第7話
第88回ゴッドウォーは激しい攻防の末、引き分けに終わった
戦いの後気絶した2人はしばらくして気がつく
だんだん冷静になり引き分けに終わったことを理解する2人
状況の把握が済むと空気がどんどん険悪になっていく
「前々から思ってたんだけど…….お姉さまに付きまとって気持ち悪いのよ!創造神なんだからちゃんとしなさいよ!」
おお〜っと第1ラウンドで自分の歳のことについて怒っていたが
今度は思い出した様にノアのハクに対する日頃の態度が、気に入らないと怒るエリーゼ。
どうやら第2ラウンドは口撃によるバトルの様だ
「失礼な!僕はただハクさんの近くで物理的にも精神的にも愛をささやきたいだけだ…愛しいものに愛をささやくのが僕の仕事だ!
お前なんか僕の愛しのハクさんに向かって話しかけても顔を向けられただけで気絶しちゃうじゃないか!ハクさんが困ったようにしてるからやめてくれ!」
ハクの実験が悪化していくのももしかしたら2人から向けられる
ゾワッとする態度を取られてのストレス発散の役割もあるのかもしれ無い。
ここだけの話、ノアからは毎日のように愛のささやき(ラブレター)が届けられている。
エリーゼはお茶に来た敬愛するお姉さまの聖なる金糸(ハクの髪の毛、レア度SSS)聖なる使用済み食器(ハクの使用済み食器、レア度XR)を部屋の聖なる祭壇に奉っている。
毎日ちゃんとお祈りをする
(なぜか、お祈りをするたびに寒気を感じる邪竜が存在する)
ハクは2人からの言い知れない視線に気づいている。それがどういう類のものかわかっていないが鳥肌が止まらない。だが、自身も実験をするようになり技能神ライと意見交換をすることにが多くなった。ライとの話し合いは楽しく1日話し込んでしまうこともある。2人の視線は気持ち悪いがついつい楽しくて遊びに来てしまうハク。
それから1時間近く罵り合った2人。途中からハクさんのことをどっちが深く愛しているかの対決になった。
その対決に割って入る者がいた。
「トォォォォ!その対決ちょっ!待てよ」
「おふざけ作者が何のようですか?」
「神聖な戦いに首を突っ込まないでクズ作者」と乱入してきたのはいつにも増して真剣なキメ顔で対決に乱入する作者。
それを許さない2人。
「ふっ、あまり舐めていると痛い目を見るぜ この邪竜研究の第1人者に勝てるかな?」
「何ですって!隠れてそんな研究をしてたの?そんなのただの変態じゃないですか!」
「お前に言われたくないわ!どこの世界に女神が鼻血垂らしながら気絶するやつがいるんだ!」
「ふっふっふっ…ここに居ますわよ。それにあれは血ではなく聖なる水ですお姉さまに関わると全てが浄化されます。だからあれは、血ではなく清められた聖なる水に近い血です」
「いや、水に近い血って単なる血じゃん」と思わずツッコんでしまうノア。
正論です。更にどんどん三つ巴の口撃が激しくなっていく。
三つ巴の争いは
「あんたそこまでお姉さまのことをわかっているなんて」
「お前こそそれほどまでにハクさんのことを」
とお互いのハクさん愛を認めあい、それはそれは固い握手を交す3人。志を共にする「同志」ができた3人
この3人により一つの提案がなされ発足した新たな勢力がある。
それは、「ハクさんに近づく奴、滅ぼしていいよね?会」である。
理念は「ハクさんに近づく奴は我らHKかHTYHK、うまく略せない!が斬り捨てる」「いいわよ!作者…どんどん斬り捨てて行きましょう」と慈愛の女神がとんでもないことを言う。
愛とは神ですら惑わすらしい。
「では、手始めにハクさん親衛隊なる者がいるとされる
亜人種の国に攻め込もう!」
「何?それは良くない!
すぐに攻め落とさなければ
でも、女の子には手を出すのはまずいから男のみ切ろう」
と早速暴走し始めた新興勢力は早くも全滅の危機に瀕する。
3人は周りに他の神たちがいることを忘れていた。
スフィアとライの耳はばっちりと不穏な内容を捉えていた。そんな物騒なことを見逃すはずがなくスフィアから本気の「メテオ‼︎」を喰らい気絶してしまう我らがHT(にします)
「世界の管理者と生みの親が世界を滅ぼそうとして、どうするのですか!冷静になりなさい!」
だが、1人立ち上がる者がいた!そう我らが作者!
「作者は何があっても不滅です。諦めない!やればでき〜る!!」
そこに待ってましたとばかりに技能神のラリアットが飛んでくる
吹き飛ぶ作者!立ち上がるものはいない我らHT(ハクさんに近づく奴は、滅ぼして良いよね?会)の敗北である。
「とりあえず、バカ共の処理はこんなところか?また、暴走されても面倒だから縛っておこう」
こうして、ノア、エリーゼ、作者はお縄を頂戴されてしまう
次に目を覚ました時、今度は大きな雷を落とされる3人
普段あまり怒らないライが怒るとめっちゃ怖いです
最後の抵抗とばかりに口答えをしたら、3人仲良くメテオを落とされました。
大きなアフロになりお菓子が、いっぱい持ち歩き出来るようになりました。
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