神を孕みし鋼輝の焔光

 俺の理解は遥か遠く、まだまだ彼女を理解していなかったと思い知らされる。絢爛豪華なキカイは、己自身の姿を変え、理外の存在としての何たるかを世界に見せつけている。

「…………………ぁ」

 抑圧された世界に引きずられ、俺の心臓もまた軋みを上げている。否、それだけが意識を目覚めさせていると言っても過言じゃない。そうでなければとっくにこの身体は死んでいた。『生命』を刈られた身体は身動きを赦さずこの場に留めているが、辛うじて視界は健在で、だからこそ我が目を疑っている。あれが、キカイがキカイたるその真髄なのかと。あんなに活発で優しくて甘えたがりのポンコツな、俺にしてみれば世界で一番可愛い女の子が。元々路傍の石以下の存在としか見ていなかった人間をわざわざ注目して蹂躙している。

 その異常性を知ったのは初めてではないが。???は正に支配者だった。部品が足りずその力は制限されている筈が、ここまでの出力は話が違う。これが全力でないなら何が全力だ。超越者としての振る舞いに一体誰が文句をつけられる。この場で、圧倒的な力を持つであろう未礼紗那でさえ例外なくひれ伏しているこの瞬間で。

「ガハ……ハ……ヴェア! ごぉ……ぅう」

 世界を覆う赤い糸。俺にとって月とは現状『最も美しい物体』であり、それを証明するのは紛れもなく彼女の瞳だった。今や黄金に染まった瞳はその輪郭に赤色を迸らせながら見る者全てを焼きつくしている。未礼紗那の身体は、そんな彼女の視線に当てられて融けていたのだ。

 そうだ、忘れていた。???は規定を一切使わなくても壁抜けを筆頭に何か特別な事が出来る存在だ。それでは規定とは何だ? あってもなくても変わらないのではないか? 気になる。知りたい。

 目の前で人類を塵に変えんとする大いなる存在を前に、まだ俺は、それでもまだ???を異性として認識している。視界だけが健在であるのならば、釘付けになるのも当然の道理だった。

 彼女に因果の糸は繋がらないが、しかしこの瞬間だけは話が別だ。世界に干渉し抑圧するその力を通して、今の俺なら視える。


「……………はぁ。全職員に次ぐ! キカイに向けてあらゆる兵器の使用を許可します! 今が討伐の……人類を救うチャンスです!」


 どういう手段か己の身体を全快せしめた未礼紗那の指令によって、周辺の住宅に隠れていたメサイア・システムと思わしき人間達が軍隊を思わせる様な兵装の数々を???に向け、その身体に傷をつけんと躊躇なく引き金を引いてみせる。

「牙 林鬼 厂、」

 周辺一帯の気流の速度は際限なく上昇していく。直前の天候も物理法則もはたまたそれが起こす影響さえも無視して。ただ周辺の敵を殺す為だけに???は現象に自我を与えて屈服させ、従えている。

 この星を取りまく気流の速度が無責任に上がればどうなるか。その影響がまんま世界に反映されたのなら、この地球に住むありとあらゆる陸上生物はズタズタに引き裂かれて死亡するだろう。その気になれば生命種その物にトドメを刺せる様な行為を、わざわざ俺を守る為だけに、彼女は行使していた。

「―――――――――――あ゙ぁ゙あぁぁぁぁぁぁぁぁぁアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」

 未礼紗那の身体は特に、念入りに切り裂かれた。服は元よりその肌、肉までもが吹き付ける風とそれに飛ばされた物体によって抉られている。恐らくは所有する規定によって身体は瞬く間に再生していくが、痛みまではどうにも誤魔化せていないらしい。顔は醜悪に歪み、顎は外れてただ痛みに喘ぐ事しか出来ていない。何の抵抗も許されず、ただ延々と切り裂かれている。

 殺される。

 死んでしまう。

 逃げられない。 

 こゆるさんのファンは『愛』の規定に基づいて構わず俺達の隠れる家に突撃しようとするが、彼女がいるのは部屋の中、入るにはどうしても玄関で倒れる俺を踏み潰すしかない。それを???が許す筈もなく、家の敷居をまたいだ瞬間に太陽熱が一点に降り注いで蒸発してしまう。多少殺し方に違いがあるというだけで、視界を蝕む糸はいっそ悍ましい速度でどんどんと千切れていく。

 何の変化もないのはこの家と、中に居る俺達だけ。

「だ、大丈夫ですか有珠希さん!」

「……………………」

 視界の中にこゆるさんが入り込んできた。喋れないが、意識はある事だけを瞬きで伝えてみせる。

「い、今の内に逃げましょう! こんな所に居たら二人共危ないですから!」

 それは駄目だ。

 けれども身体は動かない。どうにかして伝えないといけない。俺だけはここに居ないと。いや、違う。


 俺がここに居たい。


 こんな状況でも『愛』の規定は俺を蝕もうとして、今度は抵抗出来ない。曲がりなりにも男性の身体はアイドルには重荷でこゆるさんが露骨に手間取っていると、『愛』を伝えるには言葉が必要だからと言わんばかりに、声が回復した。

「ま、待ってくれ。波園……さん。俺は……逃げない。やめ、ろ」

「何言ってるんですか! このままじゃ二人共死んじゃいますよ!」

「アイツは……俺達に気を遣って、ちゃんと巻き込まないでくれてる……! だから、待ってくれ!」


 パシュンッ!


「―――有珠希さん!?」

「ぐあああああああああ!? ぐうううう……が、ううううああっ、アア!」

 『傷病』によって傷も病も回復したとて、俺の視界の毀損は現象に近いらしい。これまでの負担は累積していて、またそれが爆発した。左側の視界はもう、全く何も見えない。

 それでも残る右側の視界で???を視続けている。理由なんて単純だ。


 知りたいと思ったから。


 今なら教えてもらえるんだ。世界の苦しみを通して???の事がもっと分かるんだ。俺はアイツの事を知りたい。もっともっと知りたい。全部知りたい。全部知った上でそれでも愛してやりたい。

 だってそうじゃないと不公平だ。アイツは孤独だった俺に居場所を与えてくれたのに、俺がアイツの居場所になれないのはおかしい。最終的には別れないといけないとしても、それまではせめて。

「……波園、さん。俺の身体、支えて、くれるか?」

「…………何で、そこまで」

「……………………頼む」

「…………有珠希さんが居ないと逃げる意味がありません。分かりました」

 オゾンによって吸収されている筈の紫外線が、一切緩和も減衰も吸収もなく地表に降り注ぐ。太陽光の熱と合わせて周辺の住居もろとも人を焼きつくしているのがそれだ。傍から見れば異常な状態である。誰も紫外線なんて目視出来ない。影響範囲にさえ入っていなければ天候も状態もいつも通りだ。

「……なんで、あんなバケモノを貴方は」

 『規定』とそうでない力の差とは、理外かそうでないか。

 『規定』は飽くまでこの世界を縛り付ける物理法則―――秩序を行使している。ルールその物を振り回しているからこそ自由にそのルールを改変出来るという訳だ。だからある一つの法則を改定してもそれによって起きうる影響も無視出来る。

 ところがそうでない力はキカイとしての暴力。理外の存在らしい無法だ。ルールに書かれていないから自由に変えて大丈夫という解釈が正しい。

 世界は教えてくれた。彼女がここまでの出力を誇る為のエネルギーは『無』だと。無から有を生み出し、それをエネルギーとして消費している。何より消費されたエネルギーは『無』に帰するのでそれを更にエネルギーとして使い直せる。キカイは燃費が良いなどという次元ではなく、消費すればするほど回復する無法無敵のエンジンを持ち合わせている訳だ。

 生み出されたエネルギーは万能である。あまねく現象を支配している事からも分かるように、電力や風力や石油と言った括りに囚われない―――それこそ『エネルギー』その物と言っても良い。もしも???が人類の為に生きてくれるなら、世界中に存在するありとあらゆるエネルギー問題は解決の一途を辿るしかない。無限のエネルギーはどれだけ人類が無駄遣いしたとて回復するばかりだ。

「分からない…………私より、あんな怖いのが好きなんて…………」

 独占しようにも持て余す総量と、人の道理を理解しない精神は決して悪用される事もなく存在するだろう。人はこれを『救世主』と呼ぶ。???よりその名に相応しい存在もいないだろう。

「…………駄目、だ。『  』!」

「え?」

 だがそれらは、彼女が万全である場合の話。今は違う。その肉体は俺のしょうもない身体によって代替されている。消費する程回復する馬鹿らしい器官構造はヒトの身体には重すぎるのだ。

 キカイらしい無法による秩序の破壊も、今はまるで制御出来ているように抑え込まれているが限界が近い。言っただろう、無法の力は暴力だ。抑え込めているのは努力に過ぎない。このままアイツを暴れさせたらやがてアイツ自身にも力は制御出来なくなって―――その身体は自壊してしまう。


 ―――行かないと。


 ???は棒立ち、歩いて近づける事だけが幸運だ。だがもう時間が無い。未礼紗那の目的もまた『キカイが万全でない事を前提としたタイムアップ』だと世界が教えてくれた。このままじゃ、負ける。負けて欲しくない。俺の前から、俺の手の届かない場所で死んでほしくない。

 だが現実はどうだ。足が動かない。こゆるさんに頼むのはリスクが大きい。彼女が巻き込まれないのは飽くまで俺の近くに居るからで、自ら???の元へ近づいたからには、まとめて焼却される可能性が高い。俺が一人で行かなきゃダメなんだ。

 『愛』の規定、その白い糸が俺を蝕み実を結んでいく。それでこゆるさんを好きになったからなんだ? アイツへの想いは微塵も変わらない。早く足を動かせ、手を動かせ。分かるだろう。分かれ。『愛』を示すには行動だって必要だ!

「………………有珠希さん! 立っちゃ駄目です!」

「……………いか、ないと」

 踏み出した足が重い。重力が重くなっている様だ。ほら、時間が無い。『規定』でこの星の重力を変えたのではなく、よその惑星から重力を引っ張って来たのだ。だから俺にも影響が及んでいる。既に抑えきれていない。???が棒立ちなのは、そのコントロールに全ての力を注いでいるからだ。

 一歩、また一歩と。外へ歩いていく。最強の免罪符で以て軍から戦車なども持ってきた所で何の意味もなさない。未礼紗那もそれを目的としていない。全ては有象無象に対して過剰な力を引き出し、???をオーバーヒートさせる為。

 当の本人も重力に圧し潰されて地面に潜り込んでいる。たった今、その横を通り過ぎた。

「こ҈͜͠⼕̴̧̛ ҈͢͞シ̷̧͝ ̵͢͡て̶̧̕ ҈̨҇あ҈̕͢ ̴̢͞げ̶̕͜る҉͢͡ ̴̢̛」

 世界に語り掛ける声。

「犭҈̨̛月҉̨͠辶҈̡͡ヲ̴͢͡言̷҇͜詐̷̛͢ナ҈̨̛「̸͢͝」̵̡͠」

 人を嫌い、憎しみを告げる。



私͎̠͖̲̝̯̰̩̬͒̇̈̃̐̾̆̎̚ͅの̝̙̗̣͉̠͍̝̦̉́̍̑̿̎͒̇̋͗́̒̂̃͗̌ͅ有͙̥͓͈͔̝̘̰̥̤̉́̍̅̑̓̑̏͗̾̚珠͎̠̭̤̬̱̦̲̤̱̞͌́̓͗̿̿͛̂̚希̲̜͍̦͍̰͓͖͐̋́̇̈͒̈̓̆͛͒̒̒̽を̲̙̩̲̩̳̳͚͉̗̠͔̯͒̅̉̌̒̎̃͐̓̄̄̚殺̪͖͇̙͙̬͚̲͎̭̘̩̎̈̓̉́́̎̑̔̌͐̆̃し̖̭͉̯̲̙̯͈̪̰͖͚̘̱͋͆͋̔̆͛͊̀̊た͓͇͓͈̞͖̮̫̳͉̃́̔͂̽̔͂̑̇͌͆̇̆̚お͖̭̗̭͔͈̥̟̫̬͉̟͑̾̏̍͊̂͂͛前̣͕̞̮͕̥̩̣̘̱̬̦͎̐̍̽̂̅͋̀̉̈達̳̤̦͚͖̖̣̯̪͉̰͙̮̈́̅̀̑̒͗̎̋を̳͕̠̗̟͔̯̖͖̎͒̌͋͒̓͛̆͋絶͉͍̪̭̮̟̥̦̗͓͈̣̋̓͋̽̾̅̾͌̒͌̔̀̎̋͌対̩̦͙̯͙̞̩̩͍̱̅̀͊̆̿̆̽͐̚̚ぜ̙͈̦̠̤̪̯͎͙̮͚̘͎͎͒̀̅̅̈́̈́̋́̓̽͑ͅっ̲̬̣̞͍̘̙̪̱̣̠͈̌̂͆̋̀͌̑͗͊̽͂͋͛͊̚た͎̤̣̖͉̲͓͎̘͉͔͎͍̑͗̀̅͛̊͂͆̒͗͒ͅͅい͓͔̤̟̘̬̤͉͓͑̈̃̓́͆̊͊̓ͅ絶͔͚͓̲̲͔̤̯̠̂̀͌͊͐͗̎͗̓͒̋絶̥̮̦̪̪̜̞͓̜̲̞̜̈̓̑̎́̎͗͛̑̎̽̃ͅͅ絶̰̭̳̝͉̯̮̗̯͓͕̩̙̦́̽̇͗̈́̆͆̓̅͊̓͒̔͋ͅ絶̖͍̗̗̖͚̮͕̳̟̜̥̃̌̓̄̆͌͌̈̓̾̏絶͓̩̜͚͈̣͍̝̱͈̤͎͔̊͆̍͑́̉́̎̇̔̀絶̲̲̫̥̬̤̥͉̦͉͈͖̜͔̞̍̐̀̀́̿̏̄̅̈́͐̅絶͎̪͚͙̝̜̩̖̝͖̞̩̠͕͛̒̃̔̏̿̈́͒̀̓̑͑̔̇絶̣̘͍͕̱̩̱͈̤̜̞͙̞͓̘̱̅̂̉͋̉͋̐̐̂̇͋̆絶̪͓͓̬̗̫͓͙̝͇̦͕͇͗̽͊̾̀̎̇͗̇̀͑̓͛͐͛̇絶̟̝͍͓̯̪̦̪̽͑̓̌̎͂̌̽̏̃に͓͉̟͎̥̟̠̯͔̎̾̽̒̈́͂̊̈̿ͅさ̱͚̫̞̟̤̱̰̮͎̞͛̇̉̉̀͗̊̉͑̍̋̽̑な͙̭̱̱͔̭̞͕͎̠͇̯̌̑̎̓̌́̂̔̆͐̔̄́̚ͅͅい̝̯̜̦̫̗͉͍̖͈̐̀͌̂͊̀̊̈̄̓̅͛̏許̘͈̬̠̤̟͕̘̠͍̭̳̇̅͒̌͑̀͐̒̈̐̚対̤̮̠͔̗̤̠̭̥͌̌̍͐͛͒̆̉̆́!̰͔͍̘͕̠̬̥͔̳̮̬͕͕͋̌̊̑̋̏͑̅́̐̓͐̈́͗̚̚!͕̳̥͔̘̥̜̖̭̳̣̰͖̅͋̉̋͋̎̌͗͌̓͑̑͒̓!̪̪͉̙͈̫̝͍̝̣̭̘̮̂͆̓̑̓́̑̊͛́̾́̍!̫̱͙̫̟͖̮̤͕̣̬͓͉̩̜̳̄̆̆͐̀͒͑͂̈́́̽̓͋́!̬̳͍̙͙̥̜̪̀̄̽̔̽̆͑̈̽͒̀̆͂̚̚!͉͕̠̤̤̞̤̫̳̭̽͋͂̍̓̎̽̒͋͒̐̊͋̚ͅ!̝̘̦̲͍̠͔̘̥͚̠̐̌̂̿̈́̊̓̔̐̓̚!̝͖̫̱͕͓͈͇́̒̀̊̏̀͒͐!̥͓̖̦̫͚͉̮̙͒̅̔̀̊͐̓̈́̐́̚̚!̞̥̗̥̯̤̰̤̔̃̆̈́̐͋͑͑͛͂͑!͉͙͇̦̞͍͕͍̮̣̞̗̟͔̓̂̄͐͂͂̃́̀̚!̮̗͇̟̪̫̱̳̮̞̦̳͑̑́̓̍̉̑̐̈́̓́̒̀ͅ!̯̭̩͕͖͇͉̯͓̘̜͔̓̏͌̈́̉́̄̍͌͋̀͆̆ͅͅ!̱͓̜̠̠̰̮̫̣̩͎͕̝̘̩̜̽͒̂̽̋́̑̈́̉̐!͖̙̦̤̜͕̳͙̐̑̈́̀̈̃̍̀̆̂̊͒ͅ!̭͔̙͉̪̣̜̤̩͚̀͊̉̽̍̽͌͒͂͗̾̔!̭̲̝͖͎̖̭͍̥͍̘̬̅̈́͆͗̈́̑̏͆̐̂̀͌̚





 そうだ。お前は、俺を守る為に無茶するんだ。俺が取引相手だから尊重してくれるんだ。どんなに強くても、どんなに怪物でも、この世界の誰よりも、彼女は俺の身を案じてくれる。

 だから、せめて。



「もう、いい。

 


 今はお前の身を。



「もういいから、やめてくれ。十分だ。もう…………かえ、ろう」

 背中から彼女を抱きしめて、諭すように耳元で囁く。また、それとほぼ同時にコントロールしきれなくなった無法が俺の身体へと降り注ぐ。衣服に火がついて、皮膚が焦げていく。陸地を更地にせんばかりの突風が身体を切り裂いていく。そんな状況でもマキナは傷一つ負わない。

 それなのに俺は、彼女を庇うように押し倒して、身体で覆い隠した。か弱い女の子は、守らないと。

「………………!」

 






 そこで、俺の意識は途絶えている。

 好きな女の子を守れて死ねるなら悔いはない。正に意識が落ちる直前、いつものマキナが戻ってきたのを俺は見逃さなかった。ざまあみろ、メサイア・システム。





 俺の勝ちだ。





 俺のマキナは死んでも、殺させない。

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