Oracle VM VirtualBoxによる検証ラボの作成
Oracle VM Virtual Boxのインストールと仮想マシンの作成
◇Oracle VM Virtual Boxのインストール
①以下のサイトよりOracle VM Virtual Boxをダウンロードします。
https://www.oracle.com/jp/virtualization/virtualbox/
②インストールファイルをダウンロードしたらダブルクリックをしてインストールを開始します。設定はデフォルトで構いません。
③このままでも使用できますが、USBv2以降をサポートさせるにはOracle VM VirtualBox Extension Packのインストールが必要になります。
以下のサイトのVirtualBox 6.1.34 Oracle VM VirtualBox Extension Pack下の「All supported platforms」をクリックしてOracle VM VirtualBox Extension Packをダウンロードします。
*前稿で述べましたようにExtension Packは商用利用の場合有償となりますので、会社等では使用しないでください。但し評価の為であれば30日間は無料で使用できます。
https://www.virtualbox.org/wiki/Downloads
④ダウンロードしたファイルをダブルクリックしてOracle VM VirtualBox Extension Packをインストールします。
以上でVM VirtualBoxのインストールは終了です。
次はゲストOSをインストールする仮想マシンを作成してみましょう。
◇仮想マシン作成手順
①ゲストOSに使うisoファイルをダウンロードします。
CentOS Stream9の場合は以下のサイトからダウンロードします。ダウンロードしたisoファイルは任意のフォルダに設置してください。
https://www.centos.org/centos-stream/#tab-3
②デスクトップの「Oracle VM VirtualBox」アイコンをダブルクリックして起動します。
③「仮想マシン」タグ→「新規」をクリック
④「仮想マシン作成」画面で「名前」を入力し(例:CentOS9 St)「タイプ」で「Linux」を選び、「バージョン」で「Red Hat(64ビット)」を選択し「次へ」
⑤「メモリーサイズ」を設定します。お使いのPCのメモリにより適切な数値が変わってきますが、CentOS9 StreamでGUIをインストールする場合、2048Mは欲しいですし、KVMサーバーを構築する場合は最低でも4096Mは必要かと思います。必要な容量を設定し、「次へ」
⑥「ハードディスク」で「作成」をクリック
⑦「ハードディスクのファイルタイプ」で「次へ」をクリック
⑧「物理ハードディスクのタイプ」で「次へ」をクリック
⑨「ファイルの場所とサイズ」でハードディスクのサイズを設定します。CentOS Stream9の場合、テスト環境なので30G程指定すると良いかと思います。(サイズが小さすぎるとゲストOSのインストールが出来ません)指定後「次へ」をクリック。
⑩左側リストに作成した仮想マシンが表示される事を確認します。
⑪仮想マシンを左クリックして「設定」をクリック
⑫左側リストから「システム」をクリックし「起動順序」で以下の設定を行います。
・「フロッピー」のチェックを外す
・「ハードディスク」の起動順序を一番上にする
・「光学」の起動順序を二番目にする。
⑬「起動順序」設定後、「ポインティングディバイス」を「USB マルチタブレット」の変更。(インストール時のGUI画面でポインティングディバイスが使えなくなる場合がある為、この設定に変えるのが無難です)
⑭左側リストから「ストレージ」をクリックし、「コントローラ―:IDE」下の「空」をクリックし「光学ドライブ」の「IDEセカンダリマスター」右横の光学ドライブマークをクリックし、「ディスクファイルを選択」をクリックし、ダウンロードしたisoファイル(CentOS Stream9の場合「CentOS-Stream-9-latest-x86_64-dvd1.iso」)をクリック。
⑮左側リストから「ネットワーク」をクリックし、「アダプター1」の割り当てを「ブリッジアダプター」に変更。
この設定によりホスト側のPCがインターネットに接続されている場合、ゲストOSでもインターネットに接続できます。
⑯「OK」をクリックします。
これでゲストOSをインストールする準備が出来ました。
次稿ではCentOS Stream9を実際にインストールしてみます。
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