第3話
やっとこの小説書くモチベが出来たのでマイペースに更新していきます。
1話と2話ちょっと修正したからもう1回読んでみてね
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落ち着け…落ち着くんだ…ゆっくりと円周率を数えてみよう…3.1415926535………よし。落ち着いたな。
まぁ確認しないことには何も変わらないし一旦スキルとかを確認してみよう
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????? 悪魔(伯爵)
スキル 身体能力10倍 異世界言語
愚者 ?????
罪 虚飾
称号 大罪
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やっぱりステータスが大分変わって居るな…
身体能力強化が身体能力10倍になっているのもでかい。
そして悪魔の横にあった階級が伯爵になっている。この世界の悪魔の階級がゴエティアや
悪魔の偽王国と同じなら総裁や大総裁をスキップしての大出世である。
ちなみに悪魔の階級は騎士から始まり総裁、大総裁、伯爵、大伯爵、公爵、大公爵、侯爵、大侯爵、君主、大君主、王、大王と続き皇帝で終わりである。
厨二病を拗らせていた時にめちゃくちゃ調べた覚えがある。まさかこんな時に役に立つとはな……役に立ってんのかな?まぁいいや。
そして大本命。虚飾と称号の大罪である。
調べた感じ虚飾は嘘を真実にする力らしい。
1日1回と言う誓約こそあれとんでもなくチートである。てかこれがあればリントさんを生き返らせたり…いや、辞めとくか。そもそもこのスキルはリントさんが所持していたし出来るならしているか…。もしかしたら生物には通用しないみたいな誓約があるのかもしれない。その誓約がないならないで生きることに未練はなかったのだろう。
大罪の称号は身体能力の向上と悪系統の生物との親和性が向上である。特にこれといって言うことは無いが俺の身体能力はどれだけ強化されれば気が済むのだろう。今の俺ならパンチでゴブリンぐらい倒せそうである。
そんなことを考えていると耳障りな声のようなものが聞こえてくる。
「ゲッゲッゲ」
身長は多分1m程全身が緑色で顔はキモイ。
完全に俺が知るゴブリンである。
どうやら1匹のようだし今の俺の身体能力を測る礎になってもらおう。無為に死ぬよりかはよっぽど有意義な死だろう。
「ゲッゲッゲ」
さっきとおんなじような耳障りな音を上げゴブリンが俺に接近してくる。初めて魔物と戦うと言うのに妙に落ち着いてる自分に驚く。
まぁ落ち着いてる分には大丈夫だろう。
それに今気付いたが動体視力もえげつないほど強化されている。ゴブリンの動きが手に取るようにわかる。改めて見るとゴブリンってやっぱり気持ち悪いな。それはさておき動体視力に体が着いてくるのか調べるためゴブリンの攻撃を何回か見切って避ける。十分に体を動かせるが確認できたため一旦ゴブリンを殴ってみようと思う。
「そりゃっ!」
ズバンッ!
「…………………え?」
あまり力も込めていなかった俺のパンチはゴブリンのお腹に風穴を空ける。
TRPGならすぐさまSAN値チェックが入りそうなグロ画像なのだが何故か俺の心は傷んだ様子がまるでない。これも悪魔になったからであろうか。その問いに答えてくれるものは残念ながら近くに居ない。俺の近くに居るのは風穴の空いたゴブリン1匹だけである。
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ゴブリンを倒しました
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それから少しだけしてそんなアナウンスが頭に響く、どうやらレベルアップはしないみた
いだ。まぁゴブリン1匹だけだし当然か。
てかこれからどうしたら良いのかね俺は。
この森抜ける道が分からないんだよな……あっそうだ。
俺はおもむろに大きく腕を降って空高くジャンプする。予想通りとんでもない高さまで飛べた。そこから下を眺めてみて分かったのはこの森がとてつもなくでかいと言う事だけだった。ざけんな。
てか着地どうするか決めてなかったなぁと、俺は落ちながら考える。足で着地したら折れそうだなぁ等と考えていたら地面がもう目前だった。
どうやらこの体は高い位置から落ちても平気なようだ。俺は地面に頭を突き刺しながらそう思った。
これからはもっと後のことを考えて行動しよう。俺は当たり前のことを思ったのだった。
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多分4話は土日のどちらかに投稿されると思う
謎のじじいにクラス転移させられたら俺だけ悪魔だった。他の人天使なんだけど… 久呂 @rindou_SMRG
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