応援コメント

短編 嘘つきな伝書鳩」への応援コメント

  • いい物語を読ませてもらいました。ありがとうございました。切ないお話なのですが、どこか爽やかな余韻が残る作品でしたね。優しさと優しさのぶつかり合い、でも二人を分かつのは病による死なのですね。そこが辛いです。いや、読み手には救いなのかもしれませんが……。
    ともかく、優しさあふれる良作でした。次回作を楽しみにしています。

  • 企画からたどってお邪魔しました。
    主人公の優しさが切ないですね。恋人に怒るというのは、それほど真剣に思っているということで。でもそれは儚い思いと自覚をしていて。
    消え行くことを自覚せざるを得ない彼女がすがる足跡。それに応える主人公。
    とても綺麗な話だと思いました。
    ありがとうございました。

  • 途中で、「あ、そういうことかな」とは思ったのですが、やはり明かされたときには、ぐっと来ました。
    そして、展開は予想通りではあったのですが、彼女からのメッセージの雰囲気が予想外で、読み終わっても、しばらくこの作品から心が離れませんでした。

    残される彼が、彼女のことを引きずることのないように、と。だからこその、あのメッセージ。
    優しい嘘つき同士のやりとりは、それだけでも、かなりくるのですが、彼女が彼に対して最後に選び、残した「自分のあり方」が、ただの切ない話とは一味違う読了感を与えてくれました。
    (ちょっと、分かりにくいですね。すみません。「彼の中で、私はこんなふうに残ってほしい」という、彼女の意図、気持ち、という感じでしょうか)
    良い作品を読ませてくださり、ありがとうございました。

    (Twitterフォローから来ました。
     どんな作品を書かれる方なのか知りたくて、固定ツイートにあった、こちらの作品に参りました。
     私は現在、超長編1作だけを書き続けているので、短編メインの方とは合うところ、合わないところ、いろいろあるかもしれませんが、無理なく緩くお付き合いできればと思います。
     フォロー、どうもありがとうございました。嬉しかったです)

  • 素敵な、それでいてとても切ない、美しい物語でした。
    お互いがお互いを思いながら、嘘を突き通す。こんなにも優しくそして切ない嘘があるのかと思わず涙してしまいました。
    素敵な読書体験をさせていただきました。
    本当にありがとうございました。

    作者からの返信

    ご覧いただきありがとうございます。

    本当のことで相手を傷つけるなら、嘘で傷つけた方が良いと私は思っています。
    もちろん、相手の本当の気持ちは分からないので自分のエゴではあるのですが。

    あなたにとって少しでも有意義な時間になっていれば、嬉しいことこの上ないです。

    改めて、読んでいただきありがとうございました。

  • 読み合い企画から来ました。
    こう、シンプルだからこそ伝えられる、そんな本作でした。
    そして、考察できるような行間や掛け合いの数々。
    それらは、しっかりと地の文が出来ているからこそ、こうして伝わってくるのだと思います。
    今後共に期待していますね。

    作者からの返信

    ご覧いただきありがとうございます。

    地の文を書くのがとても苦手なので、そこを褒めていただけるととても嬉しいです。

    あまり全てを作中で説明しても味気ないなと思って書いているので色々考察して頂けると嬉しいです。

    今後も同じようなテイストのものを書いていきたいと思っているので、良ければ読んでみてください。

    改めて、読んでいただきありがとうございました。

  • 返事の手紙はなんて書いてあったのだろう。
    そこには本音として彼女を想う言葉が書いてあったのだろうか。

    余計な文章がないからこそ、色々と想像が出来て楽しめました。

    素敵な要素が盛り込まれた王道といえるお話ですよね。
    やっぱり王道はいいなと思います。
    いっぱい感動できて、いっぱい感傷に浸って・・・
    心が動かされまくっちゃいました。

    作者からの返信

    ご覧いただきありがとうございます。
    この作品は三題噺で「鳥」「手紙」「不自由」をお題にして書いてみました。

    >>余計な文章がないからこそ、色々と想像が出来て楽しめました。

    ありがとうございます。
    私はこれを書くにあたってあまり過剰な表現を書きたくない、誰にも知られてはいけない思いを書きたいと思っていたので、そう読んでいただいて嬉しいです。
    テーマも誰にも知られてはいけない思いとしてあったので。

    改めて、読んでいただきありがとうございました。

    編集済