彼女を元カノにNTRれた

プロローグ

彼女が元カノに寝とられた

そう言ってもよく分からない人が多いだろう

でも、僕の、今村駿の彼女はたった今、元カノに寝とられました

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僕には彼女がいる

今年から付き合いはじめた

めっちゃ可愛い

多分学校1可愛いだろう

たった今、そんな彼女を待っている

「ごめんなさい。待ちましたか？」

おっと来たようだ。

そろそろ行かないと遅刻だな

「じゃあ、行こうか」

「はい。」

僕は度々おもう、

ほんとにこんなに可愛い彼女と付き合っててもいいのか

僕は彼女と釣り合ってるのか

それを聞く度、彼女は

「私はあなたが好きです。釣り合うとか釣り合わないとか関係ないです」

そんなふうに言い返してくる

そう言われると何も言い返せなくなる

彩乃と雑談していると

いつの間にか学校に着いていた

「それじゃあまた昼休みに会いましょう」

彼女と別れ、教室に向かう。

教室に入ると

僕の友人の智也が話しかけてきた

「ヨーヨーリア充さんよー、今日も朝からイチャイチャですかぁー？」

「うるさいなぁ、お前も作ればいいだろう」

「そんな簡単に言うなよー」

他愛も無い話をしてると先生が入って来る

今日も普通の生活が始まる、そう思っていた

キーンコーンカーンコーン

ふぅ、終わったぁ

ピコン

メールが来た。相手は彩乃だ

『生徒会室で待っててください！』

彩乃は生徒会長だ。だからその特権てきなので自由に使えるらしい

「お前も来るか？」

「んーじゃ、お邪魔しようかな」

そこは遠慮するだろ。

ん♥ あっん。

「おい、何か聞こえないか。」

生徒会室の前に着くと変な声が聞こえた

何だこの声。

生徒会室で、何かやってるのか。

「見てみるか？」

「そう、だな」

ギーーン

「ん、ぁぁ、やめて、いっちゃう」

「んぁぁぁぁ。 はぁ、はぁ」

「すごい出てるね」

うそ、だろ

バレないようにドアを閉める

「おい、どういうことだよ。お前たち付き合ってるんじゃないのかよ？」

「付き合ってるよ。」

「じゃああいつに寝盗られたのか。しかもあいつ、お前の元カノじゃなかったか？」

「とりあえず、駿、入って事実確認をしよう」

「そう、だな」

ギーーン

生徒会室に入ると

彩乃は青ざめた顔でこちらを見ていた

「ふふ、見てたようね」

そして元カノこと 松山夏海（まつやまなつみ）は 笑って僕にそう言った