第7話 痛みは友情の印

 ひたすら走った。とにかく走った。息が苦しくても、時節足がもつれても走った。智也くんを見つけたのは智也くんのいる教室、なんで初めから教室を探さなかったのかというとあの後、給食を食べてから探すため、どこかに行ってないかと思い、体育館もグラウンドも図書室も探して、ようやく見つけたのだった。

 俺は陽菜のことが少し気になっていた。恋愛的感情の方ではなく、あの里子さんの言葉が気にかかっていたからだ。あれは何だったのだろう?と時折考えるのだ。その度に気になるのだ。川井がいじめにあってないかとか....。俺はそれを紛らわすために慣れない読書を最近するようになった。やはり俺には本を読む人が本当に人間なのか?と信じられなくなる。こんな文字が連なった文章をすらすら読むことのできる人って凄いんだなとそこで母を思い出す。母さんも白い本を読んでいたな.........そういえばあの本に.......とこの無限ループなのだ。

 しかし突然、俺の名前を呼ぶ声がしたのでそれはなんとか収まった。見るとそこには峰がいつぶりかまた息切れを起こしながらそこに立っていた。

「ス――――――――ハァァァァ.............智也くん。ちょっと話したいことがあるから来てくれる?」

 なんだろう........俺は何も言わずに彼女に付いていき、誰もいないところへ来たからもしかして告白!?と思ったが彼女の深刻そうな顔で違うと分かった。

「落ち着いて聞いてね?」

 俺は一度唾をごくりと飲む。

「私のせいで、陽菜ちゃんがいじめられてるの」

「.........え?」

 そこで今までのことが繋がったように頭が冴えてきた。そして幼き頭で理解した。陽菜が危ないということにそして.......あの本の事も。

 俺はそれから詳しく話を聞き、陽菜がいよいよ危ない状況に陥っていることが分かった。そして許せなかった。峰のせいで陽菜がいじめられてることにではなく、虐めてる当事者たちにだ。確かに峰にすこし許せない部分も確かにある。だけど俺は素直に嬉しかった。俺に助けを求めに来た事、そしてきちんと謝ってくれたのだ。きっとこれなら大丈夫だと思い、俺は許してしまった。


 「いじめをした人はその空間から離さないといけない」いつしかそんな世論があった年もあり、いじめをした者に対する法が出来たのだ。学校でいうとこの退学である。

 そして、今回の件はこのままだと陽菜が退学になる恐れがあるのだ。3人組は陰湿ないじめで誰にも目撃されていない。だが陽菜の今回の騒ぎは峰が言うまでは知らなかったがすぐに広まるだろう。どっちを信じるかなんて明らかだ。

「私のせいで陽菜ちゃんが........霧崎くん........お願いがあるの」

 そこで峰が俺にある提案をしたのだ。それは...........。


「ごめんなさい」

 私は今、今まで私を虐めてきた連中に頭を下げていた。

 なぜならもう諦めたからだ。先生に正直に伝えてるのに真に受けてもらえず。「本当の事を言いなさい!!」と𠮟りつけるばかりで、とうとう私が折れてしまった。

「私たちも.......ごめんなさい」「ごめんなさい」「ごめんなさい」

 明らかに悪いのはやつらなのに、私が悪くなり、誰にも言えなくて、苦しかったのに、今それをされても嬉しくないのに、私はずっと下を向いたままだった。

 泣きそうになった。でもこらえた。我慢した。これからおそらく私は〝退学になる”ことも分かっていた。なぜなら........。

 

 これは、父が俺に話したある話。

 昔の事だ。父のお父さん。つまりおじいちゃんがまだ若くして、初の議員になったときの話。

 当時、世間を騒がせていたある殺人犯がいたらしい。詳しく話さなかったがこれだけを俺に教えてくれた。

 やつは殺人犯でありながら、自分と同じ境遇の人が生まれないことを望んだ。

 当時、そいつがメディアで報道されるようになってから、彼に共感する人が増え、それを取り締まる法律が作られたのだと、そうして生れたのが虐め防止法。

 その名の通り、簡単に説明すると、いじめをした本人、または関係者に重い罰を与えるという法律。これは数年の間、与野党で賛否両論の酷く荒れたらしい。

 しかし、結局は作られ、それが初の未成年を罰する法としてしばらくは話題になり、法が出来た後から自殺の件数はどんどん減っていったと俺に教えてくれた。

 しかし、悪い面もある。それが現に、陽菜のケースだ。

 祖父はちゃんとこれも教えてくれた。逆に、〝冤罰の件数″が増えていったと。

 それによっての自殺者が今でも多数いると。


 話が終わったころにはもう辺りが暗くなっていて、私の足取りも重く、帰り道はただ下を向いて歩くことしか出来なかった。

 ガチャリとドアを開けると母さんが誰かと電話している様で、「はい........はい.......」とたまに聞えてくる。

 私はそっと二階に行き、本を読んでいた。しかし、なかなかいつものペースで読めなくて、ふと一粒の水滴が本にシミを作った。

 本を閉じて、私は洗面台に向かう。母さんはまだ話してるようだ。

 洗面台に行き、顔に勢いよく水をかけるも止まらない。しまいには声も出してしまった。辛い。悲しい。腹立たしい。感情はぐちゃぐちゃになり、何をしていいかも分からずに私は母さんに見つかるまで、ずっと洗面台のある床にうずくまっていた。

「...陽菜、クラスの人を殴ったって本当........?」

「........うん」

 母さんの顔を見ることが出来なくて、終始下を向いていた。

「.......今日、ごはん食べたら学校に行くわよ」

 母さんはそれきり、何も聞かなかった。今はそれだけが唯一の救いだった。


「正気か?それだと峰が二度と陽菜と友達になることが出来なくなるかもしれないんだぞ?」

 峰からの提案を聞き、俺は驚いた。峰の覚悟を馬鹿にするつもりもさらさら無いが、俺はそれをあまり良いとは思わなかった。

「いいの。私が原因を作ったんだもの。これじゃあ仲良くなっても意味ないわ」

 俺は数分悩んだ末に、それを受けることにした。

「分かったよ。それじゃ、後は任せな」

「......うん。ありがと。じゃ、行くね」

 去り際に言った言葉にはどこか寂しさがあった。でも俺はやらなければならない。それが峰の覚悟だから。

「さてと、俺も行くか」

 俺は教室に戻り、身支度を整え、母さんに電話をかける。

「もしもし?智也どうしたの?」

「お母さん。帰るのがめっちゃ遅くなるから」

「え?ちょt」

 俺はそこで電話を切った。案の定また母さんから電話が来るも、俺はそれを無視した。(....これは後で怒られるな)

 苦笑いをしながら俺は白い本のことをもう一度、考えることにした。

 「“いじめを受けている”幼馴染を君は助けないだろう.....か」

 あの白い本の正体.......それは........“未来を表す本”。

 なぜそんな本が存在しているのかは幼い自分には分からなかった。

 

 父さんは、珍しく早くに帰って来た。母もそれを知らなかったのか驚いていた。

 それから母さんから話を聞いたのか私に「なんでそんなことをしたんだ!!」と酷く怒った様子で聞いてくるから私はこう言った。

「知らない」

 それ以降、父さんは何も言ってはこなかった。私はまた一つ我慢した。

 車で学校まで行く道中、私たちに会話というほどのものは一つも無かった。

 終始無言で、表情は見えない。私は後部座席に座って、ただただ窓の外の景色を眺めるだけ。

 毎日のように見る景色のはずなのに。毎日通る道なのに。どうしてこんなにも心は晴れないのだろう。

 私はまた我慢した。こらえた。我慢した。こらえた。我慢.....した。こらえt。がまn、し。こ.....らえ...た。・・・・・我慢した。こらえた。

 学校につくと、裏口へ行った。次にインターホンを鳴らす。すると「はーい」と言う声が聞こえた。事務の人だろうか女の人の声だった。次に父が「校長先生はいらっしゃいますでしょうか?」と丁寧に聞き、ここに呼ばれたと説明すると事務らしき女の人は「少々お待ちください」と言って、待つこと10分くらいだろうか(昔の事であまり覚えていない)。

「どうぞ、こちらへ」

 先程のインターホン越しで話した人が来た。どうやら案内してくれるらしい。

 事務の人についていき、案内されたのは校長室だった。

 父はドアを2回ノックすると「どうぞ」と聞きなれた声がする。「失礼します」と父が言い、ドアを開けて入っていく。

 校長室にはいってしばらくするといじめをしてきた3人の親とその子供がきた。

 全員、私を白い目で見てきた。どうせ、あいつらが根も葉もない話をしたんだろう。でもそんなのはどうでもいい。もう、私は楽になれるんだ。そう思うと同時に智也のことを強く考える。私の唯一の遊び相手で幼馴染でいつも私は智也の隣で隠れていたのに、今はまるで智也の隣から引きずられて、地獄に落とされたかのようだった。(助けて......智也ぁ.......なんで来ないの......?)そんなことを考えた時もあったっけ?記憶は曖昧で、今は何とも思ってないけど。その時の私にとっていじめは耐えられなかった。だから今まで我慢していたのに........結局殴ってしまった。

「お宅の娘さん。うちの子を殴ったって本当ですか?」「私の子も?」「どうなの?」

 担任の先生は重々しくただ一言、「.....はい」というのみ。

「おまけに虐めているなんて嘘まで吐いて」「えぇ」「そうそう」

 すると今まで黙っていた父さんが「この度はうちの娘がご迷惑をおかけし、申し訳ございませんでした」と奴らの親に謝った。母も頭を下げている。

「まったく、お宅の娘さんはどういった教育をしているんだ!」「ああ!」「まったくだよ!」

 違うの父さん、母さん。悪いのは私じゃなくて、あいつらなんだよ。そんなこと言えなくて、私も頭を下げようとしたその時。

 ドンッ!「ちょっとまったぁあああああ!」

 そこにいたのは智也だった。制服を着ていたのですぐに奴らのうちの一人の親が

「誰ですか?この生徒は」と聞く。

校長先生は「霧崎 智也くんです」

 すると「ああ、あの議員の子供か」とか「こら!霧崎くん。勝手に入って来ちゃダメでしょ!」と怒る人(担任)とかがいた。

「校長!俺の話を聞いてくれ。悪いのは陽菜じゃない。こいつらなんだ」

 そういって、智也はいじめをしてきた3人を指さし、校長に話を持ち掛ける。

「どういう事かね?」

「こいつらが陽菜にいじめをしていたんだ。俺はその話を峰さんから聞いてここに来た」

 すると、やつら3人そろって「え?」「嘘でしょ.....?」「絶対違うわよ!」と明らかに動揺していた。

「またまたそんな、智也くんだっけ....?君、嘘はいけないよ。事実、その証拠がどこにもないじゃないか」と奴らの中の一人の親が言って来た。

「証拠はないけど証言ならある。......陽菜!黙ってないで聞かせろよ!お前はこのままでいいのか?」

 私の頭の中には峰って誰?。何で智也がここに?。何か言わないといけないのにとパニックになっていた。

「校長先生。智也くんは普段どんな生徒なんですか?」と誰かが聞いた。

「すこし、乱暴なとこがあります。ⅾ—」

「じゃあ嘘じゃん」「えぇ」「そうよそうよ」

 私はそこでカチンときた。そしてついに言った。

「.........ない」

 智也は聞えなかったのか「聞こえないぞ!」と言って来たので余計に腹が立った。

「良くないって言ってんの!だいたいなんであんたがここにいるのよ!」

「それよりなんかいう事あるだろ?」

「えぇ...でも諦めたわ。だって何回言ってもまじめに聞いてもらえないんだもの」

「え?どういう事だ?」

「.......私....なんかいも......ひぐっ.......なん....がいも....いっだのに.....聞いてもらえなくって.....うわあああああん」

 私はついに泣いてしまった。我慢してこらえたものが一気に押し寄せるかのように。流れて、流されていく。

 しばらくして、私はようやく事の経緯を話せた。すると。

「こんなの嘘に決まっているわ!うちの娘がそんなこと.......。」

「そうだ!だいたいおかしすぎるよ。どうせ裏で口を合わせてるんだ!」

「「そうだ!そうに違いない!」」 

はぁ.....やっぱり駄目だったか。担任の先生も、やつらの親も誰も信じてくれなかった。私はまた泣きそうだった。しかし。

「実は.....何度も、陽菜さんからいじめを受けていると聞いていたんです。しかし3人に聞いてもしてないと言ってくるので無視していました。しかも、今回、陽菜さんの話を一切聞きませんでした」

そこで突然、担任の先生が最大の勇気を振り絞って言ってくれた。

「どうやら嘘をついていないようですね。さて、〇〇先生(先生の名前思い出せなかった)、後ほど話があります。今はそれよりも、川井さん、陽菜さん。この度はうちの教師のせいでこんなことになり、誠に申し訳ございません」

「っ!申し訳ございませんでした!!」

 その後、先生が改めて私から相談されていた内容などを話し、やつらの親は自分の子を𠮟りつけ始める始末。その頃には智也が居なかった。

 一方智也はというと.......。

「智也!!こんな遅い時間まで何してたの!!お ま け に!!電話に出ないし!!心配したんだからね!!」

「うぅ......ごめん母さん」

「全くよ。さあ早くご飯食べなさい。そのあとはお風呂よ」

「は~い」

 母さんは俺が幼馴染を救った事なんてわかってないだろうなぁ。

 実は知っているのだった。なぜなら智也の母親が熱心に読んでいる本はあの白い本なのだから。

 あの本にはこう書かれていた。


 自分の息子が幼馴染を救って帰ってくると


 あれを読んでいなかったら今頃ご飯無しにしていたわね!と心の中で考えていても表情は隠せなかったようで、智也から見ると何故かウキウキとしているので智也は終始首を傾げていた。

 

 それから一夜明けて、3人は退学処分を言い渡されて、私はというと......。

「とーもーやーぁ?なーんで昨日あそこにいたのよ!!いい加減詳しく教えなさーい!!その峰っていう人の事ぉおおおお!!」

 朝なのにそうそう智也を追いかけまわしていた。

「いやなこったー。捕まえたら教えてやるよ!」

「まちなさーい」

これが私の智也観察日記を作ることにしたきっかけなのだが。

ふと一番最初のノートの一番最初のページの一行目に峰って誰のこと?と書かれていたのを見てから思い出してしまった。そしてこの学校に通っていることもそしてようやくチャンスが回ってきたのだ。

「私を助けてくれたのはあんたでしょ?峰 咲さん」

私の名前を初めて呼んでくれた。こんなにうれしいことはあるだろうか。......でも

「違います。人違いです」

私はそのまま立ち去ろうとしたが腕を掴まれて逃げられなかった。

「待ちなさいよ。智也があんだけ教えなかったのにはなにか訳があると思ったけどそういうことね。あなたが私へいじめを計画した犯人で、そして救おうとした人なのよね?」

「........ちℊ」

「違わないわよね?(圧 ...だって私調べたんだもの。私と同じ小学校でかつ峰と咲がつく名前の人を。するとあなたしか出てこなかったわ。いい加減認めたらどうなの?」

「......そうだよ。私がした」

「なんで智也を巻き込んだの?」

 私はそれからすべてを話した。友達になりたかったこと。無視されて腹が立ってつい嘘をついてあいつらをだましたこと。止められなかったこと。そして霧崎くんを使った事。

「私はあの時、君を救うのなら霧崎くんがいいんじゃないかと思ったんだ。........これで満足かな?」

「.....いいえ......まだよ」

 彼女はそう言うと私の頬をはたいた。私はヒリヒリする頬に手を当て、彼女を見る。

「これで昔の事はおしまいよ。これから友達ね!咲ちゃん!」

 陽菜ちゃんは笑顔で私を見る。私はついに陽菜ちゃんと友達になれたのだ。

 そこで私はうれし涙を流して、それを陽菜ちゃんはハンカチで拭ってくれた。

「ありがとう!陽菜ちゃ—」

「誰がちゃんをつけていいって言ったのよ!!私はちゃん付けを許してないんだからね!」

「おやぁ?そうなると私もちゃん付けを許していないんだが」

「あれは言ってないからノーカンだもん!!ノーカン!!」

「.....滅茶苦茶だ(笑)」

「だいたい、なーんで智也を巻き込む理由が...君を救うのなら霧崎くんの方がいいんじゃないかと思ったんだよ(真顔でちょっとイケボ?)...よ!ただ、怖かっただけでしょ!?」

「んなっ!さっき昔の事はおしまいよって言ってたのになんで早速昔の事を言及するんだい?陽菜ちゃ―」

「だ・か・らっ!!ちゃんをつけるなって言ってんの!」

「いいじゃないか は る な ちゃ ん」

「このっ!いい加減に....」

「やっそこは.....」

 二人が本当の“友達”になるにはまだまだ先の話らしい。

 誰にも読まれていないこの未来を表す本にはそう書かれていた。

 一方、二人はというと......。

「陽菜ちゃーん。うふふ~」

「だーかーら!そのちゃん付けやめなさいって言ってるでしょ!!」

「ふふふ、陽菜ちゃん。私を捕まえたらちゃん付けをやめてもいいよ?」

「望むところだわ!ぜーったいに!捕まえてやるんだから」

 .......まだまだ咲と陽菜の中には亀裂が生じているℊ—

「こーら!待ちなさーい!!」

「ふふふ、早くしないと休み時間が終わっちゃうよ~?」

 ......これって実は仲がいいのでは?と思ってしまう筆者であった。













ここから先は見なくても大丈夫です。


あとがき(?)

 ようやく......ようやくおわっだよおおおおおおおお。

 マジできつい!!よくこんな書いたわ!てか何気に達成感半端ないんですけど!

 (咳払い)

 と!いう事で、皆さんお待たせしました!!ようやく完成です。

 なのに......なのに、また今後の展開を書くと考えるとピー(規制音)(これには壮大なネタバレが含まれます)

 さて!!次回はいよいよ部を立ち上げます!!

 え?ってなる人が多いでしょうが新年明けて書くのもあるけどもともとそういうピー(規制音)でピー(規制音)していたのでご了承ください。


 さあ、なぜかこれが一番読んでいる人が多いので続きを書きましたがやっぱりきついです!!なんせ学校+ゲームがあるのにどこに書く時間が......ゲームの時間を減らすのは断じて!無理です!!(主はゲーム依存症なので仕方ない)

 そのうえ自分が出してるのは駄作のなかの駄作、読めた物じゃないのに読んでくれる皆様には感謝しか無いです。

 さて、次は皆さん何を読みたいですか?また自分の作品がこれからどうなってゆくのかも見どころですよねぇ。なんせところどころおかしな点が多いので、ここを修正するだけで多分1週間は潰れますね!まあ自分は多くの人に見てもらいたいけど、趣味の範疇に収めておきたいわがままな人なので、応募とかするつもりはありません。

 そもそも自分は書きたいものをただ書くだけですから。ほんとにそこは変わりません。これからも書きたいものをいっぱい書いてみんなに見せて。それさえ出来れば自分は満足するんです。だから、沢山、自分の作品を見てください。そして笑ってください。こんなにキャラ崩壊やストーリ崩壊起こしてるものなんてめったにないはずですから。

 自分の書くものはきまぐれで一気に変わります。だから、書く側も楽しいんですよ。キャラが生きているみたいで。面白いんです。書くと疲れるときもあるけどそれ以上にやりがいや達成感があるんです。まあそれがどこまで続くかはわかりませんが書きたいという気持ちがある限り、自分の書きたいものを書き続けます。

最後に、自分の作品は暗い作品が多いんです。だからあまり読むのをおすすめできません。

 だから、読むなら覚悟をしないといけません。

 自分の世界、つまり黒夢の世界に足を踏み入れる覚悟を。

 (ここで厨二病が言いそうなセリフを言います)

「さあ!読者たちよ。わが深淵を覗こうものなら、その身を滅ぼしかねんぞ?」

(訳:自分の作品を読んで、具合を悪くする人がいるかもしれない)

「それでも読むのなら。とことん読むがいい。己の身が朽ち果てるまで!」

(訳:それでも読んでくれるならいつでも読みに来てください。こんな作品でよければ歓迎します)

 では、もう眠いので寝まーす。現在時刻0:30

  

 

 

 


 

 

 

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