだけの価値があると思ってもらえてるからなので安心できる。そういうこともぜーんぶしっかり話し合った上での関係なので私は楽して得しているはずの関係…なんだけど、一つ気がかりなのは、あしながおじさんからは性的魅力を一切感じないということだ。笑。これを気がかりにするのもどうだか。

あしながおじさんはやはり、すきがあれば攻めてくる。カラオケでもまた然り。どんどんこちらに詰め寄ってくる。いやいや、狭いでしょ。触ってきたいのもろ分かり状態でこられても女性は引きますから!と心の中で叫び続けた。が、最終的に頭を撫でてきたくらいで終わったかな?笑。後頭部を片手で触りながら、自分に酔って歌ってたな。

やっぱり自分にその気がない人に迫ってこられると怖い。とにかく引く。だったらそんな人と時間を共有するなと思うけど、相手がそれでも私と過ごすのが楽しいとか嬉しいとか思ってくれるなら、それはそれで私も嬉しかったりして、つい次のお誘いも受けてしまうのである。

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