「魔界と始祖」

…ここは天界。現世で死んでしまった人たちが来る天国

そんな天国だがここ生まれの天使などもいてスタッフとしてはたくさんいる話である

神様。天界を統治する人は基本神殿にいてあれこれ指示をする。しかしあれこれ言わなくてもスタッフは有能なので大丈夫だ

有能というかそんな天界に来た選ばれし者が神の前にいた。4人ともとりあえずお辞儀をしていた

ウリエル、轢沙子、デス、デーモンロード。彼らは現世で色々と実績を残してここでは有名な人となっている

ウリエルは天魔戦争の勝利者で、デーモンロードは天魔戦争で敗北したものの良き高位悪魔として

轢沙子はダークロード戦争の立役者で、デスは元々亡霊のトップで有能とされ…色々とできる人たちだからだ

そんな4人は今神の前にいる。神は4人に言う

神「…我が有能たる4人よ。今日も1日この天界を良くするためにしてほしい」

神がそう言うとウリエルは言う

ウリエル「ははー。神よ」

ウリエルが言うと神が一言付け足すように言う

神「そうだ。前に言ってたヴァルティエルの件。裏世界と天界を行き来しないように封印をしておいた。お前達が嫌がってたからな…。

我もヴァルティエルがここで仲間を勝手に集めているのはとても不愉快であった。よって、ヴァルティエルは二度とここへは行けない。

だから今後は安心するといい。現世でここへ行けるのを限りなく少なくしておいた」

ほっ…4人は安心した。あんなおかしいヴァルティエルがここへは来れないというのは何よりも安心する

ウリエル「有難き幸せでございます」

神「よし。じゃあ下がってよいぞ」

そう言うと4人は神の間から離れた。4人が去ると神はぼそっと言う

神「…心を読んだが全員嬉しそうな心だったな」


神殿を離れて庭園に行く。轢沙子、ウリエル、デーモンロード、デスは相変わらず仲良しなグループになっていた

いつもこの4人で天界の仕事をする。それだけで十分に嬉しいからだ。ついでに巫女達もそう

ウリエル「いやいや。ヴァルティエルめ、貴様が来ると不愉快なんだ。神の天罰を食らったな」

ウリエルが言うとデーモンロードは笑いながら言う

デーモンロード「ウリエル殿の言うとおり。彼女はあまりにも強引すぎる。だが封印しても笑ってそうなイメージがあるがな」

轢沙子「デーモンロードの意見と同じよ。またどこかに出没して仲間増やすのでしょうね」

デス「二度と会いたくないです」

ウリエル「デスの言う通りだな。我も会いたくない」

そう言うと4人は庭園へと向かう。ここでは天界の憩いの場として色々な既に亡くなった人達が色々といる庭園

花は咲き誇り、樹木は緑で生い茂っていて穏やかであり、何よりきれいな水がある

ここで話すのは一番良い。とても良い環境である。4人はちょうど椅子とテーブルがある場所へと座る

ふー…一息つく。すると早速ウリエルは言う

ウリエル「…ここへは何度来ても楽園に思える。広い天界の中でもかなり良き場所だ」

轢沙子「そうね。とても良い場所だわ」

ちょっとだけ間が空く。ほっと一息できるからだろう。デーモンロードが言う

デーモンロード「…そういえば私がここにいる間に死んだ悪魔達の情報で、魔界は今とても良い雰囲気だって聞く」

魔界?デスと轢沙子は疑問に思った

デス「魔界ってどこですか?」

轢沙子「そこ知らないわね」

おっと。現世出身の轢沙子とデスは知らなかったか。デーモンロードは説明する

デーモンロード「現世…いわゆるハイテラから宇宙の向こう側にある惑星だ。ヴォルトロスと言われている。これを魔界よ呼ぶ。

そこは悪魔、亡霊、不死。それしかおらずかなりファンタジーな雰囲気がする場所だ。私はそこからここへ来ていたんだ」

そう言うとデスと轢沙子は言う

デス「へーそうなんですか。知らなかったです」

轢沙子「現世、地獄、ここ天界、そして…言いたくないけど裏世界…様々な世界があるものねえ」

デーモンロードは更に説明をする

デーモンロード「現在、魔界を支配してるのはヴォルトロス15世。そして副王の存在もいてイクナグンニスススズがいる」

なんだそのギャグな名前は…

ウリエル「待てデーモンロード。副王の名前が極めて意味わからないのだが」

ウリエルが言うとデーモンロードはもう一度言う

デーモンロード「うん?イクナグンニスススズだ」

デス「いく…いくね…いくなくん…」

デスが全く読めない言葉だった

轢沙子「あーもーめんどくさい!何よその変な名前した副王は!」

轢沙子が言うとデーモンロードは改めて説明する

デーモンロード「彼女は副王として統治と魔王の補佐をしている。名前はたしかに言いづらいが良い人だ。邪神の一人らしいぞ。

長年副王として降臨していてもしかしたら魔王になるとも言われている。私が現世に来たとき、最後に彼女に挨拶してハイテラに来た。

…とても良い人物…いや、邪神だ。長くて言い方が難しいからスズ副王と呼ばれているがな」

そういう言い方があるなら最初から説明してほしい…轢沙子とデスは心から思った

ウリエル「よく知ってるなデーモンロード。貴様、ここにいるのに?」

デーモンロード「もう一度言うがヴォルトロスで亡くなった悪魔達がここへ来てるからだ。なぜかこの星の天界に来てるらしいぞ」

ウリエル「ほー?そうなのか」

改めてデーモンロードは3人を見渡して言う

デーモンロード「その悪魔達と話して今のヴォルトロスの状況を聞いてる。良い雰囲気をした魔界にはなってる」

轢沙子「で、その副王ってどんな風貌してるの?」

デーモンロード「そうだな。いつも火属性の鎧を着ていてフルフェイスみたいな兜をしている。何も戦争など無いのに重装備だぞ」

そう言われると轢沙子とデスは頭でイメージする。火属性とはわからないがフルフェイスというと顔出しNGなのだろうか?

デス「じゃあそのスズさんは一切顔出ししないんですね?」

デーモンロード「いや?あくまでも公務をしているだけであってオフのときは顔出ししている。意外と美人だ」

轢沙子「完全NGってわけじゃないのね」

思うとそのスズという存在は魔界にとって大きい存在なのだろう。副王というより魔王補佐という感じか

デーモンロード「しかしな。現在その魔界への道は封鎖されている。なんでだかわかるか?」

デーモンロードが通った魔界の道は今はない…どうしてなのか?だが3人はすぐにわかった

轢沙子「…ダークロード?」

轢沙子が言うとデーモンロードは言う

デーモンロード「正解だ。奴は魔界出身でハイテラの存在を知っていて、ハイテラを闇の世界へいざなうように支配した。

まあ轢沙子殿と巫女殿が奴を成敗してくれて非常に助かった。その時の魔王がこの話を重く受け止めて封印をした」

ふぅ…デーモンロードは軽いため息をつく。やはり悪者が野心ありきな行動をしてしまうと魔王とは言えどがっかりしてしまうのだろう

轢沙子「デーモンロードに言われて初めて知ったわね」

ウリエル「あのときは天界ですら現世を救おうとできなかったからな…」

デス「そういえば聞いたんですけど、あまりにも長い期間ここへいると現世に二度と肉体は保持できないんですよね?」

デスがそう言うとウリエルは説明する

ウリエル「そうだ。例えば我とデーモンロードはもう数百年も天界にいるから現世に降り立てない。地獄行きしてもそうだ。

轢沙子のような特別な話もあるが、基本的には天界に住んでる時間が長いと下界に肉体を保持したままでは無理だ」

轢沙子「私はどうして肉体を保持したまま行けたのかしらね」

ウリエル「わからん。だが轢沙子はちゃんと天界に戻ってこれたからそれでいいだろ?」

轢沙子「そうね。でも現世に友達を残して寂しい思いはしたけど…やっぱり巫女達が好きだからこそ、ここへ再び来たから…」

そう言うと轢沙子はうつむく

デーモンロード「そういえば…スズ殿もアザトースに会いたいとは言ってたな…」

ウリエル「そうなのか」

その言葉を言うとウリエルは3人とは違う方向に顔を向ける。…誰も来てないな。そう思った

もしまた何らかの理由でヴァルティエルが来たら今度こそ力づくで追い返そうと思ったが今はいない。安心すると共にほっとした

しかし、誰か来たことがわかった。ヴァルティエルでは無い。その人はゆっくりと4人の場所へと近づく

ウリエルは驚きもせずにいた。その人は、とても高貴な姿をしている

猫のような顔。猫のようなひげを持つ顔。猫耳のある頭。猫のような体毛のある身体。近づいた時点でウリエルは言う

ウリエル「バースト!」

そう言うと彼女は初めて口を開いた

バースト「こんにちはみんな。バーストよ」

4人はバーストのほうに向く。彼女は現世では既にいない獣人と呼ばれる種族。この前現世で亡くなり、ここへ来た

轢沙子「あらバースト。こんにちは」

デス「バーストさん!可愛い顔してますね!」

デーモンロード「やあバースト殿」

4人が挨拶するとバーストは4人の前まで近寄る

バースト「あなた達がいるかなって思ってここまで来たの」

そう言うとバーストは笑顔になる。バーストは現在ハーフアニマル達の統治をしており旧き神と呼ばれる存在である

とても優しい獣人の始祖とも言わている。また色々な邪神も知っており情報通などと呼ばれたりもする

ウリエル「バースト…貴様…下界で唯一の獣人だったが、死んでしまって残念だな」

ウリエルがそう言うとバーストはうつむく

バースト「そうね…私はアトラ・ムーで暮らしてたんだけど、もう肉体が限界を迎えて病院で亡くなったわ。まだやることがあったのに。

でも、ここへ来たらたくさんの私の同志がたくさんいて嬉しかったわ。私は獣人の始祖。それだけなの」

ここまで言うと彼女は元の視線に戻す。バーストは獣人の始祖としてアトラ・ムーで生き、そして天界へ上がっていった

轢沙子「あんたのその猫の獣人っていうのはとてもいいわね。っていうか旧き神ね」

バースト「ええ。猫って意外と神格化されることが多いし私もその一人。だからこそもっと長生きしたかったけどね」

しかしこのバースト。獣人としてはとても人間らしい獣人である

バースト「…でもね。ここはハーフアニマルだったり私の親族がいたりして嬉しい気分になるわ」

デス「天界は色々な種族がいますものね」

そう言うとバーストは微笑みの表情を作った。やはり同じ種族がいると嬉しい気分になるのだろう

轢沙子「邪神ってたくさんいるけど…旧き神はどれぐらいいるのかしらね?」

轢沙子が言うとバーストはわかってるかのように説明をする

バースト「まず私、バースト。次にノーデンスという旧き神のリーダー。まあ彼は銀河をあっちこっちへ移動するさすらいの旧き神ね。

イシスっていう…魔女だけど今はどこにいるのかしらね。あとヤードサダジっていうヨグソトースの親戚もいるわ。

アトラ・ムーにいるクタニドも旧き神だけど天使扱いされているわ。…そんな感じかしらね?」

へえ。色々といるのだなあ。聞いた4人は納得した

ウリエル「しかし今は旧き神と邪神は仲悪いというわけではないと聞く。仲悪いと全面戦争になってしまうからな」

バースト「そうね。それは控えたいわね」

ここまで言うとバーストが言う

バースト「…そういえば、神様っているけど正式名称なんてあるのかしら?」

バーストがウリエルに向けて言った。ウリエルは答える

ウリエル「神は熾天使と呼ばれてセラフィム様と言う。セラフィム様と呼ぶここの天使はいないから通称神だがな」

バースト「ずいぶん長い間神様を勤めているのね?」

ウリエル「ああ。我がここに来たときからセラフィム様はいるぞ」

轢沙子、デス、デーモンロードは初めて聞いた。神様にもきちんと名前があるとは

デーモンロード「じゃあセラフィム殿は寿命という寿命はないのだな?邪神と同じだな」

デーモンロードが言うとウリエルは見渡すように言う

ウリエル「そうだな。バーストのように寿命を迎えてしまう場合もあるが、基本的には寿命がない」

ウリエルが言うとバーストはがっかりするように言う

バースト「…私も長く生きてほしかったわ」

轢沙子「旧き神で獣人のリーダーなのにね。バースト、その気持ちはわかるわ」

彼女が言うとバーストはまた目線を前に戻した

バースト「そうだ。ここの天界には修行の地があるって聞いたけど?」

ああ、修行の地か。轢沙子が言う

轢沙子「もしかして修行、したい?」

バーストは笑顔で言う

バースト「ええ。また何かあったら今度はあなた達のように補佐したいわ」

そう言うと轢沙子は椅子から立ち上がる

轢沙子「わかったわ。貴女のような旧き神なら修行ができるでしょう。今巫女達が修行の地にいるから、早速案内してあげる」

轢沙子が言うとバーストを案内することにした。轢沙子とバーストは修行の地まで行く

轢沙子「じゃあちょっと行ってくるわね」

ウリエル「ああ。行ってこい」

デス「行ってらっしゃい2人とも」

デーモンロード「バースト、気をつけてな」

3人が言うと轢沙子とバーストはその場を立ち去る。残った3人はまた改めて話す

ウリエル「しかしああやって前向きな人物がいるのだな」

デーモンロード「私も修行すべきだろうか」

ウリエル「デーモンロード。貴様は悪魔達の統治をしてくれればいい。無理する必要はないぞ」

デス「じゃあ私も亡霊達にコンタクトを取りますか」

ウリエル「デスもそうしてくれ」

そう言うとウリエルは周りを見渡す。もう誰も来ないな。ウリエルは引き続き3人との会話をした


轢沙子「…というわけで連れてきたわ、トウコ」

そう言うと修行の地へとたどりついた轢沙子とバースト。バーストは喜んでいた

バースト「嬉しいわ。ここで修行して天使に近い存在にしたいわ」

トウコ「おう。じゃあバーストさん、こっちだ」

トウコとバーストは修行の場所まで行く。轢沙子はとりあえず連れてきておいてよかったと思った

轢沙子「…バーストは自分に厳しい人なのかしらね。でも…修行するなら種族は関係ないし良いことね」

轢沙子は言うとそろそろ帰ろうとした。しかし、1人が轢沙子に近寄った

その姿はどこか悪魔のようで、威圧感のある人物だった。デーモンロードに近い服装をした、そんな姿だった

?「君が天界の人、轢沙子殿かな?」

言われるとその言葉で轢沙子は振り返る。おや、この人が誰だろう?あまり見たことない人であった

轢沙子「あらあなた…どちらさま?」

そう言うとその人物は言う

?「私は元ヴォルトロス15世、ここでは…まあバイカと呼んでくれ。本名がそうだからな」

ヴォルトロス15世…ん??デーモンロードがさっき言ってたヴォルトロス15世?なぜここにいるのだろうか?

デーモンロードが言ってたが魔界でも死ぬとこっちへやってくるとは聞いたが、なぜここに?

轢沙子「え?あなた…ヴォルトロスってことは魔界の支配者…でしょ?もしかして死んでしまったの?」

彼は答える

バイカ「実は前に私自身が亡くなってしまったんだ。まだ16歳になる娘を置いてね…」

なんと。さっき教えてもらった魔界の人物がまさかここへ来るなんて。こんなタイミングで来たことが驚きである

轢沙子「ちょ、ちょっと待って。だったらデーモンロードに会ったほうがいいと思うわ。案内するから」

バイカ「デーモンロード殿?わかった。同じ悪魔なら見に行きたい」

バイカがそう言うと2人でまだいるであろう庭園へと案内する


一方、ウリエルはそろそろ仕事があると言い神殿に戻りデーモンロードとデスだけが庭園にいた

キレイな噴水の広場でのんびりしていた

デーモンロード「しかしとまあここの雰囲気がとてもいい。現世とは比べ物にならない」

デス「私は地獄にいましたけど…天界がとてもいい場所なんだなって思いました」

そう言うとデスは魔界について質問があった

デス「そういえばデーモンロード様。その魔界はここへ通じてるって話…そうするとその前の魔界の支配者もここへ来てるんですか?」

デーモンロード「そうだな。しかしどこに居ないのだ。私も一応巡ってはいたがどこに居ない。地獄にいるのか、または別にいるのか…」

地獄でもない別の場所…不思議に思ったデスだった。だがここは下界並にでかい世界。どこかにいるのかもしれない

デス「ヴォルトロスの前の支配者に会えるといいですね」

デーモンロード「ふむ。是非ともお会いしたい」

すると噴水の向こう側から声が届いた。轢沙子であった

轢沙子「デーモンロードー!デスー!」

2人が声のほうに向くと轢沙子と悪魔らしい格好をした人物が来た。轢沙子と悪魔が近寄る

デーモンロード「おや。轢沙子殿どうした。その人は?」

轢沙子「ヴォルトロス15世、バイカっていう前に亡くなったばかりの人なんだけど…デーモンロードに会いたいって」

デーモンロードとデスは轢沙子と同じように驚いた。さっき言った人がまさかここにいたとは

デーモンロード「な、なんと」

デス「ヴォルトロス15世様ですって!?」

そう言うとヴォルトロス15世もといバイカが言う

バイカ「やあ。デーモンロード殿という立派な悪魔がいると聞いてここへ来た。バイカと呼んでくれ」

デーモンロード「…そうか。バイカ殿。私はデーモンロード。現世の元魔王だ」

デス「私は一応亡霊のトップだったデスと言います」

2人が言うとバイカは笑顔を作った

バイカ「良かった。私も以前はヴォルトロスを支配してたが…あいにく亡くなってしまってな…娘を残したまま、ここへ来たんだ」

デス「バイカ様には子供がいたんですね」

そう言うと更に言う

バイカ「カイトという娘でな。まだ16歳だ。私は急に死んでしまい…不安を抱えたままここへ来てしまった」

バイカが言うと落ち込むようなそぶりを見せた

デーモンロード「そうだったのか…残念だったなバイカ殿。だが、そなたの部下は優秀なのだろう?」

彼が言うとバイカはデーモンロードとデスの方向に顔を向ける

バイカ「ああ。イクナグンニスススズ副王と軍師のリッチ。その他大勢の部下達…しかし我が娘はまだ若い。だから心配でもある」

バイカが言うと深いため息をつく。とても心配なのだろう

デーモンロード「大丈夫だ。部下が優秀ならそれでいい。きっと引き継いだ娘も頑張って魔王になるだろう」

デス「そうですよ。バイカ様の言う通り部下が優秀だというのならそれで十分です」

轢沙子「そうよバイカ。急に亡くなったのは残念だけど、心配いらないわよ。安心しなさい」

3人に言われるとバイカは安心した顔になる

バイカ「…そうだな。君達に言われてそう思った。だから…安心する」

そう言うとバイカは空を見上げた。何も曇りの無い空。ここだから見える晴天。それを見ると更に安心をした

バイカ「あとは…成り行きに任せよう…」

バイカはぽつりとつぶやいた


天界の空

雲一つも無い空。また一人有名な人がここへやってきた




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